藤井聡太八冠 タイトル独占で防衛の1年始まる【一問一答も】
2024年1月7日 7時05分
将棋界初の八大タイトル独占を果たした藤井聡太八冠(21)が、7日から、ことし最初のタイトル戦「王将戦」七番勝負に臨みます。この1年に行われる8つの防衛戦、すべてを制して八冠を維持できるのか注目されます。
藤井八冠は去年10月に、「王座」を獲得して八大タイトルを独占し、そのあとの「竜王戦」七番勝負でも防衛を果たして八冠を守りました。
そして7日、栃木県で開幕する「王将戦」七番勝負で、ことし最初の防衛戦に臨みます。
これに先立って藤井八冠は、新年にあわせた報道各社の取材に応じました。
この中で、藤井八冠は「2023年の対局を振り返ると、序盤からさまざまな展開になる将棋が、これまでよりも増えたと感じています。苦しい局面であっても粘り強く指すことができ、その点は成長できたと感じています」と振り返りました。
また、すべてのタイトルを独占したことで予選などがなくなり、対局数が減ることについては「練習対局の機会を確保することで、取り組み方に差が出ないようにしていきたい」としたうえで「盤を挟めば、立場の違いは関係なく対等な勝負になるので、それほど意識せずに対局に臨むと思っています」と意気込みを語りました。
藤井八冠が、この1年に行われる8つの防衛戦すべてを制し、八冠を維持できるのか注目されます。
Posted at 2024/01/07 10:58:48 | |
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