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風越 龍のブログ一覧

2013年11月21日 イイね!

住友奔別炭礦立坑櫓と幌内線の遺構


住友奔別の立坑櫓。
今回は許可が無いので遠めに見て・・・・。

初の奔別立坑櫓。
無骨で無愛想。
でも逞しい姿です。







奔別の立坑。
操業当時はこの上に学校があったという。

って事は子供たちは父が、兄が働く炭礦を見ながら通っていた。
親が働く場所を知らない子供が多いと思う。
その空気を(親の職場の雰囲気)感じて育つだけでも貴重な体験です。







今のこの国には少ない要素。
雄々しく力強い姿。
ああ・・・立坑。







奔別炭礦立坑櫓。
鉄骨の錆が流した血のように見えて仕方ない・・・・。

しかし、この奔別の文字を見ると感じることがある。
此処で働く方々にとって誇りそのものだったのではないか、と。
俺らが国を支えているんだ、位の気持ちで仕事をしていただろう。
そんな気持ちで仕事をしてみたい・・・・。







下に僅かに見える鉄骨の建物。
立坑封鎖工事中に爆発、5人の方が亡くなった。
まさか閉山後に死ぬなど誰が予想しただろうか・・・・。

炭礦とは油断すれば即、死に直結している。
命がけの職場だった。
今のこの国で自分を含めて炭礦で働ける男がどれだけ居るのだろうか。







幾春別駅跡。
少し後でだが、この駅の規模の大きさを知り驚く事となる。
帰宅後、航空写真で予想と実際の差が埋まり裏づけが取れた。
こういう調べ物もまた楽しい。

当時の立坑櫓も健在、シックナーも・・・・。
ああ・・・・・奔別炭礦。
願わくば操業当時の姿を見たい。
無理な願いだけれども。







駅前から立坑櫓を。
街のシンボルと云っても過言じゃない。
そう思うだけの存在感。







幾春別駅跡。
左側に辛うじてホームらしきものが見える。
ということはかなり長いホームだったという事になる。
其の事は航空写真で確認できた。
石炭列車もだが長い列車が発着できるだけの設備。
それがあった。






立坑櫓とホーム。
幾春別駅に到着したら見える櫓。
まさに街のシンボルだろう。

ただ、今は過去の栄光を今に伝えるに留まっている。
其の事がとてももどかしい。
やはり操業時を見たい。
其の思いは変わらない。







三笠市の名木、ハルニレ。
この幾春別駅と奔別炭礦を見守ってきた。
これからも末永くこの地に在り続けて欲しいと思う。







幾春別駅構内。
航空写真でも分かるのだがかなりの規模のヤードがあった。
転車台もあった。

今や見る影もないのだが、人工的な平地が辛うじて此処に何かがあった事を伝えてくれる。







在りし日の幾春別駅。
貴重な資料です。
ありがとうございます。







石炭列車を牽引するキューロク222号機。
長命な蒸気機関車だった。
この国によくマッチした機関車だったのだろう。

蒸気機関車は無駄が多く力もさほど強くない。
でも無駄が多い分のためか、雄々しさを、人間臭さを感じる。
これを生で見た方が羨ましい。
この国が永遠に失った貴重な風景なのだから・・・。







弥生駅跡。
開業したのが戦後だって事に驚き。

いまは寂しいこの駅付近も炭礦があった頃は賑やかな場所だった。
大きな産業はそれだけで色々なシナジー効果を連れて来る。
その大きな柱を失った三笠は本当に辛いだろう・・・。







萱野駅跡。
改装されライダーハウスに生まれ変わった。

中を見せていただいたのだが・・・・。
一度泊まりたい。
もっとも持ち込みマットレスに寝るんだけどね。







現役当時のものだろうか・・・・。
再現したものではなさそうな文字。
この字体、懐かしい・・・・と感じます。





ョ8000。
新世代車掌車として誕生した。
貨物列車にも車掌さんなんて良い時代ですね・・・・。
無駄があったから人が入り込める余地があった。
本当に良い時代です。






萱野駅の碑。
花が咲き、大切にされている。

三笠は廃止した幌内線の事をとても大切にしている事が良く分かる。
廃止されたとはいえ、幸せな路線です。
幌内線は・・・・・。
住民の方もまた炭礦のことも後世に伝えようとしていること。
とても嬉しく、ありがたいことです。







冒険野郎スカRさん、
O.i.r.a.123。さん
との探索も此処で終り。

探索の疲れを此処で癒しました。
汗を流し、本日の家路につき・・・・・。

お二人には今回もまた大変お世話になりました。
またご一緒していただけると嬉しいです。
一人では見つけられなかったであろう景色を、沢山案内してくださったのですから・・・・。

濃い探索になりました。
これからも炭礦の跡を見て回りたいと思います。
Posted at 2013/11/21 00:07:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 炭鉱(やま)の跡 | 日記
2013年11月18日 イイね!

炭礦の街の廃生協


倒壊寸前の生協。
元々屋根は雪を落とすために傾斜が付いていたようだが・・・。







予想以上に正面が奥側に傾いている。
何かの拍子に一気に崩壊する気配です。







硝子は破れ、壁は崩れ・・・・・。
満身創痍。
いつ討ち死にしてもおかしくない生協。







爆破解体の瞬間のようにも見える。
しかし停止したまま。
この世への未練か。







リーチリフトらしい。
こんな高価なものまで放棄されていくとは・・・・・。
倒産、または閉店があまりにも急だったのか・・・・。
それとも再開するつもりで一時的に置いていくつもりが今に至るのか。







倒壊まで2歩手前位か・・・。
いつ倒壊しても不思議ではない。
今年の雪が多ければ・・・・・・。
この姿で会うのは最後となる。

この姿・・。
訴えかけて来るものがあります。
ああ・・・、お疲れ様でした。
でも、ゆっくり休むのはもう少し先になりそうですね。







夏草と生協と・・・・・・。
炭礦の街。
人々が頑張って暮らした跡。
これから100年後、この地はどうなっているのだろうか。







鉄骨で組まれていても屋根は木製。
虫に喰われて穴が開き・・・・・。
それでもなおこの地に在り続けようとする姿。
とても凛々しい。







よく見ればひん曲がった鉄の枠組み。
雪の重みに絶えかね限界をむかえてしまったのだろうか・・・・・。







ダクトが見える。
調理室のものか?。
でも油ぎってないからお惣菜コーナーの調理場ではないだろう・・・・。
たかがダクトひとつ。
でも色々と想像させてくれる楽しい建物です。







鉄骨構造、でも外観はコンクリート造り。
その中身は木造・・・・・。
ナカナカ昭和が薫るナイスな造り。

崩壊の途中。
しかしこんなにも綺麗な側壁。
そして木枠の窓。
綺麗過ぎて廃とは思えません。








夏草と廃生協。
かつては親子連れやらで賑わった事でしょう・・・・。
今やそんな事を感じることが出来ないほど寂しい場所になっています。







中央の鉄柱が見事に折れている・・・・・・。
そんなにまでも大きな力がかかったのだろう。







カーテンも当時のままでしょうか・・・・・。
中に入って見たいけれども、それは自殺行為ってもの。
無理はしないことが一番です。







3階部分が奥に倒れています。
この部分は従業員用のスペースでしょうか。
それとも倉庫でしょうか。
となると2階は社宅?。

色々と妄想というか想像というか・・・・。
湧き上がってきます。







表皮のコンクリートは長年の風雪に耐えかね剥れ落ちている。
しかし若干は何とか、辛うじて残っている。
この側壁、綺麗です。
これが廃とはね・・・・・。
美しい廃は見て楽しいが、でも哀しさを感じる。







建築中かと思われるくらい・・・・・。
でも表皮の下のシートが丸まり・・・。
やはり廃なのだということを教えてくれる。







こんなものが直撃したら・・・・・。
まあタダでは済まないでしょう。
廃めぐりは危険な趣味でもあります。
いつでもビクビクしてるくらいでちょうど良いと思います。
帰還できないことは任務失敗ですから、無事帰還するために最大限注意し、最大限楽しむ。

ちょっとしたものでも思い入れのある土地であれば、ただの廃でも輝ける物件になります。
色々感じ楽しみ思い、そして無事帰還。
やはり廃なモノはいい。
心静かになる。
Posted at 2013/11/18 22:52:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 炭鉱(やま)の跡 | 日記
2013年11月17日 イイね!

幌内立坑と唐松駅


幌内炭鉱立坑櫓。
入気用との事ですが・・・・。

この雄々しさ。
今のこの国にないもの。
だからでしょうね。
工場萌えなんて言葉が出てくるのって・・・・。







幌内立坑の案内。
こうして後世に伝える事は大切です。

不明者13名を残したまま注水。
坑道は水没したが再開したという、世界に類を見ない快挙を成し遂げた幌内炭鉱。
110年の歴史に幕を閉じたのは平成元年。
とても惜しい炭鉱です。







恐ろしい深さ、地下1000メートル。
そんな奈落の底ともいえる深い場所での操業。

立坑ケージでの入坑は肝の据わった炭鉱マンでも恐ろしかったという。
今のこの国でそんな恐怖と闘いながら働ける男たちが居るだろうか・・・・。
間違いなく一部には居るが少数派だろう。








幌内線の唐松駅。
針葉樹林を思い起こさせる美しい駅名です。







国鉄の改札口。
廃線となった今も残る・・・・。
かつての栄光も衰退も全て見てきた生き証人。
残念なのは話が出来ない事かな・・・。







時刻表。
日中は・・・・走ってない。

これからすれば飯田線など1時間に1本は走ってる。
まだまだ利用できる路線なのだな・・・と思う。
でも学生さんたちはもっと走らせて欲しいのだろうね。







美観運動の活動記録。
この方たちが居るから唐松駅は此処まで綺麗な姿を保っている。
ありがとうございます。







かつて列車交換もできた駅。
貨物用ホームかな・・・・。
航空写真では確認できなかった。







かつての開拓農家のような駅舎。
使ったことは無いけれど・・・・・。
妙な懐かしさを感じます。
子供の頃からこういう景色が好きだったからかな。







官舎兼用かな。
大きい駅舎です。






ささやかな花壇。
美観運動の方たちの活動の記録でしょう。
廃止後もこうして面倒を見てくれる方が居ること。
理屈じゃない。
素晴らしいことだと思う。
Posted at 2013/11/17 22:25:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 炭鉱(やま)の跡 | 日記
2013年11月14日 イイね!

三笠(北炭幌内変電所)


煉瓦造りの変電所。
もう死んだ設備だからこうして見られるのだが。
北炭の遺産。
夕張も北炭なのだが三笠はこうして大切に保管している。
土地柄なのか、それとも・・・・・・。







ビームの組み合わせの柱。
かつて良く見かけましたが、最近は見かけなくなりました。
白い碍子がとても綺麗です。
当時はトランスがブーン・・・・・と唸りを上げ・・・・。
当然近寄ったら放電で即死でしょうが。







整然とした内部。
機能美の極地とても言うのかな。
大きな碍子が此処で扱う電圧の高さを教えてくれます。







柱が埋め込まれた木。
ここまで成長するまで放置され・・・・。
そして再び人の手が入り今に至る。








この重厚さ。
最近の変電所ではちょっと味わえませんね。

複数の碍子、継電箱(?)。
この組み合わせはタマラン。







草に埋もれつつある感じだが・・・・。
オレンジと白い碍子と・・・。
何故か周囲と一体化しているように見えた。







斜面を上手に使って建てられた変電施設。
少ない平地を使うために考えて作ったのだろうと思う。







苔むしたコンクリート基台。
長い時間をかけて育まれた景色。
自然が造り上げたものたち。
人工的えなく、何となくだが優しさを感じる。







なんて美しい場所なのだろうか。
機能美と造形美。
雄々しさといい、今の見てくればかりの建物など足元に及ばない。







体に悪いPCBらしき香りも無く・・・・。
処理済みらしい。







池島炭鉱・・・とある。
九州最後の炭鉱の島。







集められた碍子。
死に損なって生きながらえている・・・とでも云うのか。
でもそれも悪いものじゃない。
・・・・・そう思う。







美しい窓枠と煉瓦。
そして夏草。

ちょっと近寄るには・・・・・辛い。







ウネウネとケーブルが這わされていたのだが・・・・。
いまは其の名残すらない。







上を見上げて。

少しでも高く。
少しでも遠くへ。
吸い込まれそうな空間です。







北炭幌内変電所。
何度か訪れている。
唯一の心残りは内部を見ていないことだけ。

それとこの変電所の回りは炭住で一杯だったという。
今や信じがたいことだけど。

看板の北炭の社紋が神々しく見えた。
Posted at 2013/11/14 22:51:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 炭鉱(やま)の跡 | 日記
2013年11月10日 イイね!

我が家にようこそ!

我が家にようこそ!最後に撮った一枚。
当日バタバタで撮ったのを忘れてました。

先代愛機、テリオス。
次期愛機、ラッシュ。
テリオスの味を忘れられず、ラッシュを購入しました。
フルフラットにはならないので若干の工夫が必要ですが・・・・。
車中泊はテリオスより悪化ですが・・・。
まあ走りに関しては良さげです。
ウーファーも無いのでドゥオンドゥオン云わせられないのが寂しい・・・・。

これからはラッシュと共にカーライフを歩みます。
今までは私=テリオスでした。
これからは私=ラッシュになります。

ありがとう、テリオス。
よろしく、ラッシュ。

数日乗りましたが・・・・。
車体がヘタッてない。
足回りもしっかりしてる。
率直な感想です。
テリオスは色々な意味で末期患者だったと改めて感じます。

今はテリオスを買った当時のように、買い物ついでに若干の散歩をしてます。
当時は23区内在住。
よく川崎の臨港地帯を走ってました。
トランスとか聴きながら。
今は歌姫ミクさん、クラシック、国歌、軍歌、演歌、何でも聴いてます。
スピーカも換えたいし、ウーファーも欲しい。
オーディオも換えたい・・・・。
でも予算が厳しいので、徐々に入れ替えです。

テリオスの時のように前照灯も不満なし・・・・。
さすが新しい車体です。
でも自分なりに弄って快適にしてゆく予定です。
年間3万は走るので新車など勿体無い。
中古で十分。
なにせ田舎ですから車がないと仕事にも行けません。
テリオスと同じように可愛がって酷使する事になりそうです。

遠出して不満を解消して・・・・・。
自分の味付けをしていくのが楽しみですね。
Posted at 2013/11/10 21:52:24 | コメント(15) | トラックバック(0) | ラッシュのこと | 日記

プロフィール

「古民家再生 http://cvw.jp/b/331167/48732483/
何シテル?   10/26 21:05
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
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