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“警報機鳴ったら渡らないで” ＪＲなどが踏切で呼びかけ
09月21日　16時34分

２１日から始まった秋の全国交通安全運動に合わせてＪＲ東日本などは、踏切で警報機が鳴ったら無理に渡らないよう、歩行者やドライバーに呼びかける啓発活動を福島市で行いました。

啓発活動が行われたのは、ＪＲと私鉄の３つの路線の踏切が近接する福島市曽根田地区です。

この場所は、人や車が通行する道路と、平行するように走る３つの鉄道の線路が交差する場所で、朝夕の時間帯などに大勢の人が通行しますが、ＪＲの１つの路線の踏切は、遮断機が下りている時間が５分近くに及ぶことがあり、県内有数の長さだということです。

２１日は、ＪＲ東日本や鉄道警察隊の関係者、およそ１０人が集まって、道行く歩行者やドライバーに対し、踏切で警報機が鳴ったら無理に渡らないように書かれたのぼり旗を掲げながら呼びかけを行いました。

県内では先月、郡山市のＪＲ磐越西線の踏切で軽乗用車と電車が衝突し、車を運転していた７４歳の女性が死亡する事故が起きています。

ＪＲ東日本の福島駅の佐々木高敏駅長は「慣れた踏切ほど意識が緩む傾向があるので、自分や家族などの安全を守るためにも注意を怠らないでほしい」と話していました。

県開発のいちごの新品種 名称は「ゆうやけベリー」に
09月21日　13時34分

県が開発したいちごの新品種の名称が、公募で「ゆうやけベリー」に決まり、県では今後ＰＲに力を入れていくことにしています。

福島県が名称を公募したのは、平成２４年から１０年間かけて開発に取り組み、県のオリジナルブランドとして今後、販売する新品種のいちごです。

全国から１万７７３２点の応募があり、選考の結果、本宮市の仁井田京子さんの「ゆうやけベリー」に決まったということです。

ロゴデザインは、県の観光ＰＲポスターも手がける小杉幸一氏が監修し、ほおばるたびに大空を真っ赤に染める夕焼けのように幸せが口いっぱいに広がることをイメージしたということです。

新品種のいちごは、酸味が控えめで甘さや香りが強く、大粒のものが多いのが特徴で、クリスマス向けに１２月上旬から収穫でき、高値が期待できるということです。

県によりますと、今年度は０.６ヘクタールを作付けし、１８トンの収穫を見込んでいて、ことし冬から県内の直売所や量販店で販売が始まる予定です。

福島県は、「ゆうやけベリー」のＰＲに力を入れるとともに、作付面積を拡大して令和７年度までに１０ヘクタールにすることを目指すとしています。

「鎌倉殿の１３人」紹介するパネル展 戦いの舞台の国見町で
09月21日　18時57分

ＮＨＫの大河ドラマ、「鎌倉殿の１３人」の魅力を紹介するパネル展が、源頼朝が率いる鎌倉軍ゆかりの国見町で開かれています。

ＮＨＫの大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」は、俳優の小栗旬さん演じる北条義時と鎌倉幕府を支えた武士たちの姿を描いた作品です。

ドラマの登場人物の１人、源頼朝が率いる鎌倉軍が奥州藤原氏と戦った国見町では、番組の魅力を紹介するパネル展が開かれていて、会場の「あつかし歴史館」には、関連するパネル１１点が展示されています。

▽小栗旬さんや頼朝役の大泉洋さんなど出演者の等身大パネル、▽それに、ドラマセットの背景パネルなども見ることができます。

また、会場の施設では、鎌倉軍が国見町で戦った歴史を紹介する展示も行っていて、訪れた人は、ドラマの魅力や地域の歴史に触れて楽しんでいました。

福島市から訪れた７０代の男性は、「ドラマへの理解が深まったうえ、この町が歴史的な要所だと再認識しました」と話していました。

このパネル展は、２３日まで開かれていて、入場は無料です。

来月の県知事選 立候補予定者への説明会に４陣営
09月21日　18時57分

任期満了に伴い、来月３０日に投票が行われる福島県知事選挙の立候補予定者を対象にした説明会が２１日、福島市で開かれ、合わせて４つの陣営の関係者が出席しました。

説明会には合わせて４つの陣営の関係者が出席し、初めに県選挙管理委員会事務局の半澤浩司事務局長が「今回の選挙が明るくきれいに行われるよう協力をお願いしたい」と述べました。

このあと、担当の職員が立候補を届け出る際に必要な書類や選挙ポスターの掲示方法などについて説明しました。

また、立候補の届け出書類に不備があると受理できないため、今月２６日から始まる事前審査を受けるよう呼びかけました。

任期満了に伴う福島県知事選挙は来月１３日に告示され、来月３０日に投票が行われます。

東海道新幹線 立ち入った人はねられ死亡 約3時間運転見合わせ
2022年9月21日 17時58分 事故
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21日午後、愛知県豊橋市の東海道新幹線の豊橋駅で、線路内に立ち入った人が新幹線にはねられ、その場で死亡が確認されました。この事故の影響で、東海道新幹線は3時間近く運転を見合わせました。

21日午後2時20分ごろ、愛知県豊橋市の東海道新幹線の豊橋駅で、線路内に立ち入った人が東京発新大阪行きの「のぞみ229号」にはねられ、その場で死亡が確認されました。

列車にはおよそ780人の乗客がいましたが、けが人はいなかったということです。

警察によりますと、通過する新幹線に向かって駅のホーム上から人が飛び込むのを駅員が確認していたということで、警察は死亡した人の身元の確認を進めるとともに事故の詳しい状況を調べています。

この事故の影響で、東海道新幹線は3時間近く運転を見合わせ、午後5時5分に再開しました。