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ヤリ=マティ・バラバラのブログ一覧

2024年06月01日 イイね!

ランチアと言えば・・・

『RANKING LANCIA’S GREATEST RALLY CARS』

ランチアのラリー復帰が確定したことで、WRC(世界ラリー選手権)でマニュファクチャラータイトルを10回獲得した輝かしい過去が思い出される

イタリアのブランドは月曜日の発表で歴史に目を向け、新型イプシロンHFでRally4プログラムを通じてラリーに復帰することを発表した

イプシロンHFでRally4は、1980年代と1990年代に同ブランドの代名詞であった象徴的なマルティーニ・レーシングのストライプを再現したカラーリングで発表された

ランチアのラリー復帰に関して当面はWRCに出場することはないが、ラリーファンは来月WRCのテクニカルレギュレーションがより明確になれば、このRally4プログラムが上位カテゴリーへの第一歩に過ぎないことを期待しているだろう

しかし、近い将来にランチアの名前が再びラリーに出場する見通しは、その過去を振り返り、ランチアの伝説を生み出すのに貢献した最大のヒット作をランク付けする機会を提供する

5 - Lancia Fulvia


ランチアはF1から撤退してから10年後の1965年に、ラリーへの熱狂的な興奮に応えてフルビアをモータースポーツに復帰させました

1.6リッターV4エンジン搭載モデルで、最高出力132馬力を発揮したこの人目を引くフルビア・クーペは、デビュー戦のイタリアラリー選手権で優勝し、国内8回とヨーロッパ選手権2回のタイトルを獲得するなど、母国で瞬く間に成功を収めました

フルビアはモンテカルロ、モロッコ、サンレモでの勝利に続き、世界ラリー選手権の前身である1972年の国際メーカー選手権を獲得しました

WRCでは勝利こそありませんでしたが、ランチアが1974年にWRCで初のマニュファクチャラータイトルを獲得する上でポイント獲得に貢献しました

4- Lancia Delta S4


WRCで最も過激なGr.B時代に生まれた猛獣の典型ともいえるデルタ S4 は、おそらく最も洗練され、最も凶暴なマシンでした

このミッドシップのマシンは、ターボチャージャーとスーパーチャージャーを組み合わせて、低速でのターボラグを減らし、その結果、フィアット製1,759 ccの直列4気筒DOHCは500馬力以上を発揮して4WDシステムを起動

ヘンリ・トイヴォネンのドライブで、1985年のロンバード RAC ラリーで WRC デビューを果たしたデルタ S4 は、このマシンが獲得した全4回の優勝のうちの1つを獲得

ポルトガルでのフォード・RS200の忌まわしきクラッシュ、ツール・ド・コルスでのトイヴォネンとコ・ドライバーのセルジオ・クレストの死亡事故を受けて FIA がGr.Bを廃止するまで、プジョー 205 T16 Evo2 と共にデルタ S4 は究極のGr.Bカーでした

3- Lancia 037


デルタ S4 の前身である037 ラリーが、1983年にランチアを4度目のWRCマニュファクチャラータイトルに導いたのは、驚くべき事でした

このスーパーチャージャー付き直列4気筒2.0リッタをミッドシップに搭載し、後輪駆動のモンスターは、アウディの4輪駆動クワトロに対するランチアの回答で、アウディ・クワトロの500bhpと比較すると037 ラリーの280bhpは劣りますが、ポリエステル樹脂/グラスファイバーのボディに、クローム・モリブデンの鋼管を多用したトラス構造のスペースフレームを組み合わせたシャーシのおかげで、重量は僅か960kgでした

また、現在有名なマルティーニ・レーシングのストライプカラーを採用した最初のランチアでもありました

ヴァルター・ロールとマルク・アレンは、1983年から1984年にかけて6回のWRC優勝を果たし、1983年にはアウディを破ってマニュファクチャラータイトルを獲得しましたが、2 輪駆動のマシでタイトルを獲得したのはこれが最後で、この両社の1983年の戦いは、今年公開の新作映画「Race for Glory : Audi vs. Lancia」の題材となっている

2- Lancia Stratos


ランチア・ストラトスのような前衛的なルックスをしたラリーカーは、これ以前にも後にも存在しません

ランチアでワークス・チームの責任者を務めていたチェーザレ・フィオリオ、エンジニアのジャンパオロ・ダラーラ、デザイナーのマルチェロ・ガンディーニ、元フェラーリでF1ドライバーを務めたマイク・パークスの協力の基、ベルトーネでデザインされたこのマシンは、最高出力190hpディーノ 246GT の2.4リッターV6エンジンを搭載し、車両重量は約950kgだった

1974年ラリー・サンレモでデビューし、サンドロ ムナーリはラリー・サンレモとラリー・オブ・ザ・リデウー・レイクスで優勝、ジャン=クロード・アンドリューがツール・ド・コルスで勝利したことで、マニュファクチャラータイトルを獲得しました

ストラトスは、ランチアが197年~76年にタイトルを獲得するのに貢献し、WRCでの優勝回数は17回を誇り、スポンサーであるアリタリア航空のホワイトとグリーンを基調とし、同社のトリコロール・ロゴを二重に調和させたリバリーは最も知られている

今年は、ストラトスがランチアをWRCマニュファクチャラータイトルを獲得したメーカーとして有名にしてから 50年目にあたります。ストラトスは現在でも歴史的なラリーに出場しており、昨年はセブ・ペレスがロジャー・アルバート・クラーク・ラリーで走行し、注目を集めました

Best of LANCIA STRATOS pure sound / Roger Albert Clark rally 2023


1 - Lancia Delta HF/Integrale


一部の人にとってはランチアの中で、最も美しく、最も素晴らしいものでは無いかも知れないが、デルタが成し遂げた数々の成功を無視するのは難しい

数回の改良を経て、1987年から1992年にかけてWRCで驚異の46勝を挙げ、この4WDのマシンはGr.Aで、誰もが認めるWRC史上最も成功したマシンとなった

デルタは6年連続でマニュファクチャラーズ・タイトルを獲得し、ミキ・ビアシオンは1988年と1989年に、ユハ・カンクネンは1987年と1991年にドライバーズタイトルを獲得した

ラリーから離れても、セガのラリーゲーム「セガラリーチャンピオンシップ」シリーズで使用されたマシンであったことから、1990年代に育った人々にとってデルタには親近感を抱くだろう

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自分的に衝撃を受けたマシンは、如何にもスーパーカーと言ったフォルムのストラトスなのですが、ランチアのラリーマシンで一番好きなのを聞かれると、037 ラリーですかねぇ

皆さんは、ランチアと言われて、どのマシンを思い浮かべますか?
Posted at 2024/06/01 20:21:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月01日 イイね!

親子対決が実現!

親子対決が実現!『PETTER AND OLIVER SOLBERG TO GO HEAD TO HEAD IN ERC』

オリバー・ソルベルグは来月、ERC(ヨーロッパラリー選手権)のスウェーデンラウンドで、WRC(世界ラリー選手権)でドライバーズタイトル獲得経験のあるた父ペター・ソルベルグと対戦する

先週、2003年のWRC ドライバーチャンピオンであるペター・ソルベルグは、退いていたラリーに復帰し、バウハウス・ロイヤル・ラリー・スカンジナビア(6月13日~15日)に出場すると発表したが、これは、2019年のウェールズ・ラリー GB以来の国際格式ラリー出場となる

ペターは、5年前にウェールズ・ラリーGBでWRC2で優勝した時の、一家が所有するフォルクスワーゲン・ポロ GTI R5をドライブする予定で、5年前のウェールズは、オリバーがWRCデビューしたイベントでもある

ERCのスウェーデン開催を更に盛り上げるために、息子のオリバーがグラベルイベントにシュコダ・ファビア RS Rally2で出場する事を発表

オリバーは昨年フォルクスワーゲン・ポロ GTI R5で優勝しており、今年はその優勝マシンはペターが運転することに

​​オリバー・ソルベルグは、ラリー・スウェーデンで優勝、サファリ・ラリー・ケニアで2位となり、現在WRC2クラスのドライバーズランキングで2位につけた状態でスウェーデンに向かう

「リベンジの時が来たのかもしれない。本気で一緒のイベントで競うのは本当に楽しいし、もちろんタイムを比較するのも面白いだろうから、ステージの終わりに僕が最初に探すのは父さんのタイムになるだろうね」と、オリバー・ソルベルグは冗談交じりに語った



「冬の間一緒に走っていたけど、父さんは速いと思うよ。ペースノートについて少し話したと思うんだけど、父さんにとってはこれが最も厄介な部分になるだろうね。長い間離れていた後では、再びノートに全幅の信頼を置くのは難しいからね」

「これは本当に僕のホームイベントで、家から30分程の場所なので特別なイベントなんだ」

「でも一番嬉しいのは、父さんと同じイベントを走れることだね。バウハウス・ロイヤル・ラリー・スカンジナビアは間違いなく今シーズンのお気に入りの1つで、先に言ったように、父さんと対戦するのはとてもクールだよ」

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マシンの競争力ではシュコダ ファビア RS Rally2に分があると思われるし、オリバーが言うようにコドライバーとの信頼関係でも一抹の不安が・・・

ただペターには、オリバーとは比べ物にならないくらいの経験があるので、それで勝機を見いだせれば・・・

何にしても、楽しみなイベントですよね
Posted at 2024/06/01 07:27:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「自分の時代もDクラスは花形で、モンタジさんのカルタス・ツインエンジンやキャロッセのフロントミッドシップ・カローラが(^^;@クーゲル?ジーノ」
何シテル?   06/22 11:49
フォルクスワーゲンポロに乗ってるので、HNを変更(笑) モータースポーツは全般的に好きなのですが、特にWRC(世界ラリー選手権)は昔から好きです 鈴...
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