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ハイゼットのナビを更新しました。



納車以来ずっと使ってきたナビ
パイオニア AVIC-EVZ05

日産純正扱いのEV用ナビ，ZE0に最初についていたものです。

別に大きな不具合とかはないんですが，マップが古かったりFMが90.0MHzまでなのでAM補完放送に対応していなかったりするので，たまには更新。
せっかく探すならってことで，絞ったポイントは以下。
・ワイドモデル(200mm)
・FM補完放送対応
・フルセグ対応
・Bluetoothリンクで曲名が表示されること(今のやつは表示されない)

今回はダイハツ純正をチョイスしました。
NSZP-W66DE　サプライヤーはパイオニア。2016年モデルです。

最初は2019年ごろのJVCケンウッドの純正モデルにしようかと思ってたんですが，これにした一番の理由はロータリー式のボリューム。
ボリュームは個人的に+-キーよりロータリー式が好きです。一気に下げたり上げたりできるし，手探りでも使いやすいです。少し古いモデルなら結構ありますが，近年は+-キーがほとんど。ロータリーエンコーダーは高価なんでしょうね。
一世代前(2015年モデル)のNSZP-W65DEも考えましたが，仕様を確認するとFMが90MHzまで。今回ワイドFMが欲しいのも更新の理由の一つなので却下。気づかず危なく落札するところでした。2017年以降のモデルはパイオニアも+-キーになってしまうので，実質このモデル一択でした。

日産純正はこの点よく考えられてて，現行でもロータリーエンコーダーを採用したモデルが多くラインナップされてます。（ワイドベゼルに限る）

こういうところが個人的に日産の好きな部分でもあります。

地図ができるだけ新しいものを狙って，2019年地図が入っている個体をゲットしました。


ワンセグからフルセグになるので，アンテナを3本追加。
1本はフロントガラスに追加しますが，あとの2本はリヤガラスへ。
せっかく4チューナーになるのだから，前後配置した方が広く安定して受信できそう。

ピラー内を通して，ルーフライニングの上からヘッドレストの裏側を配線してできるだけ目立たないルート。
地デジ電波はほとんどの地域で水平偏波なので，本当は横向きにつけたいところなんですが，リヤウインドはちょっと台形なので，アース側エレメントをガラスに沿って貼ると斜めになってしまうので断念。

最終的にはこうなりました。

純正ナビ用のアンテナ配線はフロントガラス用に最適化されてて短め。ナビ裏までぎりぎりでした。
後で気づきましたが，エレメントの向きを左右間違えました。ホントはアース側エレメントは車体中央側へ向くのが正解ですね。

待望のワイドFM。山間部はAMの入りが悪いので，FMで聴けるのはありがたいです。我が家で唯一ワイドＦＭ対応のクルマになりました。

92.2MHzはBSSラジオ。これで音楽の風車が聞けます（笑）


前は出なかったbluetoothでの音楽再生でもちゃんと曲名が表示されます。


テレビも4チューナーになったおかげでかなりエリアが広くなりました。田んぼでも天気予報がチェックできます(^^;

試運転してみると，聞きなれない音声案内が。「安全な所へ停車してパーキングブレーキを解除してください」と。
視聴制限を外すために定番のパーキング回路をアースに落としてるんですが，P信号と車速が同時に入ってくるとPブレーキの戻し忘れとして警告してくるようです。これ，もしかして視聴制限解除できないパターン？と思いながらいろいろ調べてるとありました。

今どきの車両はメーター側でもPブレーキの戻し忘れを監視しているので，そんなの不要。一瞬，仕様で変更できないのかと思いました。リーフのライン装着ナビはまさにそうで，走行中の視聴制限を外すには車速をカットしないといけません。それやると自車位置に誤差が出ちゃうんですよね・・・。

まあ，何はともあれ更新完了です。概ね良い印象ですが，ちょっと残念だったのはメニューレスポンスが今のと同じでイマイチ。あと，現在地やメニューのキーがデザイン重視なのかちょっと押しにくかったかな。

おまけ
実は一つ失敗しました。

今回の更新にあたって，ロータリーノブのモデルがよかったので最初に日産純正のMJE16D-EVを買ったのですが，仮組してみると金具は問題なくついてオーディオスペースにも収まったものの，クラスターリッドの開口部がはまりませんでした((+_+))
昔から日産の方がトヨタより少し開口部が大きいのは知ってたんですが，200mmタイプでも違うんですね。ダイハツに日産ロゴの出るナビやってみたかったのになぁ・・・。