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現代では統一されているパワーウインドウのスイッチ。

押せばガラスが下がって，引き上げるとガラスが上がります。
こんなの当たり前ですが，PWが豪華装備（フル装備の一つ）だった頃は色んなスイッチがありました。

画像はヤフオク等から借りてきました。

トヨタのシーソー式。免許取り立てで乗ってたT170コロナはこれでした。

このタイプのスイッチは運転席ドアだけオートがありますが，中央の小さなツマミを前後に倒すと，マニュアルで上げ下げできるちょっと変わったタイプでした。今と同じでオート中でも反対側を押せば止まるんですけどね。


ニッサンのシーソー式。画像はPU11マキシマのものですが，昔乗ってたU11も同じタイプでした。

Y31なんかだと，もう少し丸みを帯びた上品な造形になっています。同じく，運転席だけオートモード付きです。

U12後期に採用されている中央のツマミを前後に倒すタイプ。

P10やW10などもこれに似たタイプです。ちなみにU12は前期はU11系と同じシーソータイプで，マイチェンでこの形になりました。

このスイッチたち，パワーウインドは，手前を押せば下がる，奥を押せば上がるだったはずですが，トヨタとニッサンで違うのはドアロックスイッチ。
この当時，トヨタは奥を押せばロック，手前でアンロック。
ニッサンは奥へ押してアンロック，手前でロックでした。

私はトヨタからニッサンに乗り換えたので当時かなり違和感がありました。

これ，おそらくメーカーごとに言い分があるんでしょうが，おそらく・・・
トヨタは　パワーウインド：奥を押すと閉まる
　　　　　ドアロック　　：奥を押すと閉まる（ロックする）

ニッサン　パワーウインド：奥を押すとガラスが上がる
　　　　　ドアロック　　：奥を押すとロックノブが上がる（アンロック）

トヨタは閉まる⇔開く（意味に着目），ニッサンは上がる⇔下がる（動きに着目）と考えたんではないかなと。真相はわかりませんけどね。

どちらも間違いではないのでしょうが，面白い違いと思います。

リーフは手前がアンロック，奥がロックになってますので，統一されてきたんでしょうね。
他にもメーカーごとの違いや思想ってあるんですよね。それはまた今度。