
今週末の7月16日土曜日
京都府舞鶴市の海上自衛隊舞鶴地方隊において、展示訓練が実施されます。
海上自衛隊では毎年各地方隊(大湊、舞鶴、呉、佐世保、横須賀)に於いて展示訓練を実施しています。最近は武漢コロナの影響で実施されていませんでした。
この展示訓練は海上自衛隊の活動を国民に知っていただくため、又海上防衛の普及のために毎年実施されています。
参加希望者は各地方総監部宛に往復はがきにて応募し、厳正な抽選の結果当選した方が参加できます。(今回は惜しくも落選しました・・・(T-T))
展示訓練を説明致しますと
実際に軍艦に乗艦し0830頃出港、舞鶴では若狭湾沖での訓練展示(主砲発射、ハープーン艦対空ミサイル、ボフォース対潜ミサイルなどの動作展示)と艦隊運動展示(単縦陣から一斉回頭)、海上自衛隊岩国基地からP3C対潜哨戒機の展示飛行、航空自衛隊小松基地からF15戦闘機の訓練展示などが見られます。
1530頃に舞鶴基地に入港し解散となります。

2014年7月の展示訓練での乗艦前。愚息がまだ小学校1年生のころ。護衛艦しらね(いまは除籍しています)

護衛艦しらねは前部砲塔が二つありまして、格好良かったです。
愚息は右肩に帝国海軍の水兵長の肘章と頭には帝国海軍の二種略帽を着用。
「これはな~。水兵の中でも一番上の階級章やねんどー」言うて愚息を喜ばす。
(^_^)

艦橋にも入れます。舞鶴軍港は湾外に出るところが狭水道(ボトルネック)となっており操艦に気を遣います。
航海長に任せずに艦長自ら操艦されます。左右見張りを厳となし艦首の錨鎖甲板にはいざという時のために錨を直ちに打てるように警戒要員を配備します。
こうのような矢継ぎ早の指示を出すのが艦橋内の艦長、又は次席指揮官の副長又は砲雷長となります。それらを間近で見るのも展示訓練の醍醐味のひとつです。

艦隊運動展示のひとこま。しらねの後ろは補給艦ましゅう。
今しらねが180度取り舵回頭をしかけたところですね。
艦首波がきれいに弧をえがき、艦尾波も美しく泡立っています。
先頭のイージス艦みょうこうは回頭を終え後続の各艦と反航しているところ。
手前にたくさんの一般乗艦者。
展示訓練に参加できる一般者は当選した方のみですが、周りの雰囲気と出港時に各艦が出港していく壮観が軍港内のスポットから見られます。
この週末舞鶴にお越しになり、雰囲気だけでも味わったらいかがでしょうか?
少し早めに到着すれば0800からの軍艦旗(海上自衛隊旗)上げ方が見られます。
ラッパの吹奏が各艦からこだまして、ゆっくりと軍艦旗(海上自衛隊旗)が艦尾旗竿に掲揚されます。これまた壮観です。
最後に舞監のツイッターの写真を無断で拝借。
なんとも素晴らしい写真です。
あたごのマスト越しの満点の星空・・・。
いいですねー(^_^)
最後になりましたが、安倍元首相のご冥福を衷心よりお祈り致します。
帽振れ~。拝
Posted at 2022/07/12 23:27:26 | |
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海軍(陸軍)・海自関係 | 日記