
これは世の中の成功した人たちの多くがそうだと思うのですが、何かが起こったときにこう考えるのです。
『悪いことは自分のせい。いいことは誰かのおかげ』
うまくいかなかったときに人のせいにしたり、うまくいったら自分のおかげだと言い張ったりする人がいますが、成功している人はそうではない。
「人の成長を最も妨げる要因は言い訳」と言われます。
いつも言い訳をしていたら、成長はありません。
ダメだった要因を自分に求めなければ、前には進めない。
そしてそうした習慣は、人にも伝播していくのです。
信じることが「チャンス」につながる
チャンスというのは、やってくると本気で思わないと、やってこないと僕は考えています。
本当にやってくるのか。
それは誰にもわかりませんが、来ると思わなければ来ない。
だったら、そう信じるしかないのです。
そして、そう思っていれば、苦しい中でも少しだけ光が見える。
希望が見える。
大変かもしれないけれど、前を向ける。
また、頑張っている姿を見て、まわりの人が「自分も頑張ろう」と思うかもしれない。
それは、肉親かもしれないし、学校の先生かもしれない。
すぐ近くにいる誰かかもしれない。
だとすれば、我慢して頑張っていることにも意味があります。
意味付けなんて必要ないかもしれないけれど、意味付けをすることで、少しでも自分を納得させられる。
周囲は現実的には、助けてあげられません。
自分でなんとかするしかない。
でも、やるべきことをやっていたら、必ずチャンスが生まれてくるよ、という思いは伝えられます。
それは、苦しいときの支えになるかもしれない。
誰かが言葉を発することで、何かが生まれてくるはずだと思うのです。
僕自身には、人と比べたら大して苦しい経験はありません。
でも、世の中を見ていると、苦しんでいる人が一気に前に進むときというのは、「この人は頑張っているから、なんとかしてあげたい」という思いのようなものがまわりに生まれていくのだと感じています。
そうやって、誰かが手を差し伸べる瞬間があるはずだと、僕は思いたいのです。
野球の世界と比較するのは的確ではないかもしれませんが、誰が見ても、こいつは頑張っているな、努力しているな、こいつをなんとかしてやりたいな、と思えるような選手は、一度ステージに上がります。
そのままずっと二軍では終わらない。
一度は一軍に来てチャンスをもらえる。
ただ、そのチャンスで結果が出るかどうかはわかりません。
そこには運もあるし、努力の量もある。
ただ、チャンスをもらえることが最も大事なことなのです。
チャンスをもらえたら、自分で勝負するしかない。
みんなが欲しいのは、チャンスなのです。
実は結果以前に、チャンスを手に入れることが簡単ではないのです。
そう考えたら、チャンスを手に入れる価値に気づけると思います。
どんな人がチャンスを手に入れるのか。
どんなことをしていると、チャンスを手に入れられるのか。
どういう人に、人はチャンスを与えたくなるのか。
本当に頑張っていたら、誰かが見ていて、チャンスを与えます。
いつも努力して、頑張り続けている姿は、誰かの目に留まる。
そして間違いなく、神様も見ている。
努力は絶対に無駄にはならないと僕は信じています。
※ 文春オンライン(栗山英樹さん)より
栗山英樹さん、なかなか良い事おっしゃっていますよね。
『悪いことは自分のせい。良いことは誰かのおかげ』
この心掛け、普段から出来る人はそう多くは居ないかもしれませんが、私も日本人として常にこうありたいと願っております。
その姿勢を忘れなければ、栗山さんの言うようにチャンスを手に入れる機会も増えるかもしれませんね😊
Posted at 2024/03/26 16:14:28 | |
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