5年ぶりのGクラス(ゲレンデヴァーゲン)。
今回お借りしたのは2016年モデルで走行数十キロの新車。
KC,s号として 2007年から2011年の4年間で3万キロほど乗った思い出の車の一つ。
手放してからおよそ5年。久しぶり乗ってみる、それも興味があったディーゼルモデル。
それも1週間も貸してくれたので嬉しくて出張かねて400kmほど走ってきた。
相変わらず開けにく~いドアを開けて乗り込んでみると懐かしい匂いがする。まぎれもなくゲレンデの匂い。昔はアメ車はアメ車の匂い(キャデラックだけはキャデラックの匂い)、イギリス車、ドイツ車と特有の匂いがあったけど今はどこの車も同じ匂いなのにゲレンデはゲレンデの匂いでチョットうれしい。(ゲレンデはドイツ車の匂いではなくゲレンデの匂い+今もトヨタ車はレクサスでもトヨタ臭がするけど(笑)。)
ゲレンデ臭かぎながらシートに座る。まったく景色が違う・・・乗用車である。2007年時点でも乗用車っぽかったけど今のは乗用車でも高級乗用車のインパネ。でもエンジン始動は昔ながらのキーを差し込んで回すタイプで迷わずエンジン始動、車外ではディーゼル音と懐かしの電動ファンが威勢よく回って騒がしい騒がしい。伝統の(?)エンジン始動時の電動ファン音も落ち着きドアを閉めると昔乗ってたガソリンエンジンのG500よりも静かで振動も少なくナカナカ快適。
ではスタート。
G500は296馬力のトルクが46kgほど350は245馬力で61kg超えなので全開スタート時は一瞬の息継ぎを超えればG350の方がちから強く加速していくディーゼルなので頭打ちが早いけど、このトルク感の方が軍用車っぽくてエエ感じ。
市街地のハンドリングは最近ランクル70で慣れているにも関わらず曲がり角あとハンドル戻すのが遅れてしまうほどオフロードセッティング。
市街地から高速に乗ってビックリ。
G500時代のゲレンデは足が硬くてオフロード車ぽくなかったけどそれなりに高速も安心して走れたけどG350は乗り心地優先か本来の悪路走破性に重き置いたのか柔らかすぎて真っすぐ走りにくいし車線変更するときは奥歯が痛くなるほど緊張する。これで出張に出てしまったのが後悔するほど緊張の高速走行。
その日は疲れて早めに就寝して翌日は創業240年の超老舗酒蔵とコラボの打ち合わせを6時間以上してから再乗車。
夜だし雨やし嫌やなぁ~と思いながら大阪に向けて出発。
G500に比べたらヘッドランプも明るいし前車追従のクルーズコントロールついてるし楽なはずが、やっぱり疲れる。パーキングエリアで休憩して気を取り直して運転ポジション変えたり窓を拭いたりして再出発。
クルコンを100kmに設定して高速を走る・・・300km走って突然馴れた????
新車の硬さが取れた???まぁ原因不明やけど真っすぐ快適に走る走る。やはり趣味性の高い車やからクセがあるので理解して馴れたらやっぱりエエ車でした。
1.2007年式のG500 KC,s号
2.フロントマスクも変わったなぁ。ウルトラセブンのポインターを連想させる。
3.後ろ姿。スペアタイヤの位置が低くなったような気がするけど。
4.相変わらず力が必要なドアノブ。腱鞘炎の時は開けるのに一苦労した(笑)
5.日独の無骨四駆の2ショット。
6.これこれ運転席から見るゲレンデ特有の景色。
7.ちょっと無理があるけど高級な内装。
8.カーナビもアップデートされててマル。
9.真っ四角な車体は虫がいっぱいつきます。
10.一般道30% 高速70%で400km走行して燃費は平均8km/ℓ弱。高速なら9km/ℓオーバーと車重と走りを考慮したら優秀な数字でした。G350「欲しい」!綺麗に洗車して返却。
11.サンルーフから「星空観察」
12.屋根とボンネットで「星空観察」丈夫なクルマの特権??
Posted at 2017/06/15 15:12:20 |
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