『Ve finském mistrovství přituhuje』
注目を集めているフィンランド選手権は、全7戦中5戦目が先週末行われた
開幕当初は、前シーズンのトップ4のドライバーの1人も開幕戦に出場しなかった為、シーズン序盤はかなり悲しいものとなった
その為、これまで注目されたことの無いアンシ・リュトコネンが、開幕戦リーヒマキ・ラリーでは2分以上も差を付けられたにもかかわらず表彰台を獲得し、その開幕戦ではルーペ・コルホネンが優勝し、第3戦でも優勝したが、オフシーズン中、今季コルホネンがタイトル争いをリードするとは思われてはいなかった
幸いなことに、現昨年のドライバーズチャンピオンであるテーム・アスンマーが第2戦に出場し優勝したが、残念ながら次のイベントではリタイアとなり、開幕3戦で獲得したポイントは僅か25ポイントでした
状況が変わり始めたのは、5月末に開催された第4戦からだった
コルホネンはそこでトヨタ GR ヤリス Rally2をクラッシュさせ、今年初めてノーポイントに終わり、逆にアスンマーが優勝して25ポイントを獲得して、首位に肉薄し始めた
ドライバーズチャンピオンを2度獲得しているマーカス・グロンホルムの息子であるニクラス・グロンホルムは、第3戦と第4戦で連続して2位を獲得しましたが、SM ポフヤンマーラリーでは、土曜のレグ2最初のステージでシュコダ・ファビア RS Rally2をクラッシュさせてリタイアに
第2戦で、Rally2マシンデビューを果たしたしたジュア・イイヴァリは、イベント開始早々SS1でクラッシュして再出走となり、最下位ながら完走し、続く第3戦では徐々に順位を上げ、最終的に7位でイベントを終えた
今年の初めルノー・クリオ Rally3を駆るイイヴァリは、SM2クラスでライバル達を苦しめていたが、出場するクラスを変更した事でヘンリ・ホッカラを助ける事となり、ポフヤンマーラリーで今季5勝目をあげ、シーズン終了を待たずにタイトルを獲得した
昨年SM2クラスでランキング2位だったヘンリ・ホッカラは、今季もフォード・フィエスタ Rally3を駆り、タイトルを獲得した
チャンピオンシップのリーダーであるコルホネンはコースをクリアしなければならなかったが、金曜日の変わりやすいコンディションのお陰で、3.9秒差の2番手でレグ1を終えた
メインとなるレグ2で雨が降ることを望んでいたが、ワイパーの固着によりステージ序盤で3番手に後退と、逆にその雨が彼にとって状況を悪化させる事となった
ベンジャミン・コルホラは、コドライバーのセバスチャン・ヴィルタネンが食中毒に罹っているにもかかわらず、ヒョンデ i20 N Rally2をハイスピードでドライブして2番手につけていたが、豪雨のSS6でペースを落として3番手に後退
しかしコルホラは表彰台を獲得した事で、ランキング2位奪取に向けての重要なポイントを獲得し、チャンピオンシップでの上位陣との差を縮めた
しかし昨年のドライバーズチャンピオンのアスンマーは、今季出場したイベント4戦で3勝を飾っており、フィンランド選手権のランキングでシュコダ・ファビア RS Rally2のドライバーは、首位と13ポイント差の2番手につけている
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確かに現在2番手とは13ポイント差だが、1戦で獲得できる最高ポイントは25ポイントと言う事を考えると、一応現在ランキング6位のトミ・ユルハまで権利があると言う事
自分としては、GR ヤリス Rally2のステアリングを握る、現在首位のルーペ・コルホネンに、このまま逃げ切ってタイトルを獲得して欲しいですね
Posted at 2024/06/22 17:52:12 | |
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