少し前に直噴エンジンの違い(ポルシェvsトヨタ)についてブログに記載しました。(リンク→直噴エンジンの違い)
内容を一言で言うと、ポルシェは直噴エンジンにも関わらず、排ガスが黒くならない(マフラーが黒ずまない)事について何故なんでしょう?という内容です。
ポルシェから定期的に「Porsche Magazine」という雑誌が送られてくるのですが、タイムリーな事にこれに関連する記事が載ってました。
これを読むと、ポルシェはガソリンエンジンにディーゼル車に搭載している微粒子フィルターを採用したようです。
このフィルターは二酸化炭素のような気体は通過させても、フィルターの孔よりい大きい煤粒子は捕集させて、排気ガスの温度が600℃以上になると燃えて除去される仕組みになっているようです。
排気ガスが600℃になるにはどれぐらい走ったら良いのかわかりませんが、短距離走行を繰り返しているだけの乗り方だと十分に燃えて除去されない可能性はありそうですね。
たまには高速道などで長距離乗るのはこういった意味でも大事かもしれません。
何十万キロものテスト走行を行い、通常走行では悪影響を感じる事はまずないとも書いてありますが。
いずれにせよ排気ガスがクリーンな理由がわかったのでスッキリしました。
ポルシェはただ速い車を作っているだけで無く、環境に十分配慮している点が好感が持てますね。
しかし、一つ知ればまた一つ疑問が湧いて来ます。
先ほども言ったようにどれぐらい負荷をかければ排気ガスが600℃に達するのでしょう?(例えば油温が100℃以上になったら排気ガスは何度?とか)
また、直噴エンジンは別の問題としてインテーク部分が(ブローバイガスで)汚れるのですが、サービスの人曰く、レックスなどで浄化する必要はないとのこと。
今度はインテーク部分の汚れをどうやって防いでいるのか知りたくなりました。。(気液分離装置が付いていて液体の方はオイルパンに戻している?)
きりが無いですが、気長に勉強していきます。
Posted at 2019/01/05 13:55:30 | |
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