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埼玉55のブログ一覧

2024年07月25日 イイね!

オゾン発生器の考察2(お風呂編)


暑いので冷やかけうどん 一択😋

埼玉55は朝風呂派。家族は夜派。当然残り湯を翌朝追い炊きで温めて飛び込みます。

ん~残り湯臭い。残り湯は残留塩素がゼロとなっており、非常に雑菌が繁殖しやすい環境です。

レジオネラ菌とか昔死亡事故がありましたね。少し科学的に考察してみます。

●風呂水中の細菌数
衛生微生物研究センターによれば、風呂水の中の細菌の数は次のように変化すると公表されています。細菌数は、1mL当たりの細菌の個数で、培養検査によって算出されています。

・入浴人数:3名 入浴前の細菌数:40/ml 入浴後の細菌数:360/ml 一晩放置後の細菌数:290,000/ml

ざっと800倍。健康な大人は大丈夫だが、抵抗力の低い老人と子供にはリスクがあるとの事。

これはマズイということで、オゾン発生器でばっ気して殺菌する事にしました。

●オゾン水の殺菌力 不活性化の濃度と時間

黄色ブドウ球菌  0.5mg/L(0.5ppm) で0.25秒

※かなりの高濃度オゾン水ですが、秒かからず。研究者により時間はマチマチ

オゾンエアーでは1ppmで60分と言われているので、水と空気の密度の違いからなのか、オゾン水は爆速です。

●用意したもの(オゾン水用)
オゾン発生器 1000mg/h 熱帯雨林 2702円 ホースと金魚のブクブクが付いております。


●何分ばっ気すべきかざっと計算
酸素の水への溶解度: 8.26 mg/L
オゾンの水への溶解度:570 mg/L

1000mg/hのオゾン発生能力を15分稼働させると250mg発生

お湯が200Lとすると 250mg÷200L=1.25mg/L

どのくらいの速さで水に溶け込むのか?よく解りませんが、オゾン発生量の5%程度が水に溶解し、残りはほとんど大気中に放散してしまうというレポートがあります。

15分後では1.25mg×0.05=0.0625mg/Lの濃度のオゾン水という計算になります。

その濃度では2秒で水中の黄色ブドウ球菌を99.98%不活性化できていることになります。

手持ちの発生器ではこの濃度まで上げるのに15分程度のばっ気が良さげだという計算になりました。

理論値の残存菌数は58/mlとなり、さら湯でも40/mlなのでかなり優秀です。

上手く接触できるかどうかという問題もあり、長めに時間をかけますと検出できずという事もありうる話です。

●使い方
装置をセットし、15分ブクブクでばっ気

装置を撤去し、風呂のふたを取り窓を開け、換気扇を回しながら、追い炊き

追い炊き完了後5~10分ほど間を置いて、くんくん臭いでオゾンが抜けた事を確認し入浴

※オゾンは誰でもわかる独特な匂いがします。

●効果
完全無臭の柔らかなお湯になります。

オゾン水状態で追い炊きしますので、湯沸かし器の内釜部分の雑菌も毎日殺菌できます。

月一のジャバも恐らく不要になります。塩素系の殺菌剤よりオゾンの方が7倍ほど殺菌力がたかいといわれておりますので、多分もうジャバはしません。

●ついでにカビ抑制
昔から浴室のカビ取り係をしております。カビキラーで3ケ月に一度程度やりますが、実に面倒くさい。天井なんかはほとほと困ります。

一度きれいにしておいて、新たに発生しないようにする、Agイオンなんちゃらとかありますが、気が付いたら期限が切れていたり、買い置きが無かったり、微妙に高かったりで結局カビを生やしてしまいます。

1.週一回、締めきって、浴室乾燥機を送風モードにし、オゾン発生装置ON。

2.1~2時間放置後、充分換気して終わり。

全く生えてきません。今までの苦労は何だったのか?

洗濯槽クリーナーがわりにも良さげです。これは奥のお仕事なのであまりやると、いつの間にか埼玉55の担当になってしまうので気を付けよう。
Posted at 2024/07/25 19:07:29 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月28日 イイね!

スカD2.2のもっさりタイム計測


冷やしぶっかけうどん

ディーゼルエンジンはとにかく、一定の速度で走って行くのがPCI燃焼を外れず良い事はご承知の通りです。そんな道は無く、くるくると変動する条件の中で特に、加速時のもっさりに不満があるというのはよく聞きます。

改良前のスカD2.2では1750rpm廻っていればアクセルの付き具合もそこそこですが、通常は1500rpmか1250rpmで走っており、ちと信号が黄色になりそうだ!という事で踏み増して抜けたいシーンの時、もっさりにイラッとくる方が多い。

自分の事か

●スカDエンジンによる実験では
1500rpmの定常状態の運転からでは

・ターボラグによる筒内圧力の上昇遅れが20サイクル

・EGRのガス組成収束とガス輸送に起因する筒内酸素濃度安定化までの過渡遅れが60サイクル

合計80サイクルです。

この論文で言うサイクルが4サイクルエンジンのサイクルであれば40回転回るまで、もっさりが続きます。

・1500rpm÷60s=25.00rps、40/25.00=1.60秒後に加速反応がきて1750rpmあたりからドンッときます。

・1250rpm÷60s=20.83rps、40/20.83=1.92秒後

実験環境での話しなので、経年車の実車ではシャバシャバのオイルでブローバイの吹き抜けが多くもう少し時間がかかりそうですね。

●まとめ
① タイムラグが嫌な人は常に1750rpm回しながら流す
② 動粘度を上げ燃焼室の密閉性を高める
③ 常識人は信号は素直に止まりましょう
④ 穴の空いた板は間違ってもつけずに、①~③で対策する

●参考資料
予混合型ディーゼル燃焼による排気と燃費の低減(第3報)

●過去情報訂正
希釈しないDPF再生の話しで排気バルブが下死点前30°で開き始めると書きましたが、エンジンの仕様を確認すると下死点前40°でした。かなり早めに開く感がありますが、ディーゼルエンジンとはそんなものらしい。
Posted at 2024/06/28 19:36:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年06月26日 イイね!

オゾン発生器の考察

今年はやる気・勇気・元気がなくエバポレーターの洗浄をまだしていません。車内が微妙に電子タバコやカビ臭くなっていますので、ずぼらして家庭用オゾン発生器を買って消臭・殺菌を行います。

ポタ電があるので、車でも家庭用のAC100家電が使え便利です。

●用意した物
FELLAT オゾン水生成器 オゾン発生器 600mg/h 熱帯雨林4980円


●施工手順
1.オゾン発生器スイッチONで窓を締め切り、エアコンをリサイクルで30分

2.エンジン切って、一晩放置

3.念のため窓を全開でしばらく通気換気

●効果
タバコ臭や生臭いカビ臭に効果があります。バッチリでした。臭いがひどい場合は数回繰り返す。

●オゾン発生器
熱帯雨林で様々なオゾン発生能力のものが売っています。

・排出口からオゾンの臭いは確かにしますが、8畳寝室で30分回したところざっくり計算で9.4697ppm。オゾン特有の臭いは濃いめに感じますが、鼻・のどに刺激を感じるレベルには至りませんでしたので精々0.1ppmあるかな?というのが体感。体感より推計値計算では生成能力は95mg/h。

・労働衛生的許容濃度は0.1 ppmとされています。0.1ppmでは、目や咽喉などの粘膜を刺激し、涙が出たり、のどが痛くなったりすると言われているようですが、埼玉55は平気でした。

注意点)オゾンの分解速度は速く、有機物由来のカビなどに触れると一瞬で分解します。エアコン内部のカビ量が多いと、生成したオゾン濃度が上がる前に分解されてしまいますので、そういう事だったのかもしれません。

●オゾン濃度と人体への影響(三協エアテックHPより抜粋)

オゾン濃度(ppm)  影響
0.01~0.02 多少の臭気を感じる場合がある

0.02~0.05 オゾン特有の匂いがわかる

0.06 慢性の肺疾患の患者にも悪影響はない

0.1~0.3 鼻・のどに刺激を感じる

0.5 オゾン環境に労働する者に慢性気管支炎等が増える

0.6~0.8 胸痛・咳・呼吸困難・肺機能の低下等を生じる

1.0~2.0 疲労感・頭痛等を1~2時間で生じる

5.0~10 脈拍増加・体痛・麻酔状態・肺水腫をおこす

15~20 小動物は2時間以内に死亡する

●消臭と殺菌の考察(8畳寝室エアコンの黒カビの話し)
かび臭いのが1回の施工で取れましたが、カビを不活性化(死滅)させたわけではありません。

・黒カビのデータはありませんが、アオカビのCT値は90で99%が不活性化するとあります。これは1ppmの濃度で90分間カビに当てる事を意味します。

・今回0.1ppmであったとすると900分間(15時間)当てないと、カビを不活性化させる事はできないという事です。これを知らないと、カビ臭は取れたがしばらくすると再発してしまったという話しがあります。

・梅雨の間は毎日1回(30分)、夏場は週1回くらい掛けておけば完全にカビを根こそぎ死滅させられる計算になります。

●まとめ
・中華製なので生成能力は参考値

・でも消臭効果はしっかりあるのであまり問題ではない

・取説にトルエンが脱臭できるとあったがオゾンでトルエンは脱臭できないので和訳はあてにならない

・寝室に掛けてあったスーツの汗臭さやエアコンのカビ臭さが一気に和らいだ

・濃度と接触時間で臭いの消臭効果が変わるので、頑固な臭いには複数回やる

・オゾン生成プレートが1000hくらいで汚れて使えなくなるので、分解清掃できないタイプは買い替えとなる。よって高い物を買うべきではないが、1回30分を毎日使っても2000日使えるのでさしたる問題でも無い。

・NOxもオゾンの1%程度生成されるので、生成能力が定かでない場合部屋にいるべきではない。

・消臭は簡単、カビの不活性化は根気よく

●参考資料
オゾン水とその応用 杉光英俊 徳山大学論叢 第37号
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjFiq7o7_WGAxUJbPUHHXwxBAAQFnoECC0QAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.shunan-u.ac.jp%2F_file%2Fja%2Farticle%2F5441%2Ffileda%2F2%2F&usg=AOvVaw0xhfY17ugCAcQlgn5DnWL_&opi=89978449

三協エアテックのHP オゾンについて
https://www.sat.co.jp/knowledge/ozone/

無声放電によるオゾン発生にあたえるNOxの影響 三菱電機 八木 茂典, 田中 正明, 田畑 典和
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejfms1972/97/12/97_12_609/_pdf/-char/en
Posted at 2024/06/26 12:26:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | エアコン | 日記
2024年06月05日 イイね!

DPF再生に最適なエンジン回転数について

久しぶりのまじめな研究ネタ

●テーマ
DPF再生に最適なエンジン回転数を検討する

●前提要件
1.DPF再生が安全に最も効率よく完了する温度を保持できる回転数
2.DPF再生時の軽油によるエンジンオイルの希釈量が最小になる回転数

●人に聞かれると
DPF再生時にどのエンジン回転がいいのか?という話に対しては、1750rpm以上から2200rpmで、2200rpmで軽い登り坂がベストだが、中々走る道により難しいと答えておりました。

●DPF再生について
5回のポスト噴射のHCがDOC内でスリップせずにDPF温度640~680℃に上げるのには最も効率的な回転数が2200rpmであることから。

・これ以上回転数が速くなるとHCのDOC通過時間が早くなりすぎて、直接DPFへ届いてしまう量が増え、DPFが700℃を超える高温になる場合があるため。

●エンジンオイル希釈量について
マツダ技報のDPF再生時の噴射パターンを読み解くと全5回のポスト噴射の内、前1回はMain噴射と近接してやや多めの噴射、後ろ4回は少量連続してポスト噴射し、その時のクランクアングル角度は早すぎず遅すぎない事と読み取れ、上死点から90~150℃位を想像していました。

・後記論文では上死点から70~140℃位であり、想像は60℃で4回、実際は70℃で4回とまずまず。

・マツダ技報では、一方排気弁は下死点前30°40°位から開き始めていると読み取れるので、回転を速めると軽油がシリンダー壁に届くより前に排気が開始されることとなる。

・また緩い上り坂はMain噴射は1回でその量が多く噴かれるので、筒内温度と圧力が平地より高く軽油が簡単にシリンダー壁まで到達しにくくなり、排気弁の開放により高い筒内圧が未燃焼HCを排気しやすくなるだろうという理論。

概略理論は記載のとおりだが、埼玉55が説明すると胡散臭くなるので単に2200rpmと答えておりましたが、なんと経産省予算でスカD2.2での実験結果が公開されておりました。

●スカD2.2で希釈しないDPF再生は
 2160rpm-163Nm、≒時速130キロ
※自動車技術会論文集 Vol.50,No.5,September 2019.「DPF再生時のポスト噴射によるオイル希釈率の推定(第2報))」より抜粋

だいたいあっていました。貴重な論文なので理系の方は(第1報)と合わせてお読みいただくと、かなり知見が高まるかと存じます。
Posted at 2024/06/06 00:03:15 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2024年05月30日 イイね!

静電気対策


エビがちっちゃいエビ天うどん

先日エアクリのエレメントを新品に交換、エアクリBOX内部に静電気防止のテープを貼ろうかと思いましたが、樹脂BOXに対して糊が弱く剥がれると厄介なので、思い付きで静電気防止スプレーを吹きかける事にしました。

●用意する物

熱帯雨林927円
TRUSCO 静電気防止スプレー 420ml

●施工箇所
1.エアクリーナーエレメント本体
2.エアクリBOX内
3.空気取り入れ口~エアクリBOX
4.エアクリBOX~過給機前

速乾性でベタつきも残らないタイプなので、大量にスプレーしました。

●効果の確認
かすかに軽さを感じますので吸気がスムーズになったのかもですが、瞬間燃費計では変化がありませんでした。完全にフラシボーです。

・少し調べたところ、静電気は、気温25度以下・湿度20%以下の環境で発生しやすくなります。との事から、初冬まで効果は解らないという事になります。
Posted at 2024/05/30 17:44:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ディーゼルエンジンは初めての場合濃度濃いめが良いかもです
500ml位とか」
何シテル?   06/13 18:29
埼玉55です。よろしくお願いします。とにかく長距離ドライブするのが好きです。あとCX-5で未踏破の県は沖縄県のみ。 CX-5をKEからKFと乗り継いでいま...
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