![月日が経つのは早いもので・・・ 月日が経つのは早いもので・・・](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/015/573/487/15573487/p1m.jpg?ct=0607cd7bfbfb)
(*この日記はかなりの長文です。お暇な時に少しずつ読んでくださいね)
我が147も遂に年末、1回目の車検を迎えます。
新車購入して、丸3年になるのかと思うと月日の経つのはホント早いですよね。
そこで、147購入動機から現在に至るまでを綴ってみます。
・ずっと所有してみたかったアルファロメオ。しかし気になるのは故障の問題・・・
ネットでトラブル情報ばかりを検索する毎日。「走行不能」や「炎上」etc・・・数えきれない程のトラブルに見舞われるようだ。そして段々と所有したい気持ちも薄れていく。
・国産車を数年ごとに乗り継いでた私。日産プリメーラ(HP11)を所有してた頃かな?休日のドライブ中、銀色のアルファ・スポルトワゴンに遭遇。信号待ちで斜め前方にとまってるそのクルマはステーションワゴンのくせにルーフ後端が絞り込まれた流れるようなスタイル。フェンダーからドアにかけてのラインもスゴイ。信号も青になり、そのクルマの前に出るチャンス。ミラー越しにフロントマスクをチラチラみる・・・・「うわっ、なんて不細工な顔」第一印象はコレ(汗) しかし不細工でも妙に味があるのも確かで強烈に脳裏に焼き付いたのは事実。これがイタリアのデザインか♪と感激しました。そのクルマとは少しの時間で別れることになったが、日を追うごとに「カッコ良かったな~」「欲しいな~」「釣り道具イッパイ積めるな~」と所有意欲が湧き上がってくる。
・数年後、愛車プリメーラのエンジン不調により次期愛機を模索。候補はアルファ・スポルトワゴンと日産ステージア。ここでもネットでトラブル情報を掻き集めると、ステージアもトラブル専門サイトを有する程のトラブル癖がある様子。しかしアルファに比べれば国産車なだけに何かと安心だろうと思う。また、走行不能に陥るトラブルは無いみたいだし・・・「俺にアルファはまだ早い!」自分にそう言い聞かせて日産ステージアを新車購入。コレがすごく乗りやすくて長く付き合っていこうと思った矢先、トラブルが続々と発生する。 納車半年で突然のエンジン不調。アメリカンV8の様な「ドッドッドッド」という音とありえないほどの縦の振動・・・「何じゃコレ??」かなり頭に血がのぼりディーラーで吠える(汗) 不調の原因はイグニッションコイルが駄目になっていて1気筒死んでるというものでした。2年目、ドア4枚ともに錆が発生し塗装が浮いてきた。「国産メーカーもここまで品質が落ちたか・・・」と呆れたものの、クレームでドアを全交換。その他たび重なるトラブルに見舞われる。
・この頃からアルファロメオも日本に浸透してきたようで街中で見る機会も多くなる。それと同時に「アルファを購入すればよかった」と後悔する毎日・・・そんなある日、後期147(1.6L)発表会の新聞広告を見つける。ディーラーに行きたくても敷居が高そうでナカナカ行けなかった私にとってコレはチャンス。さっそくアルファロメオ博多に足を運ぶ。ただし目的は147ではなくスポルトワゴン(汗) しかし恐る恐る店内に入るがスポルトワゴンは何処にもない・・・しょうがなく147を流すように眺め、営業さんが声をかけてくる感じもないのでカタログだけ頂いて足早にディーラーから出る。でも、しょうがなく眺めた147が日が経つごとに頭を駆け巡ることになるとは・・・やはりイタリア車のデザインは魔力に満ちているのは確かだ。
・愛車ステージアも2回目の車検を終えた頃から致命的なトラブルが出始める。ボディの錆に加えてオートマの滑り・・・ギアが入ったり入らなかったり・・・これには我慢出来ず、またクレーム。しかし保障切れで実費でオートマ乗せ換えとの回答。コレには呆れて怒る気も失せ、日産自動車との付き合いを断つことを決意。ず~っと日産車を乗り継いできた者として悲しい限りではあるが仕方ない。これは日産に限らず他のメーカーも同じかも。昔の日本車のイメージは「壊れない。安い」だったハズ。それが最近は「高いのによく壊れる」になってるのではないか? 日本企業のコストダウン戦略は顧客離れにつながってるのはないか? 故障で顧客が去っていく現実・・・営業マンは辛いでしょうね。 ここに述べた話しは私の勝手な持論ですが、最近の輸入車ブームをみると当たってる気がします。
・この時点で次期愛機はアルファロメオに決定、しかもスポルトワゴン。だが、安月給の私にはチト高い・・・そんなある日、新聞の折り込み広告に147の登録済未使用車が6台、超破格値で掲載されてました。「147かぁ、欲しいのはスポルトワゴンなんだけどな~、でもアルファロメオを所有するチャンスではあるよね」とクルマがそんなスグに売れてしまうハズは無いとの勝手な憶測で1週間じっくり悩む・・・
「決めた!買おう!!」やっと決意し意気揚揚とヨーロピアンバージョンに向かう。店内に入ると感じのイイ営業さんがサッと名刺を差し出し「○○です、宜しくお願いします!本日は何かお探しでしょうか?」と気持ちイイ挨拶を受ける。「以前行ったディーラーとは全く違うじゃん♪」とちょっと感動。さっそく「この間広告に掲載されてたクルマを購入しようと思って来たのですが」と言うと、隅っこで商談中のお客さんを見ながら「あの方が今、最後の1台を決められました、申し訳ありません」と悲しい答え。売り切れたのだからブツブツ言っても仕方ないのはわかってても一週間も悩んで決意した旨を淡々と告げる。すると「とりあえずアルファに乗ったことないのでしたら試乗でもしてみますか?」と誘われ、喜び勇んで試乗する。「これがアルファか♪」今まで経験したことのない気持ちいいエンジン音とクイックな動きに感動をおぼえる私。
・試乗を終え、ますます147を購入したい意欲が湧き、売り切れだというのに帰ろうとしない私に営業さんも戸惑ってる様子。なんだか申し訳ない気持ちになり、とりあえず通常価格で見積もりをしてもらう。やはり2.0Lクラスのクルマで340万円は高すぎるし安月給の私には贅沢すぎる・・・無理だな・・・と、諦めかけ、表情を曇らせたその時「少し待っててください」と席を立つ営業さん。待つこと数十分・・・戻ってきた営業さん、額に汗を流しながら「ホントに今決めてもらえるなら新車をあの価格でお出ししますよ」と最高の言葉が。あの待ち時間から察するに必死で上司を説得してくれたのだろう。ありがたい話しです。もちろん「買います!」と即答し、手続きを済ませて5時間も滞在したディーラーを後にする(汗) そして年末、晴れてアルファロメオのオーナーになることができました。こうしてアルファロメオに乗れるのも、あの営業さんが頑張ってくれたおかげでホントに感謝しています。
・さて、トラブルが多いと聞いていたアルファロメオですが、所有してみると何だか拍子抜けするくらいに快調。細かなトラブルはチョコチョコ発生するものの、それも笑える程度のものです。そこでトラブルの明細でもどうぞ。
★シートヒータースイッチのランプ切れ・・・一度交換したもののスグに切れたので放置。ランプがつかなくても困らないし(笑)
★センターマフラー付近からガラガラ音発生・・・意味不明なステーが真っ二つに割れてたようで。「新品つけましょうか?」と提案されたけど、何の役にも立たないステーなので何も付けないことにしました。
★エンジンルームからガラガラ音発生・・・ウォーターポンプから微妙に水漏れしてたみたい。新品に交換するついでにタイミングベルトも交換してくれました。
★エンジンルームからガラガラ音発生・・・エアコンのモーターが悪く、音を発してるとのことで新品のモーターに交換してくれました。
★ブレーキペダルを深く踏み込まないとランプがつかない・・・何度か追突されかかって気付く(汗)調整してもらいました。
★ヘッドライトのロービームが天を照らす・・・オートレベライザーのネジが緩んだみたい。TIは足が硬いので振動するたびに上を向いていったようです。増し締め調整してもらいました。
★ヘッドライトがフラッシュする・・・走行中「パシッパシッ」とフラッシュする現象が発生。ライトユニットの交換で対処。
結構トラブってんじゃん!と思うでしょうが、アルファに乗ってると動けば快調だと思い始めるんですね~ホント不思議です(笑)
現在3年目にして未だに飽きることなく、走行距離も3万8千キロと少々過走行気味ですがこれからも長いこと乗り続けようと思っておりますが、あいにく我が147はミッションがセレスピード(セミAT)なので走行不能に陥る可能性もあります。そこで保障を延長しようと考えていますが、1年で9万円弱、2年で18万円強と結構お高い。とりあえず1年延長してその間にミッションが壊れてくれることを願うことにします。
Posted at 2009/11/01 12:20:07 | |
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もとやん号 | クルマ