宮崎空港 誘導路に陥没 「爆発音」情報も 滑走路閉鎖
2024年10月2日 12時23分
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2日午前、宮崎空港の誘導路の一部が陥没しているのが見つかり、現在も
滑走路が閉鎖されています。
「爆発音がした」という情報もあり、空港事務所などは自衛隊に協力を依頼して詳しい原因を調べています。
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国土交通省の宮崎空港事務所によりますと、2日午前8時前、航空機が滑走路に向かう誘導路の一部に陥没している場所があるのを管制官が見つけました。
「煙が上がった」とか「爆発音が聞こえた」という情報もあるということです。
NHKが宮崎空港に設置しているカメラで午前9時すぎに撮影した映像では誘導路の舗装の一部がめくれあがっているように見え、周辺では剥がれた舗装のようなものが散らばっている様子も確認できました。
宮崎空港事務所によりますと陥没した穴は長い方がおよそ7メートル、短い方が4メートルのだ円状で、深さがおよそ1メートルあるということです。
けがをした人はいないということです。
宮崎空港では2日終日滑走路が閉鎖される見通しで、航空各社によりますと、これまでに合わせて41便が欠航したり、欠航が決まったりしています。
欠航便はさらに増える見通しです。
警察や空港事務所では現場付近に近寄らない対応をとるとともに、自衛隊とも協力して詳しい原因を調べることにしています。
“剥がれたアスファルトに金属片のようなもの”
国土交通省関係者によりますと、現場からの報告では陥没している場所の付近に剥がれたアスファルトがあり、そのなかに金属片のようなものが混ざっているのが確認されているということです。
また、陥没がみつかる前に付近で爆発があったという報告もあり、警察や自衛隊に協力を求め、詳しい状況を調べているということです。
NHKが宮崎空港に設置しているカメラで午前9時すぎに撮影した映像では航空機が滑走路に向かう誘導路の舗装の一部がめくれあがっているように見え、周辺には、剥がれたアスファルトのようなものが散らばっている様子も確認できます。
警察によりますと「爆発音が聞こえた」という情報もあるということで、警察や消防が現場の状況を詳しく調べています。
国土交通省宮崎空港事務所の加藤浩介 空港長はNHKの取材に対し「午前8時前、誘導路で陥没が起きたのを管制塔の担当者が確認した。爆発音がしたかや煙が発生したかどうかは、確認しているところだ。現在、原因の調査を行っていて滑走路の運用再開の見通しは立っていない」と話しています。
空港近くの市施設職員 「動物が衝突したのかと思った」
宮崎空港の北側にある宮崎市の衛生処理施設の職員は2日午前8時前に大きな音を聞いたということです。
当時の状況について、職員は「仕事前に事務室にいたところドンという大きな音が聞こえた。何か動物が衝突したのかと思い周りを見たが何も確認できず、音も一度きりだったので火山活動に伴う空気の振動かもしれないと思った」と話していました。
Posted at 2024/10/02 12:38:54 | |
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