風越 龍のブログ一覧

50CC、原付ですが2輪車を始めてみました。

人生初バイク。
しかもMT。
最初はエンストしたり、方向指示出しっぱなしで走ったり、ニュートラルに入らなかったり…。
散々でしが…。

走ると、漕がずに走るチェックポイントみたい。
まさに自転車にエンジンが付いた。
そんな感じ。

ふかふかの砂浜ではタイヤがコレでも細すぎて接地圧が足りず、潜る、潜る、潜る。
砂の坂道は足で漕ぎつつ走らないと登れない…。
4輪で入るのって楽だったのだなぁ…と実感。

ラッシュは楽な車だったけど、ボディー剛性が低すぎて私のスタイルに合わない。
で、紆余曲折してみて、やってみて初めて分かる事もあるのだ、という事が分かった今日。

畦道走ったり、農道走ったりと、まあ原付なのでゆっくり走るのに適した車両と思います。
素人でもキック1発でエンジンは掛かるし、助けてもらう事ばかりです。

2スト車で目を付けていたのが売れてしまい、探したらすぐにコレが出てきたので見に行って即決しました。
縁がある子(車)は縁があるし、どれだけ恋焦がれても縁が無い子も居る。

まあ、金持ちじゃないから出来る事を出来る範囲で楽しむ。
楽しんで乗れれば、それでいいなぁ…。
車載出来るし、写真を撮るのでも車は停める場所が無い時などに活躍しれくれる事を願って…。

♪涙の数だけ強くなれるよ
♪アスファルトに咲く花のように
岡本真夜さんのTOMORROWから。

彼らの強さ、逞しさが欲しい。
敏感すぎる、感じすぎる身としては…。

鈍感さ。
これってある意味、最強だよね。
悪意さえ感じなければ、何も考える、悩む事もない…。




秋の風に揺れる…秋桜。




畦道の火山(脱穀した籾殻を燃やしている)。

この匂い。
秋の風物詩だよねぇ…。
都会に居ては感じる事が出来ない…。




今年の命を燃やし尽くし、次の年の命に繋ぐ…。
風に煽られ、私も焦がす位に強く燃える(結構暑さを感じます)…。
彼らは灰となり、子孫の命となる…。
命はどういう形であれ、未来へと繋がってゆく。

命が燃える匂い。
それを友に感じて欲しい。
感性が近い友ならわかる、この匂いは…。
この命の燃える意味が…。




茨城砂漠(籾殻が燃えた跡)。
砂漠には、足跡が…。




風が吹き、燃え尽きた子たちは舞い上がる…。
命を燃やし尽くした事に満足するかのように…。




風が造る、二度と同じ形が出来る事は無い刹那の景色。
今、という時。
どの時を感じた瞬間、それは、もう過去。
燃え尽きる位に輝いたか、と問われるとNein(NO)。

満足には程遠い。
でも身の丈というモノがある。
ゲイツ(呼び捨てですみません)みたいに輝けない。

出来る人と凡才の差を老人になり、身に染みて感じる。
もう、新たな事を始めるには非常に辛い事を…。
しかもそれをやるしかない、となると…。
やくざ者になる位の覚悟が必要だけど、腰抜けに自分にはなかなか踏み出せない。




岩に生えた雑草。
産毛が光に輝く…。

なにせ23区内からド田舎、当時は好感度最下位の茨城に移住する変質者なので、茨城県民からは移住した時に「なぜ品川ナンバー？」と嫌という位に聞かれたものですが…。
でもね、ド田舎過ぎないのは、部落のよそ者とか差別が無いのは楽ですよ。
田舎暮らし素敵！！！！ってチヤホヤするけど…。
地方はよそ者(移住者)は部落から弾かれてゴミの収集すらしてもらえないとか…。
酷い実態もあるのです。
語られる事は少ないけれど…。

そんな事もない、都会でもないけど程よい田舎(住んでる所はすぐ裏は田んぼ)暮らしは私にとって、丁度良い。
あとは堅気の仕事がうまくいくことを切に願うが、コレがなかなか難しい…。
ある意味、やくざ者(はみ出し者)なので堅気の仕事は気を遣う。

…と海外の方の片言Japaneseのようですが…。
そう思ったもので。

運転中に、ぶっ倒れたご老体とママちゃりを見かけ…。
急いで後方確認、後続車なし。
ハザードを焚いて停車して…。
ご老体に駆け寄って「おっちゃん、大丈夫？」と砕けた感じで声をかける。
すると、ブレーキかけて転んだ…とハッキリとした回答が。
激痛を訴える様子もなく、おそらく酷くても捻挫程度で済んでそう…。

とりあえずママちゃりを起こして、ご老体が立ち上がるのを待ちつつ、様子を見て…。
多分、大丈夫だろう。
そう感じたので、気を付けてね！、と声をかけてお別れ。
その間に最低5台は通過してるんですけど…。
私の他は一人だけ、でした。
車を止めて声をかけてきたのは…。

止まった方とお互いに、ご老体の無事を確認して全員解散。
しかまぁ…。
困っている様子の人を見ても無視かスルーか。
海外では考えられんよ。
他人に全く興味が無いのか。
裏を返せば、自分がそうなっても誰も助けてくれないって事だよ？。

私のような人間は多分、マイノリティーという分類なのだろう…。
一応、非常勤の市職員ですし困っている方を見たらとりあえず声掛けを…多分する。きっと…。よほどヤバいイカレた人は警察に通報ですが…。

この国の無関心を見せつけられて、凄く残念な思いです。
祖父の世代が命がけで国を守る為に戦ったのに、これかよ…。
結果が。
何でこんなに残念な国になったのだろう。

とりあえず、大けがしていないようで本当に良かった。
それだけを思い、家路につく事に…。

天幕駅。
もう廃止になって20年ほど経ちます…。
駅名の由来は諸説あるのですが…。

私が読んだ本には、鉄道敷設の際に調査・調査に訪れた役人(測量技師？)をもてなし、宿(寝場所と食事)を提供した、とありました。
※処分してしまったけど、また読みたいなぁ…

天幕という姓は役人(測量技師？)には「天幕を張って暮らしていた頃の苦労を忘れないように天幕と名乗っている」と伝えた…らしい(諸説あり、どれが正しいのか。それは天幕三次郎氏と、当時の役人しか分かりませんが…)。

天幕三次郎氏が居たからこそ、石北線の天幕駅が出来たと思いたい…。
明治30年頃には居を構えていたようなので、天幕を張って暮らしていたのは若い頃の話と思われます。

駅名一つとっても正確な由来が分からない。
紐解きたくても、どれも正解のような気がするし…。
道内で気になる駅名の一つです。
その駅名一つにもロマンを感じるのが道内。

小学生の頃から時刻表を見て、ハアハア(*´Д｀)言うのは北海道の路線でした…。
心身の余裕、懐の余裕があれば廃線廃駅巡りに行きたいなぁ…。
サンバーならフラットにして車中泊で回れるから…。