
損害保険ジャパンとトヨタ自動車は今月から、トヨタの販売店で購入した新車向けに新たな“車両保険”を提供する。
通常の車両保険とは異なり「等級」は存在せず、毎月の保険料は、加入者数や事故件数の増減によって変動する。
こうした「ダイナミックプライシング」を採用した車両保険は国内初という。
「損保ジャパン」と子会社の「マイシュアランス」、トヨタ傘下の「トヨタファイナンス」の3社が連携し、全国のトヨタ販売店約4300店舗で順次提供する。
補償額は事故1件あたり最大10万円で、へこみや、こすり傷など軽微な破損の修理に対応する。
加入者全体の事故件数が少なければ翌月の保険料を引き下げ、多ければ引き上げる。
販売店も一部を負担し、加入者の支払う保険料は月1,500円を上限とする。
軽微な破損の修理に一般的な車両保険を使うと、等級が下がり、毎月の保険料が高くなる。
等級の低下を避けようと、保険契約者の約3割が修理費を自己負担しているとのデータもある。
自動車保険の等級が低く、保険料の負担が相対的に重くなりやすい若者を取り込む狙いもある。
以上、【読売新聞】2024/4/23より

確かに、任意保険(車両保険)に加入しているクルマユーザーでも、愛車の軽微な破損修理の際、翌年以降の保険等級を考慮して、車両保険を使わず自費で修理するケースも多々ある。
だが、上限の月1,500円として年18,000円の掛け捨ては、等級の低い初心者やよくぶつけるユーザーで無ければメリットは少ないし、最大10万円の補償なので、やはり車両保険にも加入しておく必要もある。
なんだか、中途半端な気がするのは私だけ?(笑)
Posted at 2024/04/23 15:24:26 | |
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