
レガシィランカスターのフロントドライブブーツの交換。死にました。なぜにブーツ交換に五時間も費やす・・・。
関係者はご存知のとおりスバル車のドライブシャフトはミッションから飛び出しているスプラインシャフトにピンを打ち込んで止められています。こいつを抜けばシャフトはすんなり外れるわ、ミッションオイルはこぼれないわとさすがラリー血統と思わせてくれる構造です。うっかりピンを抜けきらないところにまわして打ち抜こうとしない限り整備性は良いといえるでしょう。(一度やっちゃってえらい目にあった)
そして件のランカスター(BH9)。普通のレガシィに対して車高を上げるためかドライブシャフトの対地角度がきついようで入庫した車両はインナーブーツが両方とも切れていた。通常はサスのストロークとともに舵角をつけるようにひねられるアウターが切れやすくインナーブーツが切れることは稀です。
左はいいのです。すんなりとできました。
右は・・・。どこからピンを打ち抜くんじゃこりゃ?
マフラーの集合部を外せばいけるかな?・・・さび付いててナット空回りで外せず。
サージタンクを外せば手が届きそう・・・。ハンマーを振れる空間まではできなかった・・・。
仕方が無いのでドライブシャフトをインナージョイントのところで切ってブーツを交換。ブーツバンドを車載状態で締めた。
トヨタ車でインナージョイントのところが抜けずにこの手法をとることがあるけど大体は車両下側からできるのにランカスターはマフラーが邪魔でエンジンルーム側からの作業になってしまいやりにくいことこの上なし。しかもインナーブーツは常に引っ張られ気味。こりゃ切れるわな。
おかげで明日のためのバイクの整備がはしょり気味になってしまった。壊れませんように・・・。
Posted at 2013/02/09 18:41:03 | |
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しゅうり | 日記