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今日で2月も終わり。リーフも25ヶ月になりました。

先日ゾロ目に運よく遭遇。11万キロも難なく突破しました。
10月に10万キロを目前に11セグになってからクルマは完全に冬モード。Hxは70.5前後，SOHは80.5前後。数値は季節の変わり目が一番下がりが大きかったです。

冬になってからはほぼ横ばい。というのも，寒くて電池温度が12℃まで上がらない日もあったせいで，数値が変化してないだけともいいます(笑)
たまに12℃を超すとすごい勢いでHxが下がったり，逆に上がったりします。

明日からは3月。雪が積もることもほとんどなくなるでしょう。タイヤ交換はあと2週間くらい先かなぁ。そろそろもう一つの作戦も始動しましょうかね・・・。

以前の記事で書いた充電中の空調。
どうやらちょっと勘違いがあったようです。

先週の急な寒波。たまたま雪が水曜日は会社のクルマで帰ったのでリーフは契約駐車場で一晩を明かしました。木曜日の日中は吹雪で気温もほぼ上がらず。木曜日の夕方リーフに乗り込むと，バッテリー温度は０度でした。

一応，水曜日の朝出勤してきたときに50%までQCしておいたのですが，雪のちらつく中，帰るにはもう少しチャージしたいので，会社近くの充電器に寄って充電したときのこと。

リーフの急速充電の速度は，電池温度に対してクルマと充電器が話をして充電量を決めていますが，空調が使用するエネルギーは充電器が持て余している余力を使っているのではなく，リーフが受け入れているエネルギーの中から横取りしている感じになっています。
青は充電器からの入力。緑がバッテリーへの充電電力。充電される電力がエアコンのオンオフに左右される形になってます。私は充電電力(緑)は一定で，エアコンを入れると入力(青)がエアコンの負荷分だけ増えるのかと思ってました。というか，ここまで極端な日がなかったので，気づきませんでした。
夏場やそれほど寒くない時期で30kWくらいの入力があるときなら，空調に2～3kW程度横取りされる電力は相対的に僅かですが，バッテリー温度の低い極寒の中だと入力そのものが10kWを切ってしまいます。7kWしか入力がないのにエアコンに4kWも取られては充電時間が倍になってしまいます。

一部のミーブシリーズやアウトランダーでは充電中に空調できないので，それを思えばリーフはマシですが，こんな仕組みだったのは大きな勘違い。充電初期は比較的多めに入るので，まずはエアコンオフの状態でできるだけ多く充電。ついでに電池温度が上がるので，しばらくしてからエアコンで室温を上げるほうが得策なのかもしれません。近くにコンビニなんかがあれば先に寄ってくるのが良いのかもしれません。

リーフの電気代2021年2月版，このレポートも3周目に突入です。





走行距離2,864km。電力量は237kWh。電気代は3,855円でした。
最近かなり家の充電分が少なくなってます。満タンが去年19.5kWhあったのが18.0kWhになったことで家で充電できる量が1日あたり1.5kWh分減っていて，これを通勤日数20日にすると約30kWhの減。加えて今年の冬は寒いので，途中のQCで少し余裕を見て充電することもあって家での充電量が減っています。結局は外での充電量が増えているということです。
去年の2月は暖冬だったせいもあって3,400kmで423kWhでした。

中古車リーフを買ったときの特典で2年間は無料だったZESP2の月会費。今月から課金され始めました。というわけで，運用コストは3,855円+2,200円で5,855円というわけです。
ZE0にはとてもありがたいZESP2，あと3年は2,000円／月使えるので使わない手はないのですが，いかんせん長距離通勤。毎日必要なエネルギー(約15～20kWh)は変わりません。家充電の量が減ると必然的に毎日のQC時間が長くなります。旅ホーダイとはいえ待つほうがめんどくさい。ん～乗り換えどうしよっかな・・・。

急速充電器と自宅充電の費用を比べようとすると，何だかわかりにくいですよね。その一因は単価が時間で設定されていること。
多くの場合，1分20円とか，1回(10分)500円なんて設定になってます。


自宅充電の方は電力量で単価が決まってるので比較的簡単。
中国電力管内であれば再エネ賦課金を込みにして概ね下記のとおり。
深夜電力で約16円/kWh
従量や昼間時間帯で25円～30円/kWh

じゃあ，急速充電器と自宅充電はどっちが安いの？
これには少し換算が必要ですし，金額の差が充電器によって異なってきます。

急速充電器には25kW,30kW,44kW,90kWなどの能力の差があります。実際にはもう少し種類があります。急速充電は充電器の能力に関係なく，使った時間で課金されます。25kWタイプでも90kWタイプでも1分20円という単価設定なら20円です。

ここで，比較的計算しやすい30kWタイプの充電器を例に取って換算してみます。
30kWタイプの充電器は，その名の通り1時間充電すれば理論上30kWh充電できます。ということは1kWh充電するのには2分。単価が20円/分とすれば，1kWh当たりの費用は20円*2分で40円になります。
深夜電力はもとより，昼間の自宅充電より高いですよね？
また，ZESP3のシンプルは1回10分500円。30kW充電器で10分間に充電できる電力量は5kWh。ということは100円/kWhという計算に。
すごーく高いです。

仮に倍の容量の60kW充電器があったとすると単価は半分になりますが，それでもエネショップの20円/分より深夜電力の方が安いです。

ZE1はe+で90kW充電器に対応していますが，40kWhの標準モデルは50kWまでしか対応していないので，1kWhあたり20円以下で充電するのは不可能です。

別に急速充電が高いから問題だと言いたいわけではなく，この料金から見ても自宅で充電したほうが安いですし，やはりその方がEV本来のスタイルだと言いたいわけです。
高い安いじゃなく，純粋にEVを楽しみたいという考え方もあると思います。ただ，ランニングコストを考えた時，自宅に充電設備があるなら自宅で充電することを基本に運用してもらえるといいかなぁ。自分がZE1に乗り換えたとすると，ZESP3のプレミアム契約はしません。結局高く付くので。一応たまの遠出の保険にシンプルには入るでしょうけどね。

今日は飛び石連休に休暇を組み合わせたのでお休みです。
ちょっと用があって岡山まで出かけてきました。往復で280kmの行程。帰り道で11万キロの大台に乗りました。





リーフの苦手な冬でもあるしこれくらいの距離だと本来はブルで出かけるのですが，今年はタイヤ交換してません(^_^;)
いつでもいいやとほったらかしてたら，いきなり年末の大雪で車庫から出せなくなりそのまま。先週降った雪も路面にこそありませんが路肩に残ってて，道路も塩カルが大量に撒いてあるのでやっぱり旧車には厳しいのでリーフで出かけることに。

あまり朝早いと空調負荷が大きいので，9時前に出発。

エアコンオフですが，150kmの航続可能距離が表示されました。

現時点でこのクルマの100%は大体17.9kWhです。

前は19.5kWhだったので，だいぶ減っちゃいました。電費8km/kWhとして15km分くらい減った計算です。

去年の1月のデータを元に劣化分を考慮しながらルートをプランニング。去年使った道の駅くめなんの充電器が去年秋から故障の情報。

先代リーフやi-mievにとってこういうの困るんですよねぇ・・・。ただでさえ岡山の県北は充電器過疎地域。おまけに岡山側からだと緩やかですがずっと上り坂。無料充電器はビジネスでないので故障するとなかなか修理してもらえなかったり，そのまま廃止されてしまったり。こういったところがZE1へ乗り換えようかなと思う一因でもあります。

多分岡山まで行けますが，大事をとって津山の日産サティオでちょっと充電。

10分で50→63％(11.3kWh)にしてマージンを取っておきます。

目的地は東岡山でしたが，27%を残して到着。津山で充電しなかったらちょっと気持ち悪かったかも。そのあと市内で2箇所ほど用を済ませて，岡山日産中仙道店に17%で到着。3.1kWh残り。

ここから朝充電した日産サティオ津山まで一気に60km走るのでしっかり充電。
22分で17→66%(11.8kWh)まで復活。めんどくさいので相変わらず30分は待ちません。

津山に着いて27%(4.8kWh)。ここは2ガンタイプの充電器ですが，到着時に2台共使用中！しかもZE1は今充電を始めたばかり。焦りましたが，1台は入庫していたお客さんの車だったらしく，すぐに空けてくださいました。

ZE1と並んで充電。1日2回も来るとちょっと後ろめたいですね・・・。でもここしかないんだもん(;_;)
人形峠を程々の残量で越せれば，あとはほとんど下り。回生でもかなりのエネルギーが回収できるので家までは十分帰れるます。人形峠まで概ね7kWhくらいあればいいことは以前のログで分かってるのでそれを見越して充電します。
18分充電して27→69%(12.4kWh)
時刻は17時前。日が暮れると気温が下がって暖房負荷が増えるので市内では寄り道せずに帰ります。

さすがにちょっと腰が痛くなったので道の駅奥津温泉でトイレ＆コーヒータイム

ここも急速充電器がありますが，この時期は17時まで。無料ですが物産館への申込みが必要。この時点で既に物産館は閉店。峠越えを前に間に合わなかったらとても困ります。充電器自体は施錠されているわけではなく，通電もされているようなので使えるようですが，以前時間外でも使えるのかな？と眺めていたら19時位で電源も切れたような気がします。有料でもいいので24時間化してほしいポイントです。

人形峠の鳥取県側。
外気温は3度くらいです。まだ先週降った雪が残っています。
ここでの残量は30%(5.5kWh)。津山での充電はもう少し少なくても大丈夫そうです。

倉吉市内で洗車機に入ったりして少し寄り道したので，最終的に17%くらいになりましたが，普通に帰れば25%くらいで到着できたようです。

本日の走行距離：280km。
急速充電：3回，計50分(10分+22分+18分)
充電待ちトータル50分と考えるとちょっと長いかも。ずっと充電器の能力フルで入ればいいですが，途中からは半分以下になっちゃうので，ちょっとビミョーな気分。長居してもかけた時間の割に成果が少ないので，私は30分待たずに次に行けるなら続きは次のスポットにします。結果的にその方が同じ時間で多く充電できます。

今日の結果。

行きは電池温度が中途半端だったおかげでHxが69.5くらいまで下がりましたが，帰りのQCで温度が25度くらいまで上昇したので一気にHxが上昇しました。
最近ずっと70.5くらいだったので，久々の71%台です。どうせすぐに下がっちゃいますけどね(^_^;)

というわけで11万キロリーフで久々の長距離レポートでした。