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イイね!
2020年05月17日

サビと戦う勇気

サビと戦う勇気 クルマが古くなると必ずつきまとってくるサビ。

正確にはサビではなくて,腐食(腐り)。
YRVの助手席側リヤフェンダーはちょっと大きい腐食があって,これは気になってました。放っておいて次のオーナーに託してもいいんですが,やっぱりちょっと錆止めの処置はしておいた方が良心的かなぁ・・・と。

フェンダー部に発生する腐食は表ではなく,裏からです。正確には2枚合わせになってるパネルの間から。ここに溜まった砂や埃と水分が合わさって中から腐ってきます。穴が空きそうなので深追いしたくないというのが人情ですが,これには勇気が必要。表面に塗装浮きが発生しているということは,裏側から鉄板を侵食してそうなっているということ。穴が空くのは当然と思って思い切って削ってやる必要があります。

結局,鉄板がしっかりしてるところまで削るとやっぱりこれくらいの穴があいちゃいました。

まあ,想定の範囲です。わかりにくいですが,転換プライマーを塗ったところです。
隙間のサビやゴミもシールピックツールでキレイに掻き出してからエアブローして転換プライマーで処理します。
転換プライマーも便利ですが,腐っている上に直接塗っても中まで浸透しないし,長持ちしません。ボロボロ取れるところは取ってしまって,その上で鉄板がしっかりした部分に処置する必要があります。

これは持論ですが・・・
このフェンダーに発生するサビ,多くはフェンダーの折り返し部分(俗にいうミミ)のシールの密着不良からくる浸水が原因と思っています。フェンダーのフクロの部分にボディ上部から流れてきて溜まった水分が原因でなくて,ホイールハウスから走行中に巻き上げられて水分が,ミミの合わせ目から浸透していると考えています。なので,フェンダーに穴が開くということは,ミミの部分のどこかに必ず水分が通過して侵食された跡があります。ミミの部分より表の方がサビが大きくなるのは,耳の部分は2枚の鉄板が密着して空気に触れる部分が少ないから。だんだんフェンダーのフクロの部分まで進んでくると,空気に触れる面積が多くなるし,そこにはゴミも水分も多くあります。それでものすごい勢いで痛むわけですね。多分(笑)

で,この穴ですが,パテで埋めちゃいけません。絶対に長持ちしません。
長く乗るなら板金屋さんで相談したほうがいいです。穴を開けっ放しでは中に雨が入るので,とりあえず今回は防錆処置したあと,上からペイントできるアルミテープで塞いで,タッチアップで処置します。

ちなみにあの腐食,放っておくとすごい勢いで進みます。削った上でアルミテープの処置は付け焼き刃的に見えますが,見てくれを極端に気にしなければ放置するより長持ちします。

これはディアスのリヤフェンダー。ここは2年前に処置した部分ですが,ほとんど進行していません。そのまま放っておいたら,多分凄いことになってます。ホントは当時は鈑金してもらうまでの間に合わせのつもりでしたが,まあこれでいいかって感じになってしまいました。

ちなみに,このYou Tubeの動画。3’35”のあたりから見てみると,参考になります。

そこまで削っちゃうの!?って思うかもしれませんが,尻込みしてちまちまタッチアップしても,絶対に治りません。裏の原因を処置しないとだめなんですよね。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2020/05/17 12:59:39

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