
衆議院選挙 投票始まる
2024年10月27日 7時00分
衆議院選挙は、午前7時から全国の4万5000か所余りの投票所で投票が始まりました。与党が過半数の議席を確保して連立政権を継続するのか、野党が勢力を伸ばして与党を過半数割れに追い込むのかが最大の焦点となっています。
第50回衆議院選挙は、12日間の選挙戦を終えて27日に投票が行われます。
今回の選挙では小選挙区289、比例代表176のあわせて465議席をめぐり、1344人が立候補しました。
投票は、26日までに繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、午前7時から、全国の4万5000か所余りの投票所で始まりました。
そして終了時間が繰り上げられるおよそ1万8000か所を除いて27日午後8時に締め切られます。
25日までに期日前投票を行った人は1643万人余りで、前回・2021年の衆議院選挙の同じ時期と比べて、およそ19万人少なくなりました。
今回の衆議院選挙は、石破総理大臣が今月1日に就任してから26日後に行われる戦後最短の短期決戦となりました。
選挙戦では政治とカネの問題を受けた政治改革のあり方や物価高対策をはじめとする経済政策などをめぐって激しい論戦が交わされました。
与党が過半数の議席を確保して連立政権を継続するのか、野党が勢力を伸ばして与党を過半数割れに追い込むのかが最大の焦点となっています。
開票は27日午後8時から順次始まり、28日未明までに大勢が判明する見通しです。
一方、27日は、最高裁判所の裁判官の「国民審査」も行われ、前回の衆議院選挙のあとに任命された6人の裁判官が対象となっています。
投票所で配られる「国民審査」の投票用紙の裁判官の氏名の欄に「×」を書き込むと信任しなかったことになり、何も書かなければ信任したことになります。
有効投票の過半数が「×」だった裁判官は罷免されますが、これまでの国民審査で罷免された裁判官はいません。
投票の結果は、衆議院選挙の結果とともに公表されます。
総務大臣 談話
衆議院選挙の投票日にあたって、村上総務大臣は「有権者の皆様には、今回の総選挙の意義を十分ご理解の上、積極的に投票に参加し、貴重な1票を大切に行使されますよう切望します」という談話を発表しました。
開票速報のお知らせ
NHKでは、衆議院選挙の開票速報を、27日午後7時55分から総合テレビとラジオ第1放送でお伝えします。
また、インターネットの特設サイトにはすべての小選挙区の出口調査の結果や、当選・当確者、最新の開票状況なども掲載します。
Posted at 2024/10/27 08:27:32 | |
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