
昨日のアリオ上尾でのイベントの後、宇都宮に戻って建築中の新居であれこれしておりました。
同じ設計事務所に依頼されている方で、建築中の私の家を見たいという方がいらっしゃいます。なんと、
中庭付きのガレージハウスを建てようと考えていらっしゃるそうで、フレミッシュジャイアント(世界最大種の
うさぎです)を飼っているとのこと!
車好きでうさぎ好き、何と奇遇なことでしょう。
完成前ではありますが、見ていただいて構わないと設計事務所に伝えていたところ、昨日がその日になっていました。私が立ち会う必要はありませんが、私も進捗を確認したいのもあるので、合わせて見に行くことにしていました。
上尾から直接行ったので355で乗り付けです。到着するとすでに若いご夫婦が設計事務所の人立ち会いで見学されていました。チラッとしか見えませんでしたが、工事用として借りている駐車場には、
R30スカイライン(たぶん)が駐めてありました。若いのに
旧車が趣味のようですね。
軽く挨拶をして存分にご覧いただくようお伝えし、私達夫婦は家の中に入っていろいろチェックです。
まずフローリングがほぼほぼ張られていました。

その他全体に確認をしました。
問題なしです。内装工事はほとんど来月なのでまだまだですが、順調に進んでいます。
外に出ると外壁材が張られ始めました。
今月頭には外張り断熱材が貼られている状況でしたが、

その後先週には、その外側に
間隔を開けて板が貼られる状態となっていました。

昨日はその上に、外壁材が張られ始めていました。早々に全体が仕上がりそうですね。
使う外壁材は、窯業系サイディングのニチハのモエンエクセラードです。見た目も悪くなく
コストに優れるもの。玄関周辺にはアクセントで別のものを使います。
外張り断熱の断熱材と外壁材(サイディング)の間には通気層が設けられています。
模式図で書くとこういう感じです。

上の板は通気層を設けるために張られていたのでした。
キューワンボードは表面に
アルミ箔面材が一体成型されていて、水(水蒸気)や紫外線を遮断する機能も持っています。食品レトルトパウチにアルミが使われているように、アルミ箔には
優れたバリア性がありますからね。
キューワンボードを使う場合も通常の外壁工事と同様に透湿防水シートで施工することもできますが、気密防水テープでボードの繋ぎ目を貼ることによって防水処理することもできます。多機能なボードです。
なお、ネットには、アルミ箔面には防水機能はないから透湿防水シートを張れと書いてある情報があったりしますがそれは誤りです。メーカの施工説明書にも、気密防水テープでの施工で住宅瑕疵担保責任保険の申請が可能であると書いてあります。
キューワンボードは薄いから断熱性能が不十分だという情報もあったりしますが、厚みが薄いのは熱伝導率が通常の断熱材よりもさらに半分程度と小さいからです(熱抵抗は熱伝導率の逆数と厚さの積で決まる)。隙間を減らせるのもあって、実効的断熱性能も優れるものです。
さて、一通りチェックして、若いご夫婦よりも一足先に帰路につきました。まだ検討中でいろいろと固まっていないご様子。参考になれば幸いですね。
Posted at 2023/04/24 21:04:06 | |
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