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国立自動車総研のブログ一覧

2022年01月04日 イイね!

【おじさん的昔車レビュー8】当時の輝きは正に10カラットだったけど…【1992年式R10プレセア】

そういえば旧車レビューは暫く休車状態でしたなあ(笑)
なので30年前の1992年に乗っていたクルマは何だったか?
思い出してみたらこの年はBG8Zファミリア→PR10プレセアに乗り替えた
…というわけで今回のネタは↓

PR10 プレセア ブラックスター 1.8

昭和の終りにカリーナEDが商業的大成功を収めちゃったことから
ロールーフ4ドアつまり後席居住性なんてクソ喰らえな
スタイリッシュ4ドアHTが大流行しちゃったわけでして
三河もコロナEXIVという姉妹車を追加
MAZDAもカペラをベースにしたペルソナ&ユーノス300をリリース
さらには大衆車(死語)ベースのカローラセレス&スプリンターマリノも登場
そして発売時期をミスって大ゴケした三菱エメロードなんていうのもあったりな
正に雨後の筍の如くな勢いでカテゴリーが形成されちゃった中で
日産はB13型サニーをベースに開発したのがこのR10型プレセアだったわけです

サニーベースではありますがこの頃のFF車はまだリヤサスが
お安い&お気軽なトーションビームではなくパラレルリンクストラット
つまり4輪ストラットの独立サスだったのでそれなりに乗り心地もよかったと記憶
4ドアHTはライバル車がピラーレスだったのにプレセアはピラード
日産お家芸のピラーレスじゃないんだ
思わずツッコミは入れたくなりますけれど…
これはあくまでも噂レベルではありますが
当初はピラーレスで開発していたという話がありました
しかし発売直前になって安全基準を満たせないことがわかり急遽変更
これにリンクするように同時期に4ドアピラーレスHTをラインナップしていた
セドリック&グロリアはY31を ローレルはC33を ブルーバードがU12を最後に
次期型へのフルモデルチェンジで消滅したことを考えると満更でもないか

兎にも角にもデザインありき
プレセアをひとことに要約すると↑なシャレオツなクルマ
インバース形状のヘッドライト&グリルレスの前面デザインは
インフィニティQ45からのインスパイアでしたし
デザインコンセプトは見返り美人
イメージキャラクターに桐島かれんを起用したCMはそのまんま(笑)
※そういえばBG系ファミリアのCMソングを歌ってた人なので当社的クルマ遍歴は繋がったな(笑)
どうしてもフロントビューに注目がいってしまいますけど
見返り美人というだけあったリヤビューのデザインもカナリのモノ
実はこちらの方がオリジナリティがあってイイという見方もできました

では何で当社がこのクルマを買っちゃったか?
ひとつはファミリアのマイナートラブルに嫌気がさしていたこともありますが
友人が新車ディラーへ就職しちゃったということでそのお祝いも兼ねて(笑)
でも やっぱりセールスマンになっちゃったから営業トークも上手い

実はプレセアのマイナーチェンジが近々あるんだけど
ブラックスターは廃盤になるからマイナー前に売りたい
最後に陸揚される1.8は5台 3台は既に契約済だが残り2台
1台はビスカスLSDのみ もう1台はスーパーファインコートも付く
ファミリアの下取も含めて破格値で出せるので考えてもらえないか?


ウ~~~ン…
悩みましたよ ホントはプレセアじゃなくてプリメーラがよかったんだけど
彼の勤務先は日産店だからそれは無理な話ですよ
そしてエアロ標準装備という当社の趣味もわかっている上に
破格値という言葉に弱い当社をわかっているのね(笑)
結局は北海道向寒冷地仕様ビスカスLSD+SFC付の方を買っちゃったわけで
今はなき座間工場からはるばる札幌まで航送+陸送でやってきました

カタログスペックは2Lは140ps 1.8Lは110ps 1.5Lは94ps
2Lと1.8Lの差が大きすぎるのが気になったのでここは2Lが欲しいところ
とりあえず2LはctⅡグレードの試乗車を用意してもらえたので試乗
そこそこのパワフル感というか動力性能は堪能できたのでこちらを希望したけど
既に生産調整から2Lのブラックスターは受注終了とのこと
消去法で1.8Lにしたのですが…
1.8Lにしてはモッサリし過ぎ
つーか高々排気量0.2Lの差で30ps違っている時点でどうなのか?
エンジンは回っていくんだけどパワーとかトルク感が頼りない
それは燃料供給に差があったからなんですけどね
2LのSR20DEは通常のマルチポイントインジェクション
1.8LのSR18Diはシングルポイントインジェクション

つまりSR20DEはシリンダーごとにインジェクターで燃料を噴いていたのに対し
SR18Diは1本のインジェクターで4気筒全部を賄っていたわけですから
そりゃあ差がデカくなるのは当然のこと
実際このアンダーパワーは当社だけじゃなくてユーザー全体でも指摘が多く
同じSR18Diを搭載するP10プリメーラ/W10アベニールも含めて
マイナーチェンジでマルチポイントインジェクションのSR18DEに搭載変更
なんで最初からSR18DE積まなかったんだろう?(笑)
尤もシングルポイント故の取り柄は燃費の良さで
市街地で11 - 13㎞/L 長距離出れば最高19㎞/Lをマークしたこともありました

もうこうなると走りじゃなくて美しさとかデザインを楽しむクルマ
そう割り切りましたが中でも↓はその象徴かな?

マリンブルーメーター
灯火類を点灯させるとメーター照明が鮮やかなブルーに発光するのですよ
結構凝ったアイテムなのですがこれはひとつ難点がありましてね
車内温が低い冬場だと青発光が弱く暖まるまで
メーターパネルが暗いったらありゃしない(笑)

なかなかの発展途上な新機構だったのですけど
このパネルは知らないで座るとド肝を抜かれますよ

あとこの時代だからこそなアイテムが↓

カード収納BOX
当時高速道路を安く利用するには高額なハイウエイカード
これを使うことが必要な時代だったからこそのアイテムかと?
あとはガソリンスタンドの会員カードもここに収納してた人も多いかと?
ETC標準装備がほぼ当たり前になった現代では絶対にないだろうな(笑)

まあ そんなんでそれなりに楽しんでいたプレセアでしたが
納車から1年チョイ経過した時点で手放さなけばならない事情が発生
出向先がバブル崩壊による経営破綻の危機に瀕したことから
元の会社から戻ってこいという指示が…
ただし元会社も元会社で当社の復帰先が以前のセクションというわけではなく
どこになるかわからないと言い出して…
いや~悩みましたよ
帰ってもどこに行かされるかわからない
だったらいっそ辞めてしまって自分の世界をひた走った方がいいんじゃないか?
まだ若かったからこそできた選択を選んでしまった当社
当面の運転資金が必要になることからプレセアを売却しちゃったわけです

↑の選択は正解だったというか出向先は1年後に同業他社に買収
同じ頃元会社も自分がいたセクションは消滅となってしまいましたから
バブル崩壊というのを実感したと言っても過言ではありません

またプレセア等のスタイリッシュ4ドアHTというカテゴリーもこの頃から
大人4人がちゃんと乗れない4ドアなんて
評論家をはじめ↑な批判的な声が出てきて急激な人気急降下
走る宝石と喩えられたプレセアも1995年に2代目R11へモデルチェンジを行うも
カラット数も大きく落ちたように初代R10程は売れず2000年に廃モデル
そもそもですがこのカテゴリーは存在意義がなくなったといった方が正しく
ライバル車もいつの間にか姿を消してました
バブルに咲いた仇花
聴こえは悪いですがそんな感じでしょう
ただ日本車の歴史では決して外すことはできないカテゴリーです

ええ…当社はこのクルマのせいで
4ドアHT症候群を患いましたから(笑)
Posted at 2022/01/04 11:02:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旧車レビュー | クルマ

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