
整備士の間では有名。EF-VEエンジンの始動不可能問題。
可変バルブタイミング用のVVTスプロケが内部でこわれて進角したままになり圧縮上死点でもインテークバルブが開いてしまう。よって圧縮無し状態になりエンジンはかからない。
程度が軽いと初爆は入りかけたりする。
高性能を求めてトラブルをいただくというなんていうダメなパターン。
高グレードを買ったお客さんほどワリを食うとは。(EF-SEはシングルカムの2バルブ)
しかも車検はうちで見ていたとはいえそこのディーラーで買ったワンオーナーだぜ。
この車は車検時に保証延長(10年)が出ていたのでギリギリ3日前ぐらいに異音を訴え打診をしてみたが、始動不良ではないので断られた。部品だけでも出してくれれば俺がやったのに。
ちなみに走行30000km台、その車検から3000㌔ぐらいで今回の破損。
一回オイルを長めに乗っちゃったことがあったのでそのせいかと思ったが、開けてみたら全然キレイなので多分オイルはほとんど関係ない。主には部品の質もしくは設計の問題。
普段整備をしてない人には分からないかもしれないが、クランクプーリーボルトを手で回せば圧縮がないので大体は判定できるとおもう。(今回セルで回してる時には分からなかった)
点火タイミングで見てもEXカムシャフトまでは直結だから点火信号は正しく出ます。ちょっと考えちゃったw
というかその前にエンジンがかかっているとガラガラうるさくなるのでわかるので、もうこの時点でVVTスプロケを交換しましょう。多分その状態で誤魔化して乗っているとEXカムシャフトも道連れになります。(+2諭吉orz)
替えたら「今までの音は何だったんだ?」というほど静かになりましたw
VVTはキットが出ていて、これが単品スプロケとほぼ同じ値段。
〇イハツは問題ある部品が安くなりますw O2センサとかバカ安で笑えることがあった。
聞いてくれてありがとうアロエリーナ♪
Posted at 2013/02/25 17:45:53 | |
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