とりあえず、バンパー絡みの発注数ミスの部品については改めて2個注文を入れました。
最低注文金額があるとの事だったので、
仕方ないからそれほど急を要しない小部品を2種類ほど買いました。
送料を抑えるために一番小さい箱で送ってくれるとの事でしたが、
果たして幾らになるやら(苦笑)。
まぁ、やっちまった事は仕方ないですな(笑)。
一方、発注すらしていなかった方の部品3種類に付きましては、
何と、全て国内在庫があったとの事で、明日入荷の予定になっております。
さて、またエアバルブネタで御座いますが、
今日はその周辺部品の実物をご覧に入れましょう。
一番上がサーモスタットのウォータージャケットでその下がサーモスタット、
一番下がスライド(エア)バルブAssy.でその右隣りがエアバルブハウジングとなっています。
こないだ自己在庫確認をしたシールリングはサーモスタットの筒部を潜らせて
鍔になっている部分に位置し、
ウォータージャケットをサーモスタットに被せた上で
それをエアバルブハウジングにネジ止めする事で、シールリングが押し潰されて
ウォータージャケット内の冷却水が漏れ出ないようになっています。
それで冷却水がインジェクションポンプ内に流れ込む事は無いので、
サーモスタットとエアバルブハウジング間はシール無しで済ませていましたが、
今回マニュアルを読んだら、どうやらそこには液ガスを塗るべきだったみたいです(笑)。
まぁ、それで問題が起こってはいないから良いのですけどね。
スライドバルブの下側のロッドにはスプリングが巻き付いていますが、
これはこのロッドで押される基本の燃料をコントロールするレバーが
暖気終了位置でドン突きになっているのに対し、
サーモスタットのワーキングピンの方は暖気終了後もずっと延び続けていく筈なので、
暖気終了後の余分な延び量をこのスプリングで吸収してやるようになっているのだと思われます。
冷間時のサーモスタットの状態。
20℃の時にはワーキングピンに3キロの負荷が掛かって居る状態で
エアバルブハウジングとの当たり面からロッドの先までの長さが
6mm±0.08mmなのが正常の状態らしいです。
このサーモスタットの場合は無負荷で6.2mm前後だったので、
今の気温を考えれば、一寸お疲れ気味なのかなぁという感じですね。
一寸ヒートガンで温めてみました。
おぉ、一応はちゃんと動くみたいですね。
岐阜で買ったエンジンのそれはワーキングピンの先端が潰れていてダメだ、、、
とブログに書いたような記憶があるのですが、
これ、多分、そのサーモスタットだと思うのですよね。
何をどう見間違えたのだろう???と思っています。
因みにこの部品、ダメになるとアイドルが不安定になったりするらしいのですが、
一応今でも新品の供給があって、以前は1本10万円くらいだった筈なのですけれども
今、アメリカ価格を調べてみたら、1150ドルとありました(汗)。
円安って事もあって、今のレートで行くと何と157000円強。
こりゃ、逝っても、おいそれとは買えませんな(苦笑)。
そうそう、この画像のサーモスタットにシールしていた銅ワッシャーが付いていたので、
やっぱり記憶通り、当初は銅ワッシャーだったんでしょ~、、、
と思ったのでオリジナルパーツリストを見てみたのですが、
C 20×24 DIN 7603 Cu As とあるのでやっぱし元々は銅だったみたいですね。
※Asってヒ素?ヒ化銅って物質があるみたいですけど、まさかね…笑。でもアルミワッシャーの場合はAlだけしか書いていないんだよなぁ
Posted at 2022/07/26 22:49:13 | |
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