
今日は平日4日目の休みです。空いていることに期待して、近場の人気観光地に行ってきました。
今日まず行ったのは、大谷石採掘場跡地を見ることができる大谷石資料館です。
宇都宮の比較的有名な観光場所だと思いますが、うちからだと車で15分以内の近場です。
エンジン・ミッションが温まりきらないうちに着いちゃうようなところなので、今日は355じゃなくてインプにて。
この辺りは、山自体が大谷石でできていると思われ、駐車場から資料館に向かう道の周りがすでに大谷石の崖だらけです。
資料館に入るとすぐに、採掘の道具の展示がされているところがあります。
手掘り時代の道具とか、
昭和40年代以降のチェーンソーとか。

こういうのでガンガン切り出すようですね。
採掘場跡地に続く階段を降りていくと、
大空間に出ます。平日のためか、あまり人はいません。
ここから切り出された石は、30万m^3だそうですが、数値が大きすぎて全然ピンときません。
こんな感じに空間は拡がっているそうで、見学エリアは全体の一部(2割程かな)に過ぎないようです。
天井は見上げるほどに高く、

途中には假屋崎省吾さんの作品が置いてありました。
地上からの光が漏れるところがあったり、
チェーンソーの切り出し跡が残っている壁があったり。
天井がなんとなく夜空のように見える場所を通り、(この写真だとそうは見えませんね)
広い場所に出ました。
ここで撮られた車のプロモーション用の写真や、
ここで行われたらしいオメガのレセプションの写真なんかが展示してあります。
空間はさらに続き、
雨水が溜まっている場所もありました。

深いところで水深30mもあるんだとか。
この辺りからそろそろ出口に向かい、
途中のここには鉄の扉があって、戦後に政府米の貯蔵庫として利用されていたそうです。
さらに前の戦争中には、陸軍の秘密倉庫だったり、中島飛行機(現SUBARU)の地下軍需工場だったりしたそうです。それらに関する展示はなさそうですけどね。
中はとても涼しくて、思った以上に広い別世界です。空間自体は人工的なものなはずなのに、自然の雄大さのような不思議な感覚を覚えるところです。行かれたことがない方、もしもチャンスがあれば行ってみてください。
大谷石資料館はこれくらいにして、次は、移動時間10分ちょっとの若山農場に向かいました。
こちらは竹で有名なところです。
植木としての竹の実生選別育種による品種改良を行っているそうで、そのうえで生産・販売をする国内で唯一のところだとか。
全国放送のテレビで竹林が取り上げられたり、ロケに使われたりしていると思うので、ご存知の方も多いかも知れません。竹林は映画でも使われていますね。
ここは、こんな感じの経路で農場内を散策できるようになっています。
竹が有名なところですが、農場に入ってすぐに広がるのは栗林です。かなりな面積。
少し進んだ左手には、細めの真竹の林。
その先には孟宗竹です。
一番奥には、普通の孟宗竹の竹林と黄金の孟宗竹の竹林とが並んでいる場所があり、なかなかのコントラストでした。
この黄金の孟宗竹林は、るろうに剣心の撮影が行われたことでも有名なところですね。
散策路を進むと、ブランコやジャングルジム的なものがある場所があったりします。
それにしても、孟宗竹が超太い。
そのまま散策を続け、
お店のある建物のところまで戻ってきました。
建物の裏の方では、収穫した栗がたくさんカゴに入れられていて、栗を洗ってらっしゃるようでした。
竹細工のギャラリーもあって、いろいろな竹細工も売っています。
こんなすごい細工のものもありました。

これはすごいなぁと値札を見てみると、20万円! どなたか床の間に飾るのにいかがですか?
大谷石地下採掘場跡と若山農場とかなり歩いたので、農場内にあるここでお茶することにしました。
アイスコーヒーと焼き栗もゲットです。

栗が美味しいですね。
ここで少し休んだ後は、車に乗り込んでお昼に移動することにしました。
お昼を食べにやって来たのは、移動時間10分の炭キュイジーヌToshiさんです。
ここは前々から気になっていたお店なのですが、日曜日定休で土曜日には昼営業をやっていません。機会があれば、平日にしかやっていないランチに行きたかったのでした。
何屋さんなのかというと、ジャンルとしてはフレンチらしいのですが、ストウブ料理が売りのお店です。
前菜をいただき、
そのストウブ料理をいただきました。
これは野菜たっぷりですね。
カンパチとあさりのを選んだのですが、火の入り方が絶妙で、口の中でカンパチが解(ほど)けました。
最後にデザートとコーヒー。
他ではあまり見たことがないストウブ料理は、ヘルシーな感じがするうえにかなり美味しかったです。
お店の中の柱には、こんな感じでメニューが書いてありました。夜もやっぱりストウブが楽しめるようですね。
お昼のあとは、移動時間10分未満のスーパーに寄って、そのすぐ近くの家に帰ってきました。
今日は、ほとんど移動時間のかからない近場ばかりを楽しんだ日になりました。
Posted at 2024/10/24 21:29:01 | |
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