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ニト朗+(風紀委員)のブログ一覧

2022年06月28日 イイね!

おとなのオモチャ



パンプキンもおおむね作業を終了したのでビートルの仕上げに集中しよう.



ゼッケンナンバーを入れたら骨折ギブスのようにボディに固められたマスキングを外す事ができる.
退院みたいや.



ナンバーを塗装で入れようと決めた時にはマスキングの切り出しが成功するか不安だった.いまでは確実な方法を見つけたので(酒を飲まずに)手を動かすだけだ.
ガイアのウルトラマリンという塗料を使ったのですが、この画像をLightroomで見たら青が飽和してました.この青、物凄い顔料です.



日曜に屋外でこのボディでパンプキンを走らせた.
もちろん横転などさせず丁寧に走った.
高い車高だがダンパーの動きは良好で路面に吸い付いて良く走った.
純正の状態はオイルダンパーがないのでしっとりとは走らない.
(スプリングだけで跳ねて走るのが本来の持ち味でもある)



文句なくこれはオモチャだのだが、スケールモデルでもある.
このような性格はタミヤならでは、他社ではここまでのスケールモデル性は与えないだろう(くらいのことは言える様になった).
それに応える仕上げっぷりにはなったと思う.



タミヤ、当時の、それは70年代後半としよう、はだ、とにかくアメリカの車文化の奥深さを「1/10RCカー」で子供たちに体験させようとしたのだ.アメリカ人はまさにクルマをオモチャにして「遊んで」いたのだ.



モンスタートラックやサンドバギー、そんな「クルマをオモチャ」にして遊んでいるアメリカのオトナに、タミヤは憧れたのだ.
それを小さくして、しかし手抜きせず、オモチャではあるがオモチャを超えたものとして.RCカーを企画制作したのだ.
全世界の子供と、心が子供の大人に.
、、、断言していいと思う.



実体験はないので推測でしかないが、当時はバギー車やツーリングカーでは恐らく京商やヨコモの方がタミヤ製品よりパフォーマンス的に優位な製品があったのではないか?しかしクルマ文化、それはアメリカ特有のものであるかも知れないが、その文化の匂いがするのがタミヤのRCカーだったのではないか?
、、、と思う.



スケールモデルのタミヤらしくスチロールボディで成型された製品は性能的には重くて不利なのだが独特の存在感がある.
タミヤのRCカーには(戦争で勝ったアメリカの)大人のオモチャを模した子供のおもちゃと偽りながらクルマ文化までもがプラスチック樹脂に混ぜ込まれた本気のオモチャだったのではないかと、思ったり.



シンプルで巧みな設計はどんなに乱暴に走っても壊れる気がしない.
ボディ以外はね.
外から帰ったらボディをお掃除タオルでぬぐってからオートグリムの・・・
これがまた楽しいのですよ.



ロールバーと補助ライトにはひと捻りしようと思っています.
クロームパーツにも保護のためクリアを塗ったので恐ろしくキレイになりました.



使うつもりで買ってきたパーツが見当たらない事が多く、一目でわかるように壁に掛けることにしました.
Posted at 2022/06/28 23:27:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | model | 日記
2022年06月25日 イイね!

パンプキンのクリアコート



デカールを貼り終えたボディは一度洗剤と柔らかい刷毛で水洗い、指の跡やホコリをさっぱり洗い流す.
水分は拭きとらずにエアでスイープする.
そのままそっとおいて、仕事に出かけて帰宅したらクリアを塗ろう.



エアブラシは0.7ミリノズルのウエーブのもの.
エボリューションの様な精密工芸品のような雰囲気はなし.
残念だけど道具以上の特別な何かはない.



調合と希釈、最も重要な手順.電卓で確認しながら重量で調合する.
本当は比重を測りたかったけれどそのために瓶を空けるのもどうかと.
しかし重さで調合するしかないのだから空き瓶を使ってでも比重を調べるべきだったと反省.
心持ちユル目に調合したつもり.



ハイ塗りました.
塗装は、終わればあっという間の事だけど、その間は旅をしているような気分です.
何言ってるかわかりませんね.



こうして写真を撮っても質感は余り現れませんね.



こうしてほぼ最後の重要な工程を終えて、たぶん日曜には外を走ることでしょう.
メッキをハイターで落とすところから初めたボディが、ようやくここまできました.



先に着手したビートルはまだ少し手間がかかります.
パンプキンは軽く仕上げるつもりでしたが、やりはじめるとどんどん手が込んでしまいました.
このような大きなボディを仕上げるのは楽しかったです.



フタは新しいものを使っていますが、35年以上使ってきた洗いシンナー用の瓶.
この大きさがたまらなく使い良い.

洗浄用シンナーは汚れることなく減ったら足しています.
洗う手際の良さは自信があります.
エアブラシや筆に塗料をいっさい残さぬことだけ考えています.
片方の瓶には安価なアセトン、もう一つはガイアのツールウォッシュです.
どちらもケチってはダメです.



実は練習のつもりで、昨夜先行して10ccだけ調合して塗ったふたつのパーツ.
少しホコリが乗ってしまいました.
静電気を落とす意味でも直前に水洗いすべきだった.

塗料が少し固くエアがやや強かったので部分的に溜まったり垂れたりしてしまいました.
今日はそれを修整してボディを塗りました.

実はこのボディの塗装自体がビートルの本番の練習のつもりでした.
ボディのデカさに見合った、得るものが大きな練習になりました.
Posted at 2022/06/25 00:04:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | model | 日記
2022年06月24日 イイね!

TOYSHOP WE'RE NOT



この”FORD”の文字は現在使用することができず、本来金型にモールドされていた文字は削除され、代わりに”TAMIYA”のデカールを貼る部分とされています.

なんと寂しい.

来月発売のフォード・ブロンコ(2021)は版権許諾を得ていますが、
現在は酒類スポンサーのロゴ、タバコスポンサーのロゴなど、モータスポーツ車両にデザインされていたほとんどが使用不能となり、そのせいで再販されることがない車種も多いのです.

なんと寂しい.

もちろん自己責任で二次製作の製品を購入しあるいは自作して、自分好みの、あるいは歴代のレース車両その物を再現することは、できます.
ただそれをタミヤが行うことはできない.



それでも版権がまだ切れていない製品も皆無ではなく、このランチャ037は1983年のモンテカルロ優勝車を再現しています.
デルタインテグラーレのモンテカルロ仕様も健在です.

しかしやがて発売できなくなるかもしれない(らしい).
今のうちにボディだけでもスペアを確保しておいた方が良いかも.

なんと寂しい.



ブロックヘッドモータースというブランドのデカールを使用しました.
スポンサーデカールも同社で発売しているもの.
なんとなくありそうな、架空のスポンサーです.
現在のタミヤ製品では「見たことがあるけど少し違う」架空スポンサーロゴに変更されてしまっていて、そのイメージはすごく寂しい.



ブロックヘッドのデカールはサイズ、形状、デザイン、そして色使いが実にセンス良く、ある意味実在のスポンサーロゴよりもバランスよく美しく配置できます.
今回は色や大きさを優先させて、数日吟味して配置しました.
イメージしていたものより数段良い雰囲気のボディになりました.

以前は短絡的にオリジナルのスポンサーロゴにこだわろうとした時期があったのですが、実在しない車種のものとしてはこちらの方が断然良い.
ブロックヘッド・モータースはRCカーを「小学生のオモチャ」ではなく、高度なデザインセンスを与える事で大人が楽しむカルチャーとして再認識させています.

いっさい手抜きなしで、最新の注意を払って.

”TOYSHOP WE'RE NOT"

なんですよ.
Posted at 2022/06/24 03:06:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | model | 日記
2022年06月19日 イイね!

ボディの仕上げ作業



RCカーのメンテナンスはこちらの自由に動くテーブルを使っています.
基本的に砂粒一つでも発見できます.
絶対的にクリーンなスペースです.

画像下端でトップの厚みが歪んでいるのはEF28並単の開放F1.8の収差.
樽型が押さえられていて驚き.
これは良いレンズ.



0.5ミリのプラバンからフォードの文字を切り出しています.
プラ用に新しいチップを買ってきました.
作業を進めて必要になるツールを買って来ます.



ハイできました.
イメージした通りに工作できました.
実現可能な方法は経験からイメージします.
財前五郎がオペの手順をエアで確認する、あれに近い感覚です.



拡大鏡を使うようになって精密作業が抜群にラクになりました.
長時間装着では鼻が痛くなりますが見えさえすればなんとかなります.
見えさえすれば、手を出せるのです.



20年以上前にジョーシンの店員に強く薦められて買った本機は今でも新品が買えますし、全てのパーツが入手できます.
恐らく将来ずっとそうだと思います.
本当に愛着をこめて使っています.



この時点でボディ裏をエナメルのつや消し黒で筆で塗っておきます.
筆を使ったら完全に洗ってこのトリートメントで整えておきます.
大胆ですがどぼんと浸けて余分を拭きとって整えます.
毛の根元に本材をしみ込ませてしまいます.
塗料を吸い込むのを少し防げるかと.

一生使い切らんと思いましたが、あんがいそうでもないくらい毎日使ってます.



フォードを正確にセットします.
絶対失敗できないのでたいへん緊張します.
特有のモデラーの緊張感を久しぶりに味わいました.
ああ、これだ、この感覚だ.



接着剤を流し込んで固定します.
作業台には清潔な紙を敷いてありますが、小さな刷毛の接着剤の含み具合などは紙に吸わせて確認できます.
刷毛がどれくらいの量の接着剤を持っているかを覚えて作業します.



テールライトを粘着タックでマスキングします.



ハイ塗りました.塗料は恐る恐る30年前のマルーンを.何度かシンナーを足したのでフタを空けると生きていました.
驚いた.



切り出したデカールの位置決めは少量のマスキングゾルで.
迷ったり変えたりしながら気が済むまで行います.
これは何日かかけて吟味した方が良い.



ドアハンドルを塗りわすれていたのでサークルマスキングを使ってマスキングします.このように使ってから直線のテープを足せば簡単です.
見えさえすれば小さくても貼れます.
筆でぺとっと塗ってもそれまでですが、良いシルバーを吹くと仕上がりが違うことを知っているので.



ハイできました.
確実に実現可能な手順を考えるまでが仕事です.



スミ入れをしました.
今じゃスミ入れ塗料まで用意されてて、それを使ったらまあ、ラクなこと.



ここまできたらもう慌てずに.
モデラーの感覚はかなり戻ってきました.
手先の器用さなど必要ではなく、手順をイメージして構成することこそモデラー感覚です.
Posted at 2022/06/19 01:27:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | model | 日記
2022年06月17日 イイね!

これなしではどうにもなりません



WD40とナイロン刷毛でレンズの外装掃除を.
で、ボディのグリップのシボにも使ったけれど、素晴らしい仕上がり.
もうこれなしではどうにもなりません.



ウインドウスクリーンのベゼルの塗装.





なくてはならないツール.
Sから4Lまで充実したサイズ、お高い気がするが一度でも使うとこれなしではどうにもなりません.



アールに合うものを選んで1/4にカットして使います.



アールを大きくしたい時は切り込みを入れれば広げられます.



直線ではなく無理にマスキングで曲げられなければ「曲面貼りマスキング」が便利.外部はマスカーで覆って0.2ノズルのハンドピースでガイアのステンレスシルバー、薄く重ねるように、希釈は速乾シンナーで.



希釈は正確に、リターダー添加ではなくブラシマスターで1:2から少し加減して濃いめにしています.

クレオスのGXクリアーは大変良い印象で、長年共に仕事をしているような信頼感があります.このボディはクレオスのサフェエーサー1200→クレオスベースホワイト1000→ホルツのカー用シャストホワイト→クレオスGX1000スーパークリアIII→クレオス#76メタリックブルー、です.
やはりマスキングテープあとがわずかに残っているので、これからガイアのEXクリアを一度だけ乗せてデカールを貼ります.
深夜の作業でクレオスのクリアの買い置きがなかったのでガイアを使います.

ガイアのEXクリアは常時品薄なので運良く模型店で見かけたらとりあえず買うようにしています.クレオスもガイアも素晴らしいクリアで、これなしではどうにもなりません.

Posted at 2022/06/17 03:24:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | model | 日記

プロフィール

「ブログ画像リンクめっちゃ切れとる、参院選前にちゃんとしておかないと。」
何シテル?   06/04 19:44
日本おわん組合 代表理事組合長 日本ロードスター学術会議 会員 ロードスター高校 風紀委員 ロードスター国家安産保障庁(2021/3/8初孫誕生につき退任...
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