
355で出掛けるとき、防音も兼ねてシャッターを閉めたままエンジンをかけ、出発準備をします。XTRONSの起動を待って行き先を入力するだけで、少なくとも数分はかかります。
閉め切ったガレージ内でエンジンをかけるときには、いつもは壁に寄せてある排気ガス排出のためのノズルアタッチメントを、

マフラーエンドにピタリとつけて、

送風機で排気ガスを吸い出しています。
送風機のスイッチにはタイマーOFFが付けてあるので、準備ができたならば、おもむろに電動シャッターをリモコンで開けてそのまま出発します。
‥‥‥するとどうなるのか?
車はいないのに、ノズルアタッチメントは少し前に出した状態で残されます。そう、出掛け先から戻って来たときに、車をガレージに入れるのに邪魔な位置に。
そのため、戻って来たときにいつもスッと車を入れることができず、一旦ガレージ前に車を停めて、ノズルアタッチメントを壁際に寄せて、もう一度車に乗って駐めています。
大した労力でもないとも言えますが、なんかスムーズではなくスマートでもないので、これを何とかしたいのです。出掛けると自動でホームポジションに戻っていて欲しい。
もちろん、そんな装置は売っていません。‥‥となると自分で作るしかありませんね‥‥ということで、どういう構造にしようか考えていたのが、
先日のブログです。
そのブログで書いたように、2つのパラレルリンクを組み合わせれば、平行を維持したまま面内を自由に動かせ、リンクアームを回転させることで引き寄せることができそうです。
ノズルアタッチメントを引き寄せるには、だいたいこれくらいのサイズ感で作れば良さそう。寸法正確に作図してみたものがこれ。

ノズルアタッチメントのフレームを一緒に描くとこういう感じになります。

これでも機能すると思いますが、リンクのアームが左に出っ張ってかなり邪魔になりそうです。
もうちょい考えて、パラレルリンクを増やして、こういう感じにすれば、ほぼ同じ動きを維持したまま、コンパクトに作れそうです。

これならば、フレームの横幅に収まり、しかもフレームの中(というか下)に収められるかも知れません。元のリンクと比較するとこういう感じです。

良さそうですね。
でもよくよく考えると、リンクを中くらいに伸ばした状態のときに、フレーム下のキャスターにリンクが当たっちゃいますね。

う~ん、もうちょい工夫が必要ですね~。
《続く》
追記:どうやってアクチュエートするかとか、制御系をどうするかとかも、合わせて考えていますよ。
Posted at 2023/11/10 21:54:58 | |
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