ホンダと日産 EVなどの協業に向け覚書を結ぶ方針固める
2024年3月15日 11時56分
シェアする
ホンダと日産自動車は、包括的な協業に向けて15日にも覚書を結ぶ方針を固めたことが明らかになりました。トヨタ自動車に次ぐ国内2位と3位のライバルメーカーどうしが手を結び、日本勢が出遅れるEV=電気自動車などの強化を進めるねらいです。
関係者によりますと、ホンダと日産自動車は、包括的な協業に向けて、両社で覚書を結ぶ方針を固めました。
15日午後にも正式に発表する見通しです。
ホンダは、北米市場に強みを持つ一方、日産は、ヨーロッパにも生産拠点を持ち、世界戦略を進めるうえで両社は補完関係にあります。
特に、EV=電気自動車の分野は、アメリカや中国のメーカーに出遅れていることから、協業によって、部品の共同調達やモーターなどを組み合わせた駆動システムの共同開発などを進めるものとみられます。
さらに、次世代の自動車に欠かせないAIなど情報処理分野を強化するなど、さまざまな分野で包括的な協業を目指す方針です。
世界販売台数でトヨタ自動車に次ぐ国内2位と3位のライバルメーカーどうしが手を結ぶことで、日本の自動車業界の競争の構図も変わる可能性があります。
Posted at 2024/03/15 12:31:43 | |
トラックバック(0) | 日記