風越 龍のブログ一覧

かつて写真屋さんでした。
当日、初めて会うお客さんと瞬間的に距離を詰めること。
ソレが成否というか結果に繋がります。

会った(見た)瞬間に距離を詰め会話が成立するか否か。
それは人であろうが絵画であろうが同じ。
瞬間的に会話が成立する子もいるし、しない子もいる。

この子が実在するのなら撮りたい。
まあ、たいした腕ではないけれど…。
刹那の時を切り取り、数十年後に写真を見てもらった時。
その時に、「あ！、そうそう、ここでこんな事があったんだよ！」と言ってもらえれば、その依頼は数十年の時を経て、ようやく成功となる。
この子は、そんな物語を紡いでくれそうだ…。

と、妄想ばかりが膨らむ痛い人ですね、私は…。

一見、青空ですが…。
水面に映り込んだ空。
画像の上の方を見ると、なんとなく…、ゆらゆらしてます。

青空。
しかも水面に映り込み、波がない。
そんな穏やかな日の1枚。
いつも、こんな穏やかな日が続けば良いのですが…。

頭がおかしくなったのではないか、と思われるくらいに走り回っていた頃。
その頃の写真を見て、モノクロで紙焼き4号紙位の感じで起こしてみました。

もう、なくなった施設も沢山あり…。
歳ってこういう事なのか…。
と思いつつも、無理して行って良かったとも思う。

まだ十数年モノですが…。
その時を超え、モノクロで見たらどんな感じだったのか。
時間を見て起こしていこうと思います。