
老後、いつまでも若々しくいるために...医師が「ジョギング」よりも「ウオーキング」をすすめる「もっともな理由」とは…
今年、発表した著書『老後をやめる自律神経を整えて生涯現役』がロングセラーとなっている、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏は、「食事」「睡眠」「運動」の中で運動が一番重要だと指摘する。
では、どんな運動をしたらよいのでしょうか。
みなさんからよく聞かれる質問の一つです。
私は適度なウォーキングをおすすめしています。
毎日20〜30分くらい、近所をゆっくりマイペースで歩くだけでかまいません。
ウォーキングは全身の血流をよくしますし、外の空気を吸うことでリラックスもできます。
何よりお金もかからないのですから、やらない手はありません。
時間のない方には「ついでウォーキング」をおすすめしています。
これは私もよくやる方法です。
たとえば、いつもより5分早く家を出て、少し遠回りして駅まで歩いてみる。
帰りは最寄りの駅の一つ手前で降りて、家まで歩いてみる。
通勤のついでにウォーキングをしてみるのです。
これなら、わざわざスポーツウェアに着替えて、スニーカーをはいて外に出るというひと手間がはぶけます。
いつもと違う道を歩くことで、新たな発見もあるかもしれません。
ショッピングモールに買い物に行ったとき、1階から最上階まで、すみずみまで歩いてみるのも楽しいかもしれません。
「こんなお店があったんだ」といった新しい発見がありますし、雨や猛暑といった天候にも左右されません。
何より空調も効いていて快適です。
近年、郊外を中心に、巨大なショッピングモールが次々とオープンしています。
ためしに足を運んでみてはいかがでしょうか。
ウォーキングをする時間帯は、できれば朝よりも夜がいいでしょう。
朝は交感神経が高まる時間帯なので、血管が収縮し、筋肉が硬くなっています。
そのため、ケガをするリスクが高まります。
副交感神経が優位になる夕食後から、寝る1時間前までの間にウォーキングをすることで、全身の血流がよくなり、眠りの質の改善や、肩こり、腰痛の軽減にもつながります。
歩き方は「ゆっくり」を意識して、「1、2、1、2」と一定のリズムで歩くことがポイントです。
たまにウォーキングが苦しいとおっしゃる人がいますが、明らかにオーバーペースです。
苦しくて続けられないのなら、苦しくないペースで歩けばいいのです。
のんびり散歩しているような感じになるかもしれませんが、それでかまいません。
そのうち筋力も心肺機能も上がって、少しずつ速く歩けるようになります。
呼吸も「ゆっくり」を意識するようにしてください。
ゆっくり呼吸をすれば、自然と深い呼吸になります。
4秒かけて鼻から吸い、8秒かけて口から吐くのがおすすめの呼吸法です。
「ジョギングはどうですか?」と聞かれることもよくあります。
楽しんで走っている方には申し訳ありませんが、私としてはあまりおすすめしていません。
もちろん、長年、習慣的にジョギングをやってこられた方は別ですが、ジョギングは運動量が多いため、どうしても呼吸が速く、浅くなり、副交感神経の働きが低下してしまうからです。
加齢で自律神経が乱れている方には、下がりぎみの副交感神経の働きをさらに下げてしまうジョギングよりも、深い呼吸で血流をよくし、体のすみずみまで酸素と栄養を届けることができるウォーキングがぴったりなのです。
(2023.7.26 現代ビジネスより)
ここからは私見だが、若い方々なら体力強化の意味合いからも、ジョギングの習慣をつけるのは良い事だと思う。
しかし、50代以降…さらに高齢になって来ると、気軽に毎日継続出来るウォーキングが最適だ。
かくいう私も、3年近く前から毎日の生活の中にウォーキングを取り入れ、今ではすっかり“歩く生活習慣”として身に付いている(笑)
年初に、今年の目標として掲げた、年間歩数『600万歩』の推移が、前回よりも少しハイペースで、順調に進んでいる。
目標達成する為には、2ヶ月毎で『100万歩』が必須だが、今日(8月2日)の時点で『400万歩』の大台を超えた👍
この調子で、日々の“歩く生活習慣”を続ければ、年間『600万歩』は難なくクリア出来そうだ。

“歩く生活習慣”を身に付けると毎日が楽しい😊
Posted at 2024/08/02 15:56:11 | |
トラックバック(0)