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埼玉55のブログ一覧

2022年11月23日 イイね!

エンジンしっかり回していますか

エンジンしっかり回していますかディーゼルの煤問題に関して、積極的にエンジンを回すべきという意見と、普通の常用域で十分という意見があります。回す方は吹き飛ばすイメージでしょうか?

埼玉55は回す派ではありますが、油圧制御の関係上3000rpm以上で一定時間走ることが重要だと考えております。

●油圧制御図
マツダ技報では3000rpmを境にオイルの循環系統の切り替えを行い約2倍の流量を流しており、それ以下の常用域ではポンピングロスを押さえるために半分の流量に抑えていることを以前のブログでレポしました。


ロシアの動画にあった概念図になります。なかなかこういうのが入手できなくて解らない事が多いのです。

・よく見るとポンプの回転制御ではなく、逃げをソレノイドでON・OFFして制御しているみたいで徐々に増やすのではなくいきなり2倍というイメージです。3000rpmを境に戻りの経路が閉じられTO EACH PARTへどんどん送油されるように見えます。

・特にカムケース内の油路は細く、オイルの汚れやスラッジの詰まりなど心配になりますので、新油を入れて峠でしっかり回してやることで動脈硬化を押さえられるようなイメージがあります。

DPFのことはおいといて、たまにはブン回す事をお勧めします😋
Posted at 2022/11/23 11:35:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月22日 イイね!

吸気シャッターバルブ周りのオイル・凝縮水・PM堆積の防止策(計画編)

吸気シャッターバルブ周りのオイル・凝縮水・PM堆積の防止策(計画編)オープンお掃除オフ会が終了しましたので山積みの研究テーマをコツコツとこなして行きたいと思います。😃

スカDエンジンの命は
・圧縮
・インジェクター
・吸気シャッターバルブ
という事で、簡単な話し吸気シャッターバルブ周りにテフロン樹脂加工をするという事です。😁

熱しやすく冷めやすい性格のため、人の車の煤取りは大変興味ありますが、ピュンピュン号のPMお掃除が面倒くさくなってきました。😪

●PM堆積のメカニズム
吸気シャッターバルブは水冷式で、冷やしているのか?逆に水温レベル80~90℃に温めているのか定かではありませんが、凝縮水はこの温度では蒸発して行くでしょう。

・残った油分は蒸し焼きにされ軽質分が蒸発していくと、粘性の高いガム質となりやがてカーボン膜となると考えております。

・オイルキャッチ未装着や充分捕集できていない状態では油量が多く、ガム質化する前に先に報告のカルマン渦効果でPMが堆積し新規エアーの流入抵抗となり、シャッターバルブが低開度の状況で知らず知らず内にフィーリングの低下(空燃比の狂い)を招いてしまいます。😱


・問題は長期間での話では無く、比較的短い期間で500キロも走ればPMの堆積が始まることにあり、物理的対策意外にも、★運転の仕方を工夫する事をそのうち提唱致します。

●狙い

ブローバイガス中の油分・水分がバラフライ周辺に付着しますが、水や油をはじくテフロン樹脂加工をしておけば、通過する空気である程度吹き飛ばされると考えます。特に埼玉55のように3000rpm以上を多用する方はぶっ飛んでくれるでしょう。😋

・せっかく優秀な助手に計算してもらった流速のデータがブログのどこかにありますが、4000rpm以上はとんでもない流速でした。こういういつか役にたつ珠玉のデータを管理する秘密のメモ帳機能がみんカラに欲しいですな。秒速40mとか数字で言えると説得力がありそうです。😅

・副作用としては、オイルは消えてなくならないので後段のEGR導入パイプ付近に飛んで行き、当然そこが汚れてしまいますがこの際無視です。オイルはどうやっても厄介者です。EGR導入パイプにも塗布加工できると、もこもこ閉塞がしなくなるのかもしれませんね。あまり興味がわかないのでインマニ割れる方、誰か試してみてください。🤗

入念に下調べをして施工計画書も作り、材料も揃ったので空気が乾いてきたら施工してみます。😋
Posted at 2022/11/22 18:29:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月20日 イイね!

11月20日のお掃除オフ会を経て

11月20日のお掃除オフ会を経てご参加いただきました大勢の皆さん、本日はありがとうございました。そして大変お疲れ様でした。

このきっかけを作って頂きましたDecさんに感謝します。

また、大勢の方にご参加頂きましたが、中々おひとりおひとりと細やかにお話やサポートをする時間が十分取れず、申し訳ない面もございました。

そしてスカD1.5、1.8ご参加いただきましたが、やはり埼玉55のノウハウではいかんともしがたいインマニ構造で、バンザイしてしまいましたが、オイルキャッチの設置やHOT-EGRのお掃除の可能範囲など少しはヒントがあったのかと思います。

樹脂製インマニのサンプルをお持ちいただいたすーさんありがとうございました。トラブル対応もして頂き感謝感謝です。

今年のオープンでのお掃除オフ会は今日が最後となりますので主催者としてご挨拶させてください。

●埼玉55の想い

近頃はお掃除オフ会もセルフという趣旨に立ち返り、みなさんが最小限の道具で手を出しやすく安全性を高めながら効果が体感できるメニューに絞り込みやっています。安全性についてはふぃでぃっくさんとすーさんからアドバイスを頂きましたので作業に折込みます。


・当然奥の方はほじりませんので、そこはいずれはプロにお任せすることになります。先駆的なすーさんらの取り組みや熱量の高いリチャージさんの活動でプロサービスも増えてきていますが、まだまだ販売台数に対して充足しておりません。


・そのような環境の中、プロサービス後も少し走るとブローバイの影響でPM堆積が始まりエンジンフィールが気が付かないレベルで日々悪化してまいります。この隙間の部分をユーザーが何とかできるような取り組みとしてまとめ上げております。


・今日はあいにくの空模様でしたが、集まった仲間が自然と助け合いながら手入れして愛車の調子を維持できることはスカDエンジン故のPMを共通項とする奇跡的な集まりだと大変気に入っておりもっとも大切にしたい部分です。


・ここで覚えたノウハウをいずれはスカD仲間にお伝え頂き、PM問題をプロ任せにしないディーゼルとの付き合い方が広がり、電気にシフトしていく時代の流れの中で、永らくスカDエンジンの良さを伝えていければと願っております。


また、来春数段のパワーアップをして再開&再会したいと思いますのでよろしくお願いいたします。今年一年ご参加いただきました皆さん、本当にありがとうございました。
Posted at 2022/11/20 23:06:09 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月17日 イイね!

オイルキャッチタンクの温度差の調整

オイルキャッチタンクの温度差の調整オイルキャッチタンクは階段状に温度差を作り、しっかり蒸気(水・油)を凝縮させ、たわしに結露させて捕集したい。

ブローバイガス > 第一タンク > 第二タンク > インタークーラー出口

・Wタンク化とたわしの調整でいいところまで行っているはずだが、前回のインマニチェックでは1万キロ走行して、乾いた煤の箇所と少量の黒マヨの箇所があり、まだまだオイルがインマニに廻っている事を確認できた。山登りを止めるとこうはならないと思います。

●第二タンクのヘッドの温度
・外気温19℃
・インテーク25℃(外気温+6℃)
・第二オイルキャッチダンク35℃(外気温+16℃)

・昨年から温度計を付けて常時測っているが流していると今の時期は35℃が多い。

・走り方によって大きく変動するので定点観測がうまくできません。ガッツリ山登りをすれば50℃を超える。もう少し冷やしたいところです。

・35℃時の待機中の水蒸気量は40.0g/m3もあり、結構水分が多いので、水蒸気量をここで半減しておきたい。

★空気中の水蒸気量
35℃:40.0g/m3
30℃:30.0g/m3
25℃:22.5g/m3
20℃:17.5g/m3
10℃:10.0g/m3

●対策
で、対策となるのだが、考えている本格的なバージョンと簡易的なバージョンの簡易をテストしてみることとした。


1.第一タンクから第二タンクへのホースを2mと長くした。

2.ホースに銅箔テープを巻いた。アルミではダメです。お高いですが銅一択ですね。熱移動の最大化を狙います。🤔

●参考結果
・外気温13℃(昨夜:かなり寒かった)
・インテーク17℃(外気温+4℃)
・第二オイルキャッチタンク21℃(外気温+8℃)

★第一タンクと第二タンクの間のホースに放熱対策を施したので、測るべきは第一タンクのヘッド温度と第二ダンクのヘッド温度の差であることに後から気づき仕切り直して再度やります。

・オイルキャッチ一つも買ってきてポン付けするのではなく、科学的要素で目標値を定め地味な測定をやりながら考えると色々発見が有り面白いですね😋


・この温度計タンクが1個買える位そこそこお高いのですが、研究にはお金がかかりますね😰
Posted at 2022/11/17 17:53:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月17日 イイね!

スカD2.2 煤掃除バイブル(その1) 

先ほどporigrassさんがYouTubeのグラポチャンネルに浜松オフ会での作業動画をアップされましたのでご紹介させてください。

リンクの貼り方が良く解っておりませんので、JUMPしない方はお手数ですがporigrassさんの整備手帳からご覧ください。

その1 EGRクーラーと吸気シャッターバルブの掃除

この動画は世界で唯一、煤掃除でユーザーができる部分に焦点を当てて編集したものです。

埼玉55のお掃除オフ会に出席された方の復習、これから出席される方の予習、遠くて行けないがどんな作業なのか知りたい方へのバイブルとなる事を願い公開しております。

作業、撮影、編集にご協力頂きましたporigrassさん、感謝致します。
Posted at 2022/11/17 01:30:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ディーゼルエンジンは初めての場合濃度濃いめが良いかもです
500ml位とか」
何シテル?   06/13 18:29
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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