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2024年06月07日 イイね!

『ロービーム検査』8月から

『ロービーム検査』8月から2024年8月1日より、車検のヘッドライト審査は、全面的にロービームのみが対象になります。
この新しい車検規定は一部地域からスタートし、2026年7月末には全国で適用される予定です。

クルマの走行に欠かせないヘッドライトですが、走行するにつれて振動でズレていきます。
性能を維持しなければ事故につながるため、車検では必ず必要な検査項目です。

ヘッドライトについては…
①明るさを示す光量
②明かりの向きを示す光軸
③保安基準を満たす色かどうか
を審査します。

現在の車検では、ハイビームでも、すれちがいライトであるロービームでもこうした項目の検査を受けられます。

2024年8月1日からは、ロービームだけが対象になります。



以前は、車検の対象はハイビームでしたが、2015年よりロービームを対象にするよう車検規定が改正されています。
しかし改正時は、試験用機械を軽備する必要があり、ロービーム検査に適合しない車両も存在したことから、すぐには適用されずに9年間の経過措置がとられていました。
そのため、現在までのところは、やむを得ない場合はハイビームを対象にした検査も認められているのです。

そして猶予期間も、この2024年7月末に終わり、2024年8月1日以降は、全面的にロービームのみでの検査が実施されます。
その際は、ロービームを計測し基準不適合になった場合、代わりにハイビームを検査することはありません。

実際の車検時の変化について、整備士は次のように話します。
「今までもロービームの検査はおこなっていました。
従来は、ロービームが保安基準を満たしていなかった場合、ハイビームに切り替えて検査をし、これが基準を満たしていた場合は通っていました。
これが、ロービーム検査が始まると、ロービームが基準に満たない時点で、ヘッドライトユニットごとまとめて交換しなくてはならなくなります」



こうした「全車ロービーム検査」ですが、いまなお周知が進んでいない状況であることから、国土交通省などは一部地域では完全移行を延期すると発表しています。

それによると、2024年8月から適用を開始するのは、北海道、東北、北陸信越、中国地方です。

これに対し、関東、中部、近畿、四国、九州、沖縄では2年間延期し、2026年8月から完全移行する予定です。

■ロービーム検査で車検落ちするクルマの特徴とは…

ロービームを検査し基準不適合となる要因としては、レンズ面が曇っているか、ライト内部のリフレクタが劣化しているケースがほとんどのようです。
さらに、相性の悪いバルブに交換したことで光度が不足していたり、状態や配光が崩れたりしたままで受検していたりすることも多いといいます。

レンズは、使用するにつれてガラス内側に成分が付着して曇り、光が遮られるため暗くなってきます。
ロービームはよりはっきりと影響が出るといわれており、車検基準を満たす光量が得られない場合は、事前にレンズを交換するとよいでしょう。

また、配線の錆びつきでレンズが性能を発揮できなくなることもあります。
この場合は金属部分を磨くことで解消できる可能性があります。

ライトの奥にあるリフレクターは、レンズの光を反射して前方を照らしています。
レンズの熱により曇ったり剥がれたりしますが、そうなると必然的に照らす光も減少します。
もしもリフレクターが傷んでいる場合は、取り替えるしかないようです。

あわせて、ヘッドライト表面のヘッドライトカバーが黄色に変色したり、ひび割れをおこしていたりしても光量が減少します。
変色部分が浅ければ市販の研磨用品で磨くこともできますが、削りすぎるといったトラブルも起こるのでプロに相談すると安心です。



さらに、社外品のバルブを装着している場合、リフレクターとフィットしないため正常に光が反射しないといったことから車検落ちする可能性が高くなるようです。
そのため、可能であれば純正品を検討する選択肢もあります。

一方で、普段の管理でヘッドライトの劣化を遅らせることもできます。

メンテナンスについて、前出の整備士は次のように話します。
「ヘッドライトは表面が曇ったり、紫外線に晒しっぱなしにすると黄ばんできたりするので、カバーをかけて守っておくことをおすすめします。
車種によってはレンズだけの交換も可能な車があるので、その場合なら費用はそこまで高額にはならないと思います」

とくに、少し古くなったクルマでは複合的にこうした現象が発生しやすいので、注意が必要です。

2026年7月末をもって、日本全国で車検時にハイビームの検査は行われなくなります。
2024年8月以降に車検に出す場合は、早めに自動車整備工場に相談するとよいかもしれません。



※ くるまのニュース(2024年6月7日)より


ここからは私見だが、最近のクルマは、昔のクルマみたいにパーツ毎の交換が出来ない場合が多く、ヘッドライトもユニットごと交換するケースが増えて来た。
私の愛車『ジェイムズ』君(レクサスIS)も、昨年末の自宅駐車場での貰い事故の際、右側ヘッドライトについては、ユニット一式交換となったのだ。
状況として、右側フロントフェンダーを擦られた事故で、右側ヘッドライトのカバーに傷が入ったようだが、内部ダメージも鑑みられたのかユニットごと交換された。



こういったユニット一式交換が増えた事も、保険金支払い額(ひいては保険料も)の高騰に繋がる一因だと思慮されるのだが…😓
Posted at 2024/06/07 15:02:43 | コメント(2) | トラックバック(0)

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何シテル?   08/14 07:52
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