• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ヤリ=マティ・バラバラのブログ一覧

2024年06月11日 イイね!

日本時間今夜にはいよいよ?

『WRC FUTURE REGULATIONS SET TO BE DEFINED AFTER MONTHS OF DEBATE』

WRCは、火曜日に開催されるWMSC(世界モータースポーツ評議会)の会議に向けて作業を進めており、そこでは、いくつかの提起された問題に対する回答がされる予定となっている

議題のトップは2026年のテクニカルレギュレーションであり、2 月にFIA WRC ワーキンググループが WRC の将来に関する提案を発表して以来、多くの白熱した議論を巻き起こして来た

ただ、現在のRally1の規則は2026年末まで継続されると広く予想されている

これは、12月に設立された WRC ワーキンググループから2月に提出された提案から逆戻りする事を意味している

2月の提案は、エアロダイナミクスの削減、リアウィングの小型化、エアリストリクターの小径化などと、Rally2カーとの性能差を縮める一環として、来期よりRally1カーからのハイブリッドシステムの廃止する動きを中心に構築されました

これらはRally2カーの性能を向上させて、イベント終盤に上位争い出来るようにするオプションの、アップグレードキットをメーカーが製造するという提案と一致していた

この提案は、トップカテゴリーのチームとWRC2クラスに参戦車両を提供しているメーカーから強く反対され、4月にはFIAに対し、現在のテクニカルレギュレーションを維持するように求めた書簡が送られた

各チームの主な不満は、来シーズンに向けてマシンを再設計、テスト、検証するための期間が短いことと、5年間のホモロゲーションサイクル(2022~2026年)に於いて戦う事が予定されてた現在のマシンに、既に莫大な投資が行われているという事実に集中していた

FIAの考えは、現在のRally1のコンセプトに基づいて構築された新しいレギュレーションを導入する予定の2027年に向けて、エントリーを増やし、スムーズに移行することを考えていた

これらの330馬力のマシンは、共通の安全セルを使用してコストを削減し、メーカーやチューナーが量産モデルに基づいて独自のボディワークを備えた車両を開発できるようにする



2月以降、関係者やWRC委員会と様々なミーティングが行われ、今後の解決策が模索されてきたが、火曜日に結果が出ると予想され、その後、書類がまとめられ、WMSCに提出されて決定が下される

FIA は発表内容について固く口を閉ざしているが、ラリー・イタリア・サルディニアでFIA ロードスポーツディレクターのアンドリュー・ウィートリーは、2027年に向けて「スムーズな移行」が期待できると語った

「この3ヶ月で信じられないほど多くの作業が行われ、おそらく作業の50%は は終わっていると思う」とウィートリーは、今後の世界モーター スポーツ評議会の会議について尋ねられた際、Motorsport.com に語った

「これまでの議論から大きく離れてしまいましたが、それはかなり長い間、かなり広範な議論が行われてきたことが一因です」

「2027年に向けてスムーズに移行できると思います。これまで生み出されてきたコンセプトやポジティブなエネルギー、そして懸命な努力は、誰もが世界ラリー選手権に明るく力強い未来があると信じている証です」

この「スムーズな移行」が、具体的に何を意味するのかはまだわからないが、WRCチームはすでにRally1が来年も継続されるという兆候をすでに示唆している

トヨタのチーム代表ヤリ₌マティ・ラトバラはクロアチアで、あまり大きな変化は期待していないと示唆したが、今月初めのサルデーニャ島では「メディアでは、現在のマシンが今後2年間はそのまま使用されるだろうという話が少し出ているが、私もそう思う」と語った

「投資は既に行われており、短期間で大きな投資をする意味は無く、これが正しい道だと信じている」

「我々の焦点は2027年の規制にあるべきであり、全チームがそれに同意しているので、それが私が望んでいることだ。私にとっては、ハイブリッドの有無は、全体として大きな違いを生まないので、現在の車に追加投資をしないことが、全員の予算を節約するために最善だと思います」

ヒョンデは姿勢を明確にし、チーム代表のシリル・アビテブールはチームは、現行のi20 Nの2025年大幅アップデート計画を断念せざるを得なかったと明らかにした

アビテブールは、Rally1車に提案された変更は、WRCの「基準に達しない」物が生み出されると考えている

その結果、アビテブールはチームに現行のルールに賭けるよう指示し、来年に向けてチームの現行i20 Nのアップデートを継続することになった



「何よりもまず、チームとデザインオフィスにとって、将来についてある程度、明確な見通しを持つべき時が来ている。なぜなら、どのようなマシンやどのようなレギュレーションに向けて取り組むべきかを定義するのは非常に難しいからだ」とアビテブールはMotorsport.comに語った

「我々はそれを予想し、世界モータースポーツ評議会の結論がどうなるかについていくつかの仮定を立てており、我々の仮定が確認されることを願っている。20205年と2026年がどのようなものになるかについて本社に報告するために重要である」

M-スポーツ・フォードは来年もレギュレーションの安定性を期待しており、2027年に新しいブランドを惹きつけるために、チャンピオンシップを可能な限り最高の位置にあるようにしっかりと焦点を当てています

「まだ確かな情報は出ていないが、私が聞いた話から判断すると、安定性が鍵であり、我々が望んでいる2027年に焦点を当てていると思う」と、チーム代表のリチャード・ミルナーはサルディニア島でMotorsport.comに語った

「すべてのメーカーが一致団結し、2027年に向けて道筋を見つけようと前向きに取り組んでいます。我々はさまざまなパワートレインとオプションを検討しているので、どんなメーカーが参入して来るかどうかは別の話です」

「この最終承認が必要で、そうすれば前に進むことができます。この数か月間は不安定な時期が続いたと思うが、それは本当に必要な時間ではなかった」

----------

どうやら日本時間の今夜中には、何らかの決定がなされ、発表されると思われますね
Posted at 2024/06/11 18:50:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月11日 イイね!

チャンスを掴み取るには・・・

『Letní šance pro mladé naděje』

夏休みの間、世界選手権は3つのイベントが高速グラベルに移行する

そして、少なくともポーランドとラトビアの2大会では、Rally1カテゴリーのスタートマシンの数が増えることになる

WRC(世界ラリー選手権)のイベント時には、これらのマシンの出場台数が少なく、通常は8台での戦いとなるため、プロモーターとFIAは技術規定の変更を検討することになった

この変更は、新たなマニュファクチャラーに手を差し伸べて、トップカテゴリーのマシンを製造し参戦して貰う事を目的としていますが、もし、新たなマニュファクチャラーが世界選手権を華やかにするとしたら、そのマシンに乗るドライバーがいるだろうか?

若いドライバーがRally1マシンで出場する機会はそうそうありません

例えば、ヒュンダイはドライバーの平均年齢の高さで際立っており、今年は36歳となっていて、3台目のクルマのシートには若手ドライバーではなく、キャリアの終わりに向けて動き始めているダニ・ソルドか、驚くほど競争力のないアンドレアス・ミケルセンに与えられている

基本的に、若いドライバーを積極的に競技に参加させているのは、イギリスの M-スポーツだけで、フォード・プーマ Rally1のレギュラードライバー2人はどちらもまだ30歳を超えていない



そしてもう一人、若きドライバーが3台目のプーマに乗るチャンスを得るだろ

ラトビア期待の若手マルティンシュ・セスクスは、過去3年間ERC(ヨーロッパ・ラリー選手権)に出場してきたが、それ以前の2020年と2021年にはJWRCドライバーズランキングでトップ3に入っていたため、彼の個人スポンサーであるM-スポーツとWRC プロモーターの協力により、セスクスは非常に興味深い機会を得ることができました

WRCに、M-スポーツ フォード WRTから2つのイベントに出場する若いラトビア人ドライバーは、ポーランドでハイブリッドシステムを搭載しないRally1でトップカテゴリーのマシンに慣れて、次のイベントではフルバージョンのフォード・プーマ Rally1での出場が準備されている

過去2回優勝のディフェンディングチャンピオンとして、セスクスはテト・ラリー・ラトビアに全力で挑むであろうが、この若いドライバーに勝利を期待するのは愚かであり、彼の主な集中力は他のところに向けられ、スピードや安定性がある事を証明し、将来ワークスシートを得るためアプローチしたいと考えているだろう

セスクスはERCからそのままRally1のコックピットに飛び込む一方、ほとんどの若手ドライバーはWRC2クラスに参戦することで注目を集め、世界各国のイベントで重要な経験も積みます

WRC2クラスからは、現世界チャンピオンのカッレ・ロヴァンペラやM-スポーツのナンバーワン、アドリアン・フールモーがワークスシートの座に就いたし、オリバー・ソルベルグや、ピエール=ルイ・ルーベ、ティーム・スニネンなどがトップカテゴリーへの復帰を狙っている

スニネンは、2017年のオーレン・ラリー・ポーランドに当時最先端のWRCカーでデビューし、すぐに地元フィンランドにフィエスタ WRCで出場しましたが、終盤のミスで2位の座を逃してしまった

フィンランドに先立つテト・ラリー・ラトビアで、サミ・パヤリはトヨタ GR ヤリス Rally1でデビューしますが、これまでのところ、彼がその後ホームイベントにRally1で出場するという事については公開されてないが、ラトビアでワークスドライバーたちと競う事そのものが、若いフィンランド人にとって素晴らしい経験になる



昨年、シュコダ・ファビア RS Rally2のハンドルを握ってホームイベントでWRC2クラス初優勝を果たした後、パヤリはチームを変更し、トヨタ GR ヤリス Rally2でサルディニアの同じクラスで優勝を果たし、タイトル獲得最有力候補の一人となっている

トヨタ・ガズーレーシング WRT チーム代表のヤリ₌マティ・ラトバラは「サミとカッレをあまり比較しないように皆さんにお願いしたい。カッレは例外的なケースで、彼のキャリアは実質的に 7 歳から始まり、17歳ですでにプロのドライバーでした」

二人の若いフィンランド人の年齢差も興味深いもので、ちょうど 14 か月です

ハン・ソランズはRally1カーの次ドライバー候補となるだろうか?

世間では、2019年のJWRCチャンピオンであり、ボーダフォン・ラリー・ド・ポルトガルの勝者である彼について、GR ヤリス Rally1に関連した憶測が叫ばれているのだが、ソランスは、3年前のラリー・RACC・カタルーニャ-コスタ・ドラダにヒョンデ i20 クーペ WRCで出場し、8位に終わった兄のニル・ソランスと間接的に比べられているのかもしれない

ジュニアの夏のスタートは、世界選手権とマニュファクチャラーの将来にとって重要な瞬間となるのだが、将来チャンピオンを目指すドライバーには多くのことが必要で、シーズンを通してRally1カーで出場する機会は、すべてのチームの若いドライバーに与えられる様にならねばならない

彼らが4台目のワークスカーで出場する可能性は、世界大会でのRally1マシンの数が少ないという現在の問題に対する素晴らしい解決策となるだろう

----------

色んなラリー関連のサイトで、今回サミ・パヤリやマルティンシュ・セクスクのRally1カーでのイベント出場が取り上げられ、いずれも現状のトップカテゴリーの出場台数の少なさを解消する方法として、今回のような形で出場させるような事を望んでいると感じますよね

確かに手っ取り早いとは思うのですが、問題となるのマシンを用意する側であるマニュファクチャラーの方

資金力のあるトヨタは大丈夫かと思われますが、ヒョンデやメーカー直系でないM-スポーツ・フォードは厳しいのでは無いかと・・・

となると、高価なRally1ではなく、現在のRally2をアップデートしたようなマシンにすれば、上記の事が可能になると思われるし、WRC2クラスからのステップアップもしやすくなるんじゃないでしょうかねぇ?

何はともあれ、今月中には発表されると思われる、テクニカルレギュレーションの変更がどのようなものになるかですよね
Posted at 2024/06/11 05:24:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「自分の時代もDクラスは花形で、モンタジさんのカルタス・ツインエンジンやキャロッセのフロントミッドシップ・カローラが(^^;@クーゲル?ジーノ」
何シテル?   06/22 11:49
フォルクスワーゲンポロに乗ってるので、HNを変更(笑) モータースポーツは全般的に好きなのですが、特にWRC(世界ラリー選手権)は昔から好きです 鈴...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

       1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30      

愛車一覧

フォルクスワーゲン ポロ フォルクスワーゲン ポロ
フォルクスワーゲン ポロに乗っています。 画像は購入当初のモノで、現在は少々・・・(謎 ...
マツダ デミオ マツダ デミオ
PC24セレナと2台体制で所有 ただ単に、MTに乗りたいと言うだけの理由で購入(笑) ...
日産 セレナ 日産 セレナ
13年、約290,000kmで廃車に オフ会と言うイベントにデビューしたのも、このセレ ...
スズキ スペーシア 手作りキャンパー・スペーシア (スズキ スペーシア)
義母のクルマですが、車中泊出来るようにコソコソと弄り中(笑) 画像は拾い画ですが、同型 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation