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風越 龍のブログ一覧

2018年04月15日 イイね!

鹿島鉄道 八木蒔駅跡(monochrome Ver) 其の1

今回は八木蒔駅をモノクロで。
基本的に同じ景色ですが、興味ある方はどうぞ。



枕木と犬釘。
こういう物が消え、マクラギになり犬釘は・・・・ボルトに変わり・・・。
今時、ポイント位でしょうか、枕木が使われているのは・・・・。




かつての路盤跡。
植物達に侵食され、何も無かったかのように・・・・。

人の手を離れた人の手により造られしものたち。
かつての姿はもうありません。




乗客をプラットホームへ誘う柵。




夕鉄(夕張鉄道)から来た気動車も居て、それが此処に・・・・・。
それもまた過去の事になってしまいました。

夕鉄の残影ともいえる気動車もなく、時の流れの速さには抗えません。




植物の楽園と化していますが・・・・・。
此処はまだ人の手が入っているため、これで済んでいます。
その事が有り難く思います。




酸性雨に冒された待合室の庇。




この窓から路盤方向を見て、まだ気動車が走っている頃を想像しながら・・・・・・。

ギリギリ、かしてつが生きている時にその姿は見ています。
ただ、ソレすら10年以上前の事。
時の速さは無情です。




こうして見ると寂しい風景です。
ただ、あの気動車が走っていた頃を思い出します。
この八木蒔駅跡に来ると・・・。
Posted at 2018/04/15 22:00:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2018年04月13日 イイね!

鹿島鉄道 八木蒔駅跡


木製の枕木と犬釘。
古き良き時代の名残・・・・でしょうか。




砂と土に埋もれつつある、踏み切り。




途切れたレールが終わった夢の証。




八木蒔駅傍の宝暦9年、とある石碑。
1759年の2月28日・・・・・・の筈。
徳川家重が将軍の頃。

260年位前の江戸の世から平成の世まで、この地に有り続けること。
この國の永く続いた証ですね。




ホームへ誘う鉄柵。




八木蒔駅跡。
ホームも待合室も当時のまま・・・・・・。




いくつかあったもの(遺留品)は破壊され無くなっていました・・・・・。
でも、その姿は当時のまま。




この窓から現役の頃に思いを馳せてみる。




取り外された(?)碍子。




ホームと路盤跡。
ここは地元の方が道の代わりに使っているのでとてもコンディションが良いです。




どんぐりが沢山落ちていました。
縄文人は食べていた・・・・とか。
数十年前にどんぐりクッキーなるもの(手作りで商売ものではない)を食しましたが・・・・。

はっきり云ってマズイなんてものじゃなかったな。
灰汁抜きも十分でなかったのもあるでしょうね・・・・・。
・・・・などという事を急に思い出します。
子供が居たら、きゃあきゃあ云いながら拾っていったかもしれません。




綺麗なバラストが残っています。




そして路盤跡は藪に吸い込まれます。




八木蒔駅に戻ります。
小枝が伸び、廃止後の時の長さを感じずには居られません・・・・。




ここがかつて路盤だった名残。




森の中の駅、八木蒔。




プラットホームと共に残る、綺麗な石垣。




バラストの上に落ちた櫻の花びら。




春が来て咲く花。
ただ咲く為に生きる。




ホームの上も植物達の楽園となりつつあります。




ここに気動車が走っていたのは僅か10年前のこと。
まだここが綺麗に残っているのは人の手が入っているから。




誰が為でなく、生きる過程で咲き、大地に落ちて、やがて大地に還る。
こういうシンプルな生き方が出来れば、どれだけ楽なのだろうか。




現役の頃にはやってはいけない行為。
この景色が見られる・・・・。
すなわち死んだ鉄路だということ。




駅名板が付いていたのに・・・・。
それがないだけで締まらない景色になってしまった。




愛しい八木蒔駅。

また時々、訪れよう。
時の移ろいを感じに・・・・・。

そんな気分にしてくれる場所。
廃止されてなお、往時のような魅力的な駅のまま・・・・でした。




ここから停車中の気動車を撮影したものですが・・・・・。
それももう、遠い過去の事になりました。
Posted at 2018/04/14 00:24:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2013年12月05日 イイね!

北の大地 廃トンネル 其の3


点検の際に使う筈のスイッチ。
でスイチ・・・・なんですが。
保線区員の方たちが使っていたのもまた遥か過去のこと。







レールと45。







なにやらメモらしきものが。
エリアごとのチェックなのか?。







一条の光に切り裂かれる闇。
そして輝くレール。
人の手を離れた時間が長いため、レールにだいぶ錆が浮いている。







このトンネルは本当にまっすぐ・・・・・。
ぶっ飛ばせそうな区間です。
さすがにライトが無ければここまでは入れない。
真っ暗だからね。







天井部分のこれは何でしょうか。
補修部分かな・・・・。







足場があったので登ってみた。
倒れたら多分死ぬ高さ。

そこで見た景色は・・・・。
古代ローマの水道橋のようなイメージでした。







静かな場所です。
かつての喧騒が嘘のように・・・・。

穏やかな闇と光。
鉄道の廃はいい。
心が、そして気持ちが安らぐ。






鉄道のアーチは本当に優雅。
こんな綺麗なアーチが毎日見られたらなぁ・・・・・。







そして崩壊部分。
専門家が修復しない、放棄を決定したということは修復してもダメだという判断をしたということ。
大量の土砂がそのまま・・・・・。







ここの列車が突っ込んだら・・・・・・・・。
大惨事だ。
そうならなかった事は不幸中の幸いといっていい。
と思う。







アーチの外側。
結構荒っぽい造りと思えなくもない。







大量の土砂の上から・・・・・・・。
レールも枕木も、何もかも当時のまま・・・・・・。

時を止めたまま、20年近く経つ。
このまま朽ち果てさせるには惜しいのだが、採算が取れるか否か。
多分このまま放置されるのでしょうね・・・・。
Posted at 2013/12/05 22:05:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2013年12月04日 イイね!

北の大地 廃トンネル 其の2


向こう側の坑口ももうすぐ。
小型だが強力なLEDライトは探索に無くてはならない道具の一つ。







そして坑口付近。
まっすぐに伸びるレール。
射し込む光。
輝ける世界はもう、すぐそこだ!。






どうやらスイッチ盤らしい。
メンテのときに点灯させるためのスイッチと思われる。
ケーブル類は見事にぶった切られているね・・・・。







近代的な形。
この部分だけを見ると、まるで新造トンネル。







トンネルの外は・・・・。
PC枕木。
近代的であると共に列車密度が高い事も教えてくれる。







植物たちに飲み込まれつつある路盤。
幹線だった事を物語るのはPC枕木くらいか・・・・。







右側の壁面を見ても近代に作った事を感じさせる。
確か平成まで現役だったのだから、当選といえば当然なのでしょう。







メンテ機器など個々からレール上に載せていた筈です。
当然もう、二度と使われない事に寂しさと哀しさと・・・。
そして勿体無いね・・・。







高規格なレールを進むと・・・・。
柵が見えます。
ソロソロ探索の終点です。
現役線に入ることは死ぬ事と同様に許されないこと。







草がアンブッシュしている兵隊さんのように見えて仕方ない・・・・。







道路をオーバークロス。
元々は踏み切りがあって、それを近代化ということでトンネル化したのか。
ちょっと調べたくらいでは良く分からなかった・・・・。
もっと調べないと謎が解けない。







さあ、戻りましょうか。
緩やかな曲線で、結構な速度で突っ込めた場所ですね・・・。
気動車やら蒸気機関車が走っている姿を思い浮かべ、しばし時間旅行を楽しむ・・・・。







放棄された路線とはいえ、この程度で済んでいるのは・・・・?。
今も手入れをしているからなのか。







威厳のあるトンネルです。
廃とは思えません。
一時休止という雰囲気です。

いくら地質調査をしても掘ってみて使ってみなければ分からない。
飯田線の向皆外トンネルの例もありますしね・・・・。







入り口付近は若干、外側へ伸ばしたような感じです。
内部の形状からしても地圧がかかるような場所ではないような造りですし。
雪の覆いがメインでしょうか。






この姿を見て廃と思える方がどれだけ居るだろうか・・・・。
現役そのまま。
そんな印象です。
スイッチと書かれた看板もそのままですし・・・。
Posted at 2013/12/04 00:08:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記
2013年12月02日 イイね!

北の大地 廃トンネル 其の1


有名な廃トンネル。
崩壊してしまい、今は使ってない。
当時のまま放棄されている。

さすが幹線だけあってしっかりとした枕木。
まるで現役です。
湿気が少ないから往時のままなのでしょう。







SLが疾走していたのだろう・・・・。
天井部分が煤けた感じ。







飯田線の廃トンネルを思い出します。
やはり鉄道の廃線トンネル、心地よいアーチはホッとします。
優しいアーチですから。







まっすぐ・・・・・。
背筋を伸ばしたかのようにまっすぐです。
結構な速度で走ることが出来たのではないかと思います。







明り取りのアーチとレールと・・・。
鉄道のアーチってどうしてこんなにも柔らかく温かく見えるのか・・・。

じめっとした感じも無く、どろどろした感じもない。
廃らしくない廃。
だからかな。
トレッキング感覚で歩いて撮った。







剥離したトンネルの壁。
いずれ崩壊するのでしょうが・・・・・。
わたしが生きている間は大丈夫でしょうね。







アーチの中に煙突のようなものが・・・・・・。
で、口をぽっかりとあけていました。







現役だったらコレほど無謀な事はないが・・・・・。
廃故に近寄れる。
そして感じられる。
併せて愛でられる。







レールとアーチと・・・。
壁がアーチになっているという点、力がかかるので支える必要があるからかな?。
でなければコンクリ打ってしまえば良いのだから。







ちょっとトンネルらしくなってきました。
煤けた・・・というかサイレンにもでてきそうな感じ・・・・。
長い時の流れを感じます。







錆の涙。
湧き水に鉄分が多いだけならば良いのだが・・・・。
それにしても鉱山で見た沈殿池のようで、背筋がぞわぞわする色です。







排水溝にも錆色が・・・・。







まるで現役かのような・・・・。
蒸気機関車が走ってきても不思議じゃない!。







腐食して読めない銘盤。
どんな文字が書いてあったのか。
歴史を知りたかったのだが無念。







天井になにやら書いてある。
調査しているようだが・・・・・。
もしかして埋められてしまう?。







本線から誤って進入しても、一応の簡易車止め。
止まれ。
鉄道でこんな事をするのは、本線が突然のアクシデントで使えなくなったから。
なかなか見られるものじゃないので驚きと興奮と・・・。

もう少しだけ続きます。
Posted at 2013/12/02 22:11:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道廃墟 | 日記

プロフィール

「運転中にDQNに絡まれたとき http://cvw.jp/b/331167/48553963/
何シテル?   07/20 21:59
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
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