• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

エボコのブログ一覧

2024年08月07日 イイね!

古き良き思い出

会社のパソコンが調子悪い。

今のうちに整理しとこうと始めてみたら…出るわ懐かしい写真w



‘ママシル DRAG’

97年、まだSR20が‘ブースト1.5kgで壊れる’と言われた時代、CAの方が有利では無いか?と囁かれた時代。

SR20の可能性を見るため当時できる限りの技術を投入して組んだエンジン。

コスワースピストンにJUNのコンロッド、シリンダーにスリーブぶち込みクランクは特殊加工し全てのボルトはスタッドに打ち替えられたブロック。

コレにヘッドはヘミサークルのワンオフ加工、ポートも限界まで拡大されカム66x68にソリッド加工、当時まだ機械整形など無かったので全てハンドメイドで行い圧縮は8.8:1。

コレにIHI RX6L TCW77をワンオフマニに乗っけて、最大ブースト2.5kgで580psを絞り出した、最大回転数は8,000rpm、コレであちこち走った。

2年後の99年。

さらにパワーを求めてピストンコンロッドなどを東名製にチェンジ、タービンを高圧のTCW77からTCW37にチェンジ、37は高風量だったが割と低圧(って言っても最大3kg)、ホンダF1のターボ最終年に使用された同型と聞いていた。

このタービンでブースト2.8kg、出力は683psに達し最大回転数は9,000rpmだった。

ヨメさんはこの車でスーパーにお買い物にも行ったし普段使いしていた。

だけど最低ブーストが1.8kgのこのクルマ、4速巡行からアクセル全開にしようなモノなら…4輪ホイールスピンのおまけ付きw

当時、タイヤの性能も今と比べたらちょっと喰う程度、ハイグリップラヂアルでは全く役に立たなかったため踏めないストレスで街乗りは辛かった。



その後…世代的にS15の時代が到来。

シャーシのバランスが非常によかったため、出力同じならトラクション性能に勝るS15にはどうしても不利、生まれた子供も小さかったため夫婦で相談して2,000年に降りることにした。

当時はビンボーだった、クルマを売る話もあったけれど、ヨメが‘知らない人間が乗っているのは耐えられない’と言うのでエンジンとミッションを知り合いに売ってボディは潰した。

このエンジン、その後10年間毎週末ゼロヨンで使用され新オーナーがオーバーレブで一度だけロッカーぶっ飛ばした程度で動いていたと聞いている。



時は経ち子供も大きくなり、夫婦共々クルマ遊びが疼き出した頃、ひょんな事から我が家に来た



P10プリメーラ

家族車はあったのでこのクルマはドンガラw

SR20ノーマルエンジンに東名のカム組んでサージタンクとスロットル交換で180ps程度。

アタシとヨメはサーキットで出会っている(お互い見る側では無く走る側)ので必然的にサーキット遊びにシフトしていく事になる。

この後もP11やAE111など色々乗ったがムスコが免許取り、友人にセッティングを教えた料金の代わりにZC31Sが格安で嫁いできて家族3人で走る事(ムスメは全く走らない)になった。

そのスイスポも今は少しづつノーマルにシフト、息子の生活を支えていくことになる。



思い返せば…ビンボーだったけれどクルマには恵まれてるな😊
Posted at 2024/08/07 18:28:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 回想録 | 日記
2024年05月26日 イイね!

チューニング

言葉からすれば‘調律’だが

日本の現代のクルマの世界からしたら‘魔改造’を意味するのかもしれない。

部品を買ってポンとつける事をカスタムと言い、性能向上のために売っている物すら作り直してしまうこの所業は、言い方変えれば無限であり相当な可能性を秘めている。

デメリットといえば…予算の限りは無限大という事だろうかw



カスタムカーを否定はしない…それもクルマを楽しむ方法の一つだとオッサンは考えている。

‘走らせてぶつけたり、壊したら維持できない’

そこが全てではないと思いたいがそういう車が増えたのもいた仕方ない。

世の中には見てくれだけのクルマが溢れかえり‘走らせる’事すらままならないモノも多く存在する。



久しぶりに週末にシルビアをはしらせた。

雨の時期が近づきセッティング出来る時間も少ない。



雨の時期はエアコン系のセッティングにしたい、そのためにドライの状況でできる限りギリギリまで詰めたい。

今のままでもカスタム系なら十分すぎるセットは出ている。

しかし走らせると決めた以上、このセットではダメ、ココから25%以上はまだ詰めれる。



スロットル制御で詰めてきたシルビア。

かなり良いとこまで詰めたけれど、可変カムが動くところで上手くいかない

悩んだ。

そこでLOカムとHIカム、別のセットをつくり合わせ込む方法にシフト。

言うのは簡単だけど全く違うセッティングを作るには莫大な時間が掛かる。

それでも‘最高’と言われるものを目指してこの時間がないタイミングでシフトする事にした。



クローズドラムダを停止し、ハイカムを切り離しギリギリまでLOカムの状態だけで合わせ込む。

LOカムの目標は‘200ps’

走ってはセットを変更し目標値に到達。

ココからHIをオーバーライドして更に60psを上乗せする。



ある程度できたものにある程度できたセッティングを足すのは簡単。

その上を目指すのが私の役割。

使う時間は無限大、できても‘当たり前’と言われる世界。

妥協したくないからこそギリギリの毎日が続く。

誰も理解はしてくれない…それがこの世界。

そういう目に見えないところで頑張っている人を少しで良いから頭の片隅みに記憶していてくれたらありがたく思う。

酔ったオッサンの独り言w
Posted at 2024/05/26 22:09:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 回想録
2017年08月23日 イイね!

あれから。


1999年。

当時、必死になって作った嫁の“ストリートDRAG S13”


負けず嫌いが幸いしてチューニングはどんどんエスカレートしていき、

この年にはBOOST 2.3㎏/㎝、683ps/9,200rpmに到達していた。

車重は1,170㎏ パワーウエイトレシオは1.7kg/psが最終仕様。

既に後戻りはできない、いや・・しないと決め最後まで行くつもりだったが・・・・・。



出会った時に嫁が乗っていたS13、嫁入り道具になったS13、思い出が沢山だった。

実はそれまでシルビアという車はあまり好きではなかったが、

軽量ボディにトルク重視の4気筒エンジン・・・壊れやすいがパワーもトルクも出せる、虜になった。

だが発売されたS15に時代を感じ、嫁と相談した結果この車は幕を閉じた。

最後に走ったセントラルのゼロヨンで非公式ながら10秒3が残った記録。

(実はその後、エンジンのみ売り出されて10年間メンテナンスだけでドラッグ仕様で動いたと聞いている)



嫁と出会ったのはその数年前の某サーキット走行会。

弟と走りに来た嫁に声をかけたのが始まり(決してナンパでは無いw)

お互いグリップとドリフトと走るステージは違ったが、車好きということもあり意気投合して結婚。

当時はサーキットも少なく走る場所を求めストリートDRAGに場所を移して行った。



有難い事に嫁は車に関しては“やり過ぎた時”しか何も言わない。

逆に中途半端にやるくらいなら止めなと言うタイプ。

あたしも嫁の車には文句は言わない、それが夫婦のルール。

そのお陰か危機になるような夫婦喧嘩はした事がない。



中途半端になるのを避ける為、車とバスフィッシング以外の遊びは全て辞めた。

沢山やれば色々な人と出会い楽しい人生なのだろうけど、

その代わり自分のやりたい事も少なくなるし中途半端になりやすいし・・。

沢山の事をしなくても嫁との人生は非常に楽しいし退屈しない。

やりたい事をやりたいだけやらせてくれた嫁さんには感謝感謝(おかげで貧乏だがw)

いまだ夫婦そろって“車バカ”を続けているがお互い良い歳になった、

そろそろ“最後の走り系車”を決めようと思った時に出てきたのが


今のS15シルビア オーテックバージョンだった。



くしくも・・・S13を降りる切っ掛けを作ったS15。

壊れやすいSR20エンジン、400psで砕けるアイシンミッション、GT-R程では無いが掛る予算。

出来る事なら最後はRB26で行きたかった、だが32GT-Rも33GT-Rも所有したし弄り倒した。

唯一乗っていない34GT-R(ミッドナイトパープル3)はどうしても手に入れたかったが、

子供達に掛かる金額が莫大なのと嫁が32GT-Rを所有しているので34GT-Rの夢は消えた。



たとえ34GT-Rを購入してもノーマルなんてありえない。

上限1,000psなら800psは欲しくなる、パワージャンキーに我慢は多分無理。

ならGT-Rの購入費とチューニング代を有効活用しよう・・・となると何故だかシルビアに逆戻りw



一応、過去所有の中には180SXが2台、パルサーGTI-Rが1台、プリメーラが2台有るのだが、

自己所有でシルビアは初めて・・・しかも、いつもなら間違っても選択しないNA車両。

だが何時だったか、友人の車をコーナーウエイトに乗せてみるとそのバランスに

“シルビアはNAをベースに設計されている”と思ったので購入するにあたり悩むことはなかった。



いずれ今のシルビアさんも“フルチューンド”になるだろう。

末路はどこにあるのか?結末は?・・・今は全く分からないが、

最後に自分の乗りたい車を目指し先へ進もう、やりたい事ができる人生を一生懸命に。
Posted at 2017/08/23 12:23:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 回想録 | 日記

プロフィール

「エスヘリなうw」
何シテル?   09/07 12:42
エボコです。 おっさんです。。 夫婦ともども車馬鹿で困りますw 車は走ってナンボ、その為にノーマルで乗る事は殆どありません。 いつも...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 1 23456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

日産 エルグランド 家族車‘エルさん’ (日産 エルグランド)
第82台目の相棒 82台も所有しているが、2台目のミニバン。 運転が楽しく無いこのク ...
日産 シルビア えあシルさん改GTシルビア (日産 シルビア)
遊び用(データ取用)車。 新バージョンになり’Spec−GT‘と命名。 SR20VE ...
スズキ スイフトスポーツ ムスコスイスポさん (スズキ スイフトスポーツ)
息子の愛車兼夫婦のオモチャw 2021年、コアな'オヤジ連合'に触発され、やるつもりは ...
日産 ムラーノ ムラ~ノさん (日産 ムラーノ)
家族移動用&船牽引用車両。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation