
さて
ガス欠チャレンジ走行二本目。その前にあまりにいつもどうりのタイムににI倉さんにアドヴァイスを求める。
「クリッピングまでは速いんだけどな。アクセル開けるのが遅いんだよ。フルバンク過ぎたらすこーしハンドルを切ってマシンを起こしてアクセルを開けてみな。」
実際I倉さんがSP-1に乗っているときに使っていたアクセルオンのポイントは俺のそれより少なくとも5メートルは手前。(1コーナー基準)教えてもらってもどうにもそのポイントでは開けられない。
あ、バイク乗ってて褒められたの人生で二度目だ。
一度目は初モトクロスでギャップに体勢をくずし「犬の散歩」(バイクがウィリー自分はぶら下がるというか引きずられる?)して暴走・爆走してすっ転んで社長に「よく開けた(アクセルを)!」すいません戻せなかっただけですぅ。
褒められて伸びる子の俺は何か妙にやる気を出して二本目の走行に臨む。「やけに1コーナーで詰まると思ってたら俺ってそこだけ速かったのね。アクセル開けられるようになればつっかえてたドカたちはまとめてごぼう抜きだな。」←それができないからタイムが上がらないことはスッパリ抜け落ちている。
さーて最初の2周はタイヤを暖めてさぁいきますか。(筑波サーキット http://www.jasc.or.jp/ こちらにコース図アルヨ)
「バイクを起こしてアクセル全開、バイクを起こしてアクセル全開、バイクを起こしてアクセル全開」某人造人間のパイロットのように繰り返しつつ1コーナー・・・イマイチ。
第一ヘアピン・・・左コーナーだとリヤタイヤのあの変な感じが・・・。ここはコーナーのカント(バンク)が大きいのでオーバースピード気味でも大丈夫というかそうでないとインを向きすぎてゼブラゾーンに突っ込みそうになる。ここは早めにアクセルを開けることに成功。普段よりも早いタイミングでダンロップに進入、右、膝をを当てたら切り替えして左へとフルバンク、膝をたたみつつリヤタイヤのあの感じを感じて左グリップに少し加重してハンドルを少し引くように切り込んでマシンを立てつつアクセルオーン!!
ずべらぁ!!げぇっ!ハイサイドっ!
あの変な感じはタイヤの「もうダメぽ」のサインだったのかパワーを掛けたタイヤは激しくすべり、すべりが回復する瞬間に跳ね上がった。その反動でフロントが上がってウィリーしてるような感じさえした。
シートに座ってられるハズもなく、当然ステップから足ははずれ体はバイクから右に落ちかけて残っているのはアクセルを握った右手だけ。あの時と同じ、戻せないですぅ。
フロントが接地して開いたアクセルによりトラクションを得たバイクは前に走ろうとする。行き先はMCコーナー立ち上がりアウト側のガードレール。ごめん付き合えないわ。俺ここまで。
どうやって落馬したのかは覚えてないが右のケツと右手の小指・薬指が痛かったのでこのへんを中心に受身を取ったらしい。まっすぐ走っていくSP-1が見えた。乗ってないほうが速えぇ?!
自分も転がって止まり、バイクの行った方を見るとあれ?ない?
げぇっ。バイク消失ミステリー?!
Posted at 2013/02/10 20:57:20 | |
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にりんしゃ | 日記