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kana2312のブログ一覧

2021年02月11日 イイね!

2年間の電気代

2年間の電気代リーフに乗って丸2年。ランニングコストとメリットを公開しちゃいます。

まず走行距離。
表は検針日~検針日です。うちの検針日は毎月20日頃なので,最初の2019年2月も半月くらい走ったところからの記録になってます。実際の納車時は37,000km
2年乗って今が11万キロ目前なので,7万キロですね。

続いて電気代。
グレーのところは専用の電力量計がまだ無かったときなので,前年同月と比べた推定値ですが,概ね合っていると思います。
電気代は,電力量×(単価+賦課金)です。去年の春に深夜電力単価が改正になって3円上がりました。現在は概ね16円/kWhです。リーフ専用の電力量計は時間帯の概念はないですが,深夜料金以外の時間帯に充電したことは殆どないので,概ねメーターの指示値が深夜電力の使用量です。
2年で7200kW。約11万円です。

続いて会社から支給される通勤旅費。
通勤片道は72kmですが,会社の計算は実際65km。実際の距離ではなくマップソフトで算出した最短ルート。高速と下道を何度乗り降りしてでも最短で行くように計算されます。誰がそんな乗り方するかいっ!せこっ(笑)
まあそれはおいといて,2年間で料金改定が2回。1回はガソリン単価が下がったこと。もう一回は計算の基準となる燃費が11km/lから13km/lへ見直されたためです。
この合計が834,000円。
83万円-11万円で約72万円のメリットです。

これが15km/lのガソリン車だと,ガソリン単価145円としてガソリン代は約68万円。メリットは15万円ほどになります。ただ,ガソリン車だとこの間にオイル交換などが必要になります。4000km毎として,7万キロで17回。3000円/回とすると5万円ほど。気にする人ならATFなんかもあるかな。
リーフはこの間,交換部品はなし。12ヶ月点検でワイパーゴム替えたくらいです。
というわけで,ランニングコストは安いですよね。軽やリッターカーと比べるとタイヤがでかいのが難点ですが,まあ静かで楽なので相殺かな(笑)

ZESP2に少しお世話になっているわけですが,均してみると5kWh/日以内で,月に多くても100kWh。これも自宅で補えたとすると月に+1500円くらい。2年で3万円ほど余分にかかった計算です。それでも約70万円のメリットが出ます。

この2月までZESP2料金は無料。全部をQCで賄えば実質タダ通勤ができたわけですが,毎日急速30分なんてせっかちなワタクシには無理だし時間がもったいない。自宅充電+深夜電力でもこれだけメリットが出るなら,家で充電するに越したことはないと感じています。

ちなみに,昼間で充電すると単価は25円~30円/kWh。メリットは約半分くらいになりますが,ガソリン車よりは安いです。ただ,ガソリンと電気は単価の変動するタイミングが異なります。タイミングによってはメリットの出方は異なってきます。
Posted at 2021/02/11 23:40:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月06日 イイね!

リーフが向く人・向かない人

リーフが向く人・向かない人EVオーナーになって2年。ユーチューバーでも無ければライターでも無いですが,2年間のブログはリーフのネタが殆どでした。
個人的に分析・研究が好きなのと,EVに対して偏った価値観を持ってほしくないこと,EVのここはどうなの?みたいな疑問に少しでも役立てばと思いちょこちょこ記事をアップしてきました。
遡って読んでもらえば,どんな人がリーフに向くのか,向かないのかと言うのは何となく分かると思います。

さて,ワタクシの私感ですがEVに向く人・向かない人。
●EVが向く人(環境的に)
1.自宅に充電設備が準備できる人
2.深夜電力や時間帯別電灯が利用できる人
3.通勤等で毎日長距離(50~100km)を走る人
4.田舎住まいでガソリン車と併有できる人

●EVが向く人(性格的に)
5.バッテリーが消耗品だと割り切れる人
6.工夫によって変化する航続距離などEVのクセを楽しめる人

裏を返せば,これらが当てはまらない人が向かない人ということになります。

1.EVの最大の特徴は充電が必要なことと,時間がかかること。自宅充電の有無はEVの使い勝手に大きな影響があります。ZESP2がなくなって,QCが従量制になったことで,QC主体の運用は現実的ではなくなりました。なので,集合住宅などで自宅で充電できない人は実質EVには向かないと言わざるを得ません。
2.昔ほどではなくなりましたが,深夜電力が安いのは今でも同じです。概ね昼の半分以下。1.+2.で自宅で深夜電力が使える人がEVでは最もメリットが出ます。
3.EVの特徴はランニングコストが安いこと。1.+2.が組み合わさるとガソリン車の燃費に換算して50km/l以上の燃費に相当します。なので,走れば走るほどメリットが出ます。ガソリン車と違ってEVは置いておいても電池は少しずつ劣化するので,毎日どんどん走る人が一番元が取れます。
4.寝てる間に充電できるとはいえ,緊急事態で出かける必要も考えられます。軽トラでもいいのでガソリン車と併有できると心強いです。また,田舎はスペース的にも複数所有しやすい環境ですし,1走行あたりの走行距離が都市部に比べて長いことが考えられます。走った分だけ元が取れるという観点からも,普段の移動距離が長めの田舎向きとも言えます。
5.どんなに上手に乗っても化学反応を利用している以上,劣化は避けられません。想像以上に劣化すると確かに悲しいですが,ある程度割り切れる人でないと心理的にもきついです。
6.バンバン飛ばして走りも空調も快適最優先。ガマンしたり工夫したりしながらチマチマ乗るのはイヤ!という人には向きません。自由研究してるんだ!くらいの気持ちで楽しんで乗れる人がバッテリーも長持ちすると思います。


政府のカーボンニュートラル政策や,大雪での立ち往生など最近色々と話題に上がってくるEV。あるユーチューバーさんが言ってますが,皆さん0か1かで考えすぎ。
環境負荷低減のために電動化を進める必要はあるでしょうが,電動化だけが環境負荷の低減では無いと個人的には考えています。
EVもガソリン車も適材適所です。また,EVはガソリン車と異なったジャンルの乗り物だという意識の改革は必要です。一つの例とすれば「毎日充電するなんて面倒そう」は「わざわざガソリン給油しに安いスタンドまで行くのなんて面倒」という考え方もあると思います。「200km強しか走れない(ZE1など)なんて全く使えない」は「毎日そんなに走らないでしょ?」という考え方もできます。ZESP2,ZESP3の会員は日産レンタカー半額の特典もあるので,レンタカーもありかと。

というわけで,色んな考え方がありますよね。

次回は2年間の電気代と,QCと自宅充電ではどんな違いがあるかを紹介してみようと思います。
Posted at 2021/02/06 21:12:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月06日 イイね!

2年目のレビュー

2年7万キロ乗って不満は冬場の電費と急速の速度くらい。比較的長距離の決まったコースを毎日走る人にはおすすめできますが,誰にでもは勧められないかな。
自分のライフスタイルにはとても合っています。
Posted at 2021/02/06 19:01:45 | コメント(0) | クルマレビュー
2021年02月05日 イイね!

他県で売られているクルマを買うには・・・

他県で売られているクルマを買うには・・・中古車を探す上でネックになるのが売られている地域。

封印のない軽自動車は以前から比較的ハードルは低かったですが,問題は封印を持つ登録車。
例えば大坂からクルマを買って鳥取県で登録しようとすると,鳥取陸運支局へクルマを持ち込んで登録しないといけません。
ネットが発達した現代ではクルマも全国から探す時代。車検が残っている車両の場合,比較的小さな店舗や一部の業者さんでは保証金を渡すことで購入者に登録手続きを任せてくれるところもありますが,ディーラーや大手の販売店では概ねNG。結局は持ち込み登録のために陸送費が発生し10万円近く余分な費用がかかる,それがネックでした。

ちなみに,ブルーバードは千葉県から購入しましたが,販売店で予備検査を付けてもらい,仮ナンバーで自走して持ち帰って自分で登録させてもらいました。

最近中古車サイトを見ていて気になっていたのが,「全国登録・県外納車承ります」という販売店があること。これ「どこでも持ち込んで登録しますよ!そのかわり費用はそれなりですけどね」という意味だと思っていたのですが,先日後輩が愛媛からクルマを買ったけど,陸送は高いから愛媛まで取りに行ったと。登録は?と聞くと,行政書士を通して手続きをすれば愛媛で地元ナンバー(岡山)を取ってくれましたよ。と。
知り合いに聞いても,そんな事例はあまり聞いたことが無いと言われるし,自分も無理だと思っていたのですが,何だかよくわからないので全国納車を掲げているディーラーに電話してみました。
するとやはり現在はクルマを持ち込まなくても,納車先(私の場合だと鳥取ナンバー)のナンバーで登録できるのだそうです。

この真相,2017年に出張封印制度が改正され,行政書士専用の丁種封印制度ができたそうです。この丁種封印制度,ざっくり言えば販売元が大坂で納車先が鳥取の場合,大坂と鳥取の行政書士が連携して封印やナンバープレートをやり取りして,クルマを持ち込むことなく大阪で鳥取ナンバーを付けられるようにしたというもの。あとは納車のために陸送してもらうもよし,オーナーが大阪まで取りに来て自走で帰るもよし。ということになるようです。
県外の物件は地元ディーラーで引っ張ってもらうしかないと思っていただけに,この制度改正にはびっくりしました。というか,単に自分が無知なだけでした。
ただ,すべての販売店が県外登録・納車に対応できているわけではないのでご注意ください。

おカタイと言われるお役所も少しずつ時代に合った改革をしているのかもしれませんね。
中古車物件のホームページに掲載されている支払総額は一般的には県内登録の場合。県外登録した場合,どれくらいプラスすればよいのかもきいてみました。あくまでざっくりですが2~5万円くらいだそうです。
ちなみに兵庫日産さん,「コロナに負けるなキャンペーン(だったかな?)」みたいなやつで,陸送費3万円までをカバーしてくれるのだとか。これなら近県だとほぼカバーできるみたいです。登録車の県外からの登録,以前に比べるとハードルはぐっと低くなってますね。

日産公式の中古車検索サイトGet-u。先程の制度改正の件もあって,ここに掲載されているクルマは,昔のように地元ディーラーで引っ張ってもらって登録という形式にできないこともあるようです。
Posted at 2021/02/05 23:54:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月01日 イイね!

リーフ2年間の感想

リーフ2年間の感想まずは今朝の起動時。少し暖かかったおかげか11万キロ目前でも航続可能距離144kmと出ました。まあまあですね。





さてさて,ZE0型中期型リーフ2年間の感想です。

まずは,予想通りのランニングコストの安さ。会社からはガソリン代が支給されますが,リーフのランニングコストは約1/5~1/6。年間で30万円以上のメリットが出るのも計算の上でしたが,2年で車両代の2/3以上回収しました。

メンテナンス費用が安いのも大きいです。これだけの距離をガソリン車で走ると油脂費が馬鹿になりません。5000kmでオイル交換としても14回。3,000円/回と考えると42,000円。リーフにこれは不要です。5,000kmは2ヶ月持たないのでしょっちゅうオイル交換しないといけないところです。

車内が静かなのは,予想以上に快適です。エンジンの鼓動を感じてこそクルマに乗っている!という考え方は否定はしません。ガソリン車にも魅力はあります。ですが,毎日の1時間強の通勤。振動が少ない車内は運転してても疲れにくいです。遅くなる日もあれば疲れてる日もあります。毎日のことだけに,負担が少ないのはとても助かります。これは想定外に良かった点。

暖機不要なのもありがたいです。ガソリン車を始動後にすぐ走り出すのは,クルマの負担を考えると避けたいところ。でもEVは暖機する部分がないので起動直後にすぐ出発できます。電気こそ喰いますが暖房の立ち上がりも圧倒的に早いです。この時期,会社から帰るときにすぐに暖房が効くのはありがたいです。ディアスだと当分温風出てきません(笑)

毎日の急速充電が苦か?これは微妙なところですが,分かって買ったということもあって苦と感じたことはほとんどないです。1回のQCは5~10分。長いときでも15分以内です。トイレ休憩してちょっと缶コーヒー買って帰ってくれば待ち時間は殆ど無いです。たまに先客がいることもあるので,残量とスポットの満空情報を確認しながら上手に運用する必要はあります。
とはいえ,ちょっと冬は苦しいです。冬以外なら充電警告が点灯するまでに120km以上走れるので,「帰るまでのどこか空いてるところで充電」でよいのですが,冬は「ここで充電しておかないと困る」という状況になることがあります。加えて低温での充電特性の低下。もともと140km通勤を24kWh車で挑んだことに少し冒険的要素があったのですが,やっぱり自宅普通充電だけで往復できる距離のほうが,使い勝手はいいですね。
以前にも書きましたが,1年を通じて自宅充電だけで往復できる距離は24kWh車なら100kmくらいになると思います。もちろん,バッテリーの劣化の度合いにもよりますが。

いいことばかりを書いてると,これだからEV信者は・・・みたいになるので,少しマイナス的な要素も。

・一番のネック,空調と航続距離。航続距離が空調に大きく依存するのは周知の事実。快適だけを求めると使い勝手は悪いです。暖房25度なんてもってのほか。ひざ掛けは必須です。
・QCでブッキングすると悲しい。航続距離と同じくらいネックになるのはQCのブッキング。毎日同じシチュエーションで使っていれば予想がつくようになりますが,それでもたまにはブッキングします。パスできるくらいの残量があればいいですが,そうでない場合は仕方なく待つしかありません。
・湿度が高いときに窓が曇りやすいです。これは梅雨時期とか,冬でも冷たい雨が降っているときなど。エンジンの排熱がないため,必要以上に車内の温度が上がらないことの裏返しです。
・クルマの雪が溶けません(笑)片道70kmを走って職場についても,ボンネットに残った雪が溶けません。冷たいので当たり前ですが・・・。
・これはリーフに限った話ですが,車体がでかくて見切りが悪いです。タイヤもでかくて高いので,ノートくらいのサイズがいいですね。
・雨降りのQCは面倒。GSは基本的に屋根がありますが,QCは屋根がないところが多いです。傘をさすにもQCのコネクタは片手では扱いにくいものもあります。
・やっぱり待ち時間。普段はQCに長居はしませんが,たまに出かけるときにはどうしても20分以上の充電が必要になることも。せっかちなのでそういうときはガソリン車の方を使ってしまいます。この1年はコロナでほとんど出かけなかったので,そういう意味では好都合でした。
・置く場所が限られる。自宅でも充電できるスペースに置いておかないといけないので,雪が予想されるからといって道路に近いところに出しておくと充電できません(^_^;)

電池交換が高い&劣化する,新車が高価,リセールバリューが最悪などわかりきったデメリットはここでは置いておいて,2年間の経験で使ってみてわかる特徴を上げてみました。

EVがどんな人(環境)に向いてるのかは,次回書きたいと思います。
Posted at 2021/02/02 00:02:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「16インチになってからの1週間の電費。ちょっと9に届かないくらいですが,約1km/kWhくらいよくなりました。エアコンがいらない時期になるともう少しよくなりそうです。」
何シテル?   09/14 22:50
コンセプトは「フツーに見えて速いクルマ」です。 メインは大衆車,サブは商用車で一見普通ですがグレードがレアだったりします。 改造・チューニングよりメンテ主体...
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