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雨降りだったせいか，今日の通勤はやけに混んでました。いつもは急速充電する頃に始まる朝ドラが，渋滞中のバイパスの上で始まって，結局いつもより15分近く余計にかかりました。

今日は飲み（自分は基本飲まない）だったので，できれば帰りでなく朝充電したかったんですが，いつもの急速充電器が珍しく先客(^_^;)時間もないし，仕方ないので朝充電は見送り。

会社で飲みの会場を調べると，会場のすぐ裏の有料駐車場が普通充電器完備。しかも充電器が12台分(2口×6台)あって駐車料金だけで充電は無料。
会場まで会社からは歩いて5分。自分のクルマも月極に止めてるので，本来だったらわざわざ有料駐車場には止める必要はないですが，今日は雨降りだし充電もできてすぐ近く。飲みは普通2時間ですよね。普通充電は3kWなので，2時間充電すれば6kWh。というわけで，出先の普通充電初めて使ってみました。

いつもの急速充電は約10分。充電終了後の充電電力量は約5kWh前後というのを確認してるので，普通充電2時間で6kWhあれば，帰りの電池は十分という計算です。

2時間の飲み会が終わってクルマに戻ってみると充電前48%だった電池は81%。ほぼ想定どおりです。これで駐車料金の400円だけ。待ち時間というロスもなくすごく効率的でした。

出先で普通充電ってあまり想定してないかもしれませんが，使いようによっては急速よりいいかもしれません。普通充電は最近イオンなどで複数台整備される動きがあるようです。急速だと30分以内にはクルマに戻らないといけないので，比較的時間を長く使うショッピングモールのような場所では向かないと思います。それよりは気兼ねなく映画でも見れる普通充電の方がいいような気がしますね。もちろん急速より時間が掛かる分，複数台の充電ができる設備は必要ですけどね。

ここの駐車場は時間制だけですが，この普通充電できるエリアを何台か月極にしてくれないかな～。そしたら仕事している間に帰りの分の充電が完了できるんですが・・・（笑）

説明書には「急速充電はリチウムイオン電池に大きな負担をかけるため，できるだけ普通充電を・・・」の文言があります。
一般的に，どんな充電式電池でも急速充電は寿命を縮めると言われてますよね。

それって実際どんなもんなんでしょ？

まあ，電池に大きな電流を流すので化学反応を利用している物体に負荷がかかるのは当然です。ただ，頻繁に急速充電することが電池のためにならないのかといえば，どうやらそうではないみたいです。
買う前からネットで口コミを見てると，毎日ガンガン急速充電するけどセグ欠けしていないという声もありました。クルマを探してたときも感じてましたが，セグ欠けは走行距離に比例しているわけでは無いようです。10万キロ走って12セグの個体もあれば3万キロで10セグという個体もあります。酷いのになると5万キロで7セグとか。

ということはおそらく使い方。


これは買ってすぐスパイした時のスクリーンショット。

37000kmで急速回数は143回。SOHは89.72



これは先週の日曜日。
43800km　急速回数は182回。SOHは91.22です。


ゆっくりですが，SOHが上昇しています。ZE0はSOHが85％を切ると11セグになるようです。とりあえず6000km走っても下がっていないので，しばらくは12セグが維持できそうです。5万キロで7セグとかはまずありえないでしょう。

何度も書きますが，自分の使い方は毎日100%充電でスタート。行きで50%くらい使って，急速充電で70％くらいまで復活。そのバッテリーで帰って約15～20%。自宅で100%充電へ。平日はその繰り返し。電池の容量を上から下までしっかり使っています。週末は，金曜日に充電量設定を80%にして，土日は満充電にせず，日曜日の夜に100%へ戻すようにしています。

毎日急速充電しますが，充電時間はいつも10分前後。充電量は約5kWh，距離にして35～40km分です。

取説に「満充電近くで繰り返し充電しないでください」とあります。セグ欠けの酷い個体は，おそらく少し使っては充電の繰り返しをしてるんだと思います。
個人的な見解ですが，こまめな継ぎ足し充電は急速に限らず電池に良くないのではと考えています。岡山県では比較的リーフの中古車が多く出てきますが，それらの多くが8セグから10セグくらいの個体。でも距離は4～7万キロくらいです。岡山の県南は充電インフラが比較的整備されているので，チビチビ充電しながら乗ってる人が多いんじゃないかな。

Dラーの従業員さんがZE1の新車を買ったけど「怖くて50%以下まで使ったことがない」と言っていたそうです。そういう使い方はおそらくまずいです。確かに電池残量20%とか，航続可能距離20kmとかになると気持ち悪いですが，そういうクセに慣れて電池のキャパをしっかり使ってやることが長持ちの秘訣のような気がします。

リーフで通勤してると同僚に話すと，必ずといっていいほど「充電無しで往復できる？」という質問が来ます。

自信をもって「できません！毎日急速充電してます」と答えます。

「そんなの不便でしょ」とも言われます。
確かにそうかも知れません。一般的なガソリン車の感覚にすればね。

充電無しで１往復できれば便利かもしれませんが，それって結局得なの？損なの？


ちょっと細かいけど真面目な話。
今の通勤スタイル(往復140km，途中急速充電あり)で家に帰り着いたとき，電池残量は約20%です。毎日20%→100%を自宅で充電してます。

24kWhリーフの場合，充電無しで残量20%くらいになるまでに走れる距離は一般的な道路で約100～120kmです。
では一日往復100kmの通勤をした場合，月の走行距離は約2,000km。充電は家だけで行うこととして，毎日20%→100%まで充電すると，今と同じ約5000円／月となります。

そうすると，今のように1ヶ月約3,000km走って燃料代は5,000円。
だけど，2,000km走ったとしても燃料代は5,000円です。
違いは急速充電のありなし。

だったらどっちでも一緒じゃん？とか，急速充電の手間がないほうがいいと思うかもしれません。
だけど，これが通勤となれば話は別。一般的な企業では通勤手当は距離によって決まります。うちの会社の場合，11km/lの燃費で21日通勤する想定になってます。これを現在のガソリン相場に当てはめると約35000円。100km通勤だと26000円くらいです。自分の手出しは2000kmでも3000kmでも同じとしても，実際の距離が長ければガソリン代として多くもらえるので，元が早く取れる計算になります。
クルマの消耗は早くなりますが，年間にして10万円以上の差は大きいです。

ZESP会員は月額料金だけで急速は使い放題なので，燃料代として支給されるものがある場合，急速で多く充電して長い距離を走るほどコスパが良くなります。なので，1充電で帰れる距離を通勤するより，毎日急速充電してでも長距離を走ったほうがランニングコスト的にはオトクなわけです。ま，ドライバー本人の疲労や運転時間そのものが長くなるという別の問題はありますけどね。
急速充電を長くすると，ロスタイムが多くなるので妥協点を見つけるのがポイントですね。

カロナビからバトンタッチした純正ナビ子さん。
一切のハーネスが添付されてなかったので，それぞれ調達して先週取り付けましたが，USBケーブルが無くて，SDやCDしか使えませんでした。
まあ，それでも大して支障は無いのですが，せっかく機能があるなら使いたいもの。

こんな感じでグレーアウトされてます(T_T)


前にも書いたとおり，当時の同梱品については個別部品の設定が不明確で取り寄せが困難。一部の情報でMMの2016モデルはパイオニアナビのUSBケーブルが使えるとあったので，2015モデルでもイケるかも！？ってポチってみましたが撃沈(-_-;)

ディーラーで相談に乗ってもらいながら，とある資料を見てたらこんなのが

周辺部品の互換表です。

15モデルでは同梱品だったUSBケーブルは16，17モデルあたりからオプション設定となり，単品部品の供給があります。互換表によると，オプション設定されているケーブルが2015年モデルと互換があるということが判明したので，取り寄せてもらいました。

3000円ほどしますが，アフターメーカーのケーブルもそれくらいするので，許容範囲です。さすが純正部品だけあってグロメットやファスナー，クッションテープが同梱されてます。


Sグレードにはグローブボックス照明がなくて穴だけ空いてるので，USBコネクタはとりあえずそこから出して，適当に。

トップ画像のように，USB/WALKMANが選択できるようになりました。
試運転して，USBの再生もOKです。FavoriteBlue，知る人ぞ知る90年台のアーティストです。知ってる人は同世代認定です（笑）

リーフに乗ってる時は大半がテレビかFMですが，とりあえずまた一つ便利になりました。

リーフが来て約2ヶ月経ちました。

走行距離は44,000km。約7,000km走りました。

2月，3月とあまりいい天気の日がなく，ブルーバードに余り乗らずにリーフばっかり乗ってたこともあり，3月の給油回数は0回！（2月は1回）
洗車機に入れるためだけにガソリンスタンドには行きますけど，ホントにスタンドに行かない生活になりました。電気スタンド(笑)には毎日行きますけどね。

片道13kmを通勤してたときでも，毎月1万円強のガソリン代がかかってましたが，５倍は走ってるのに電気代は１万円未満。さすがです。
同じ県中部から片道60km通っている同僚は，現行ジムニーで週2回は給油が必要だそうです。
もともと１充電で往復できない距離ですが，職場の近くに充電設備があること，渋滞を避けるために早く出発しているおかげで始業時までの余裕時間を充電に充てられるというのが自分のスタイルにマッチしています。

やっぱり，誰にでもは進められませんが，個人的に思うところは
①職場の近く，もしくは通勤ルートを大きく外れない場所に充電設備があるかどうか。
②充電器の故障や先客を想定して，周辺にバックアップ的な充電箇所があるかどうか。
といったところでしょうか。鳥取県の中部～西部は比較的EVインフラの整備が良くて，勤務地の米子市内は日産ディーラーも含めて結構充電器があります。
もちろん，１往復を無充電で走れれば，それに越したことはないですけどね。

だいぶ暖かくなってきて，最初の頃は職場で50%を切る残量だったのが最近は50%以上残るようになりました。まだヒーターは必要ですが，もう少ししたら80%充電からスタートでも良さそうな感じです。