日曜日、HVA(油圧タペット)のオーバーホール。
全てのHVAのヘソの出具合を計測したのですが、著しくスティックしてるのは無かくて複数個に0.5mm以内のバラツキがある感じです。
これくらいで始動不良は起こりえるのか?
タペット内部のオイルを排出し、粗方洗浄します。
ギラギラした鉄粉の混じった汚れたオイルが沢山出て来ます。
細部のスラッジも落ちる様に5分ほど超音波洗浄、洗浄後も再度パーツクリーナーを用いて汚れ確認。
潤滑しながら組付け、24個のHVAオーバーホールが完了しました。
本体に組む時は、オイルを通してからやろうと思います。
通さなくても次第に回復するみたいですが・・・。
間に合わせのバルブスプリングコンプレッサーでバルブスプリングをハズします。
プラグホールからエアを充填するとインテーク側に抜けてきます。
なんで? バルブにカーボン噛んでるのか・・・燃焼室はイイ状態ではないですね。
チョット不安なので教えて頂いたロープを燃焼室に落とす方法でやってみました。
いづれにせよ、ピストンをなるべく上死点に持って来て作業する事は前提ですがね。
6気筒分のステムシールも交換しました。
1番シリンダーが終わった時点で再び燃焼室にエアを充填してみましたが、今度はインテーク側に漏れる事はありませんでした。
やはりカーボンが噛んでたのでしょうか?
ホントはヘッド降ろして燃焼室の清掃とバルブの擦り合わせやりたいんですがね。
色々と部品手配しなければならないし、補器類を外して回らないとならないし・・・競技車両ではないのでソコまで手を入れる気は無いんですよね~って、ここまでヤルならついでだろっ!って脳内で葛藤してます。
Posted at 2022/02/02 10:15:20 | |
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整備 | 日記