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2023年12月29日 イイね!

BMW E46 ミスファイヤー シリンダー6 その3


6番シリンダーの低圧縮はシリンダーヘッドガスケットが原因と紐づけて、ヘッドをバラすことに。




               清掃しました

ヘッドをハズすのに、あらゆる補器類をはずさないとならないので、その作業の方が面倒です。
特に右ハンドルはパワステラックも緩めることになるので、アライメントも取りなおさないとなりません。
それにしても2年1万km弱で、燃焼室のカーボンの多さに嫌気がさします。
街乗りだから仕方ありませんが、ブローバイの量が多いんでしょうね。




             6番シリンダー側

締め付け順序がセオリーとは異なる側ですね。
4番のスムースランニング値にも少し影響してることから、ガスケットが原因・・・でないと困るなぁ。
前回のオーバーホール時もヘッドやシリンダーの歪は無くて、今回も計測したけど歪は無いです。
ストレートエッジを用いて0.02mmのシクネスが入りません。




              ハズしたヘッドガスケット

局所的に抜けたような形跡は確認出来ませんでした。
6番シリンダー側の3層がバラけてるが、それが形跡なのか・・・。




             ヘッドも清掃しました

In側ポートは綺麗でしたが、Ex側ポートはカーボンはありませんが煤が・・・。
煤の付き具合を抑制するならポートを磨いた方が良いのかな。
エキパイがストックから脱却できないので、ヤル気になりませんが・・・。




      7番目のIn側スタッド2本がトルクが掛りません


カムをハズすのも何回目か・・・前回も怪しかったですが、今回の分解で決定的に。
M7ですがタップ修正でも効かないので、M8のスタッドに換装しました。
ロングタップを持ってないので、安物タップを溶接延長したけど、切れが悪いし捩れるしで切るのが難儀でした。




     油圧タペットのオーバーホールはしなくてイイよね?

2年前のオーバーホール時にやってるし、その後1万km走行だからね。



Posted at 2024/01/12 08:55:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ
2023年12月08日 イイね!

BMW E46 ミスファイヤー シリンダー6 その2

ミスファイヤー、ハーネスやDMEの電気系を探る方へと・・・。
補器類から調べてるので、その流れだと電気系を片付けたかったので。




               DMEの点検修理

基盤の半田不良などを疑い、点検・修理しました。
半田不良などは無く、状態は悪くないようでした。
最初に6番シリンダーのIGドライブが数値が若干良くなかったようなので交換してもらいましたが、結果は変わりませんでした。
次にインジェクタードライバーを念のために交換してもらったのですが、それでも状況は変わらず。
DMEに問題が無いことは確認出来ましたが、この点検・修理に¥5万チョイ。




            電気系で残るのはハーネス

ハーネスの全ての導通確認をしました。
ハーネスをよじったりしながら確認しましたが、導通が怪しいという線は確認出来ませんでした。
温まったくらいから失火症状が出て始めるので、ハーネスも温間影響が出てるのか不安を拭う為に、エンジンハーネスを新調しIGハーネスは中古品に交換して確認しましたが、それでも状況は変わらず・・・ハーネス類で¥7万也。
この辺りから冷間時から失火するようになりました。

ここまで来るとエンジン本体しかない・・・もう捨てようか。
各シリンダーの圧縮を計測すると、1~5番シリンダーは172~175barで6番シリンダーが130bar。
安物圧力計なので誤差はあると思いますが、オーバーホールしたおかげで6番シリンダー以外は安定した圧縮があります。
6番シリンダー低圧縮の要因は何なのか?
ピストンリング割れ? シリンダー疵? バルブ割れ?
失火が発するタイミングが進行している?
クーラント漏れ?・・・ラジエターサブタンクのレベルが少し下がってる。
失火発生当初の確認では分からなかったけど、エンジン掛けて失火を繰り返させてるので減って来たと思われます。




               スネークカメラ

圧縮の原因がシリンダー壁の疵だったりしたら、もうクランクケース割るより載せ替えの方が安くて早いになるので、ヘッドを下ろす決心がつきません。
なので、スネークカメラを購入して内部を確認することにしました。
これが¥2万円チョイ。




               ピストンリング回り

リング割れなどを匂わす箇所は確認出来ませんでした。
シリンダー内壁も疵らしきものは確認できず・・・。




                バルブ回り

バルブの欠けなども無く、怪しい所はありませんでした。
まぁ欠けてたらエンジン始動自体がおかしいとおもいます。




            シリンダーとヘッドとの合わせ面

濡れてます。
シリンダー内壁に黄色っぽい物が付着してたのでオイルかと思ったのですが、滲んでる色の具合からクーラントですね。
ということで、ヘッドガスケット漏れでしょう。
ヘッドガスケット、2年で漏れる?
懸念されるのはサードパーティーのガスケットだったことで、品質もありますがセオリーとは異なる締め付け順を示してる時点で設計にも問題があるのではないでしょうか?

ということで、ヘッドガスケットを替えてみるしかなさそうです。
オーバーホール後2年で再び?
重要なところは純正部品使いましょう!って事例ですかね。

Posted at 2024/01/11 09:58:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ

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