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洗車しました。

燃料高騰の影響もあってあまり乗ってないブルーバード。車庫に入れてますがシャッターがなく，前にシートを張ってますが隙間から舞い込む砂ぼこりで埃だらけ。気にはなってましたが，とりあえずガラスだけ奇麗にしてごまかしてました。洗車もあまりやりすぎは傷を増やすだけという意見もあります。GWのどこかで洗えばいいかなということで今日。冬前に洗って以来なので約半年ぶりです。

補強のリブが邪魔でほったらかしだったホイールもはずして洗いました。
ドアの下半分は鉄粉取り+OHAJIKI COAT Gも。

昼から少しだけふらっと。

ホイールも奇麗にすると気持ちいいですね。

ちょっと気になるスタッドレスの唸り音。

知り合いの工場でフロント2本だけバランス取ってもらいました。左側はほぼ0。さすが純正・・・なのか？ちなみに右は55gだったので，右だけ調整してもらいました。

気になる結果ですが，少し改善されたかな？ジャッキで作業してもらうつもりで「ちょっと前2本バランス取って」とお願いしたんですが，リフトにあげたのでせっかくなら後ろも取ってもらえばよかった・・・(^^;

家に帰って後ろ2本の左右を入れ替えるとまた少し改善したような。

とりあえず明日の通勤で確認してみます。

再びスタッドレスに戻って1日目。

２回も入れ替えているので結果は分かり切ってます。
暖かくなってる分電費も向上して往復で9.0km/kWh。往路だけだと9.5km/kWhと夏タイヤでは得られない電費です。
サイズが夏冬で違うので原因がサイズのせいなのか銘柄なのかは断定できませんが，おそらく銘柄のせいなんでしょうね。ある人が言ってました。「スポーツコンフォートタイヤは中途半端な位置づけ」と。確かにそうなのかもしれません。エコスの後継BlueEarthESはなんか安っぽいな～と見栄張ってわざわざBSにしたのが裏目に出たかなぁ。

まあそれは仕方ないとして，ロードノイズがうるさいです。スタッドレス特有のコォーという感じのノイズはパターンノイズで仕方ないですが，回転に応じて変化するウォウォウォウォウォという感じの唸りのようなノイズがするようになりました。荒い路面だとわかりにくいですが，舗装がきれいな場所だと結構耳障り。気のせいというレベルではありません。同じタイヤなのに前は音がしてなかったので，これはおそらくホイールバランス。
一般的にホイールバランスが悪い症状はハンドルのブレや振動と言われています。ググってみてもロードノイズが大きくなったという事例は見かけませんが，先日まで使っていたタイヤということからもホイールを組み替えたことによるバランスくらいしか考えられません。
明後日は休みなのでとりあえずフロント２本だけでもバランス取ってみるかなぁ・・・

結局ホイールを調達してスタッドレスを履きつぶす作戦を決行することに。
まあ，タイヤはずした時点で方向性は決まってるんですけどね（笑）

リーフは16インチだと6.5Jでインセットが+40指定なんですが，日産の16インチホイールは+45の物が多いです。セレナとか大概+45です。
17インチだと同じ6.5Jでも+45指定なんですが，これはおそらく最小回転半径を稼ぐため。SAI自体は+40で設計されていると思われます。リーフは17インチ仕様だと16インチより最小回転半径が20cm大きくなります。インセットで5mm入れても回転半径は20cm大きくなるので，+40ならさらに大きくなると思います。なので+45がたぶん妥協点なんでしょう。
というわけで，16インチなら純正と同サイズで同インセットが最適という個人的見解。
+40はM35ステージアやT30エクストレイルなど一部の車種に限られます。ZE1のXに設定されている16インチが出てくればいいですが，高いし最終的に冬タイヤのホイールにしてしまうので，あまりいいものにしてももったいない。

ZE0の時にも履いてたT30のホイールも候補でしたが，どうせ買うなら違うやつってことで今回はU31プレサージュ前期用の16インチ。16*6.5J+40

北海道からだったのでちょっと送料が嵩みましたが15,000円以内でした。


で，頑張って組みます。


外すのと組むのは勝手が違って1本目はちょっと苦戦しましたが，コツを掴めば2本目からはスムーズに。ビードヘルパーの使い方が肝です。というか，これがないとかなり難航します。安いけどこれ考えた人はすごいです。

はまってしまえば，ビードは簡単に上がります。

慣れない手組みなので，エアを張った後は損傷やふくらみが無いか確認して，ホイールを洗ってから，夏タイヤと入れ替えます。

ビフォー


アフター

汎用でなくなって安物臭さはなくなりましたが，なんかグレードが下がったというか古くなった感じ？（笑）

現代のホイールは２トーンが多いので，シルバー単色のホイールだと古く見えるんでしょうね。趣味の問題ですが個人的には内側を黒く塗った最近のホイールってあまり好きじゃないんですよね。

とりあえず試運転して異常がないことは確認。バランスは取ってませんが気になるブレはなさそう。現代のクルマはアシストが強いので逆にタイヤから伝わる感触は少なそう。だから気づかないだけだったりして・・・。

今年に入ってやたらとクルマの電動化の話題が多いです。耳にしない日はないくらい。一方でYouTubeなどの動画では，EV推進派と非推進派どちらの動画でもコメント欄はアンチなコメントが多いです。EVオーナーや推進派のコメントには「強がっているだけ」とか，「メリットばかりでデメリットを隠している」と言わんばかり。

私は基本的に俯瞰的で中立的な見方をするように心がけています。メリットもデメリットもできるだけ書くようにしているつもりです。ただ，アンチなコメントを見ていると，気分がよくないのは確かです。



私ははっきり言って今の世間の電動化推進の動きには反対です。
いつも書くように適材適所なので，EVが向く人もいればそうでない人もいます。


でも実は自分勝手な思いをあげるとそれ以外にもあります・・・。今回は視点を変えて中立的な意見ではなくちょっと自己中心的な意見で（笑）

一つは税金。
ガソリン税は従来は道路特定財源。道路の維持補修に充てられてきました。今でこそ一般財源化されていますが，遡れば道路はガソリン税でできているとも言えます。
「ガソリン税を払わないEVは道路を走るな」というコメントを見かけますが，その言い分は分かります。電気にはガソリンのような税金はありません。今の税制ならEVは極端に優遇されていると考えることができます。
電動車が増え，ガソリンの消費が減るとガソリン税の税収は減ってきます。そうすれば反対に増えてきたEVに対して課税をしようとするのは目に見えています。税金は取れる頭数が多いところに矛先が向きますからね。走行税なんてものが現実味を帯びてきます。
自動車税だって1000cc未満と同じ。0ccなんだから当たり前でしょ？と言ってしまえばそれまでですが，「1台のクルマ」という視点で見れば3ナンバーの車格のクルマがコンパクトカーと一緒なら格安です。

もう一つは電気代。
電動化で電気の需要形態が変化すると，当然電気の料金体系が見直されます。EVのランニングコストが安いという現状は，今の電気料金体系で成り立っているので，深夜電力の料金が大幅に見直されたりすれば，ランニングコストが安いというメリットが小さくなってしまいます。
私は電力関係者なのである程度の電力需給の仕組みは分かっていますが，太陽光の大量導入等で昔のように夜の原価（単価ではなく）が大幅に安いという常識は覆ってしまいました。ただ，深夜電力を使う温水器を推進してきた手前，深夜電力が廃止されることはおそらくないです。ただ，EVの充電需要が深夜に集中するようになると，単価が見直される可能性は大いにあります。
電力需給ひっ迫などの需給バランスの問題もありますが，それはひとまず置いときます。

会社から支給されるガソリン代にしてもそう。
現在はガソリン車だろうとディーゼルだろうとEVだろうとガソリン代ベースで支払われています。ガソリン車なら実費相当ですが，EVからすればかなり得をしています。これが「EVも多くなってきたからEVの人は電気代相当で」なんてなったらたまったものではありません。

少数派だからこそ優遇されている（というか目をつけられていない）部分は実は大きいです。ZESP2や無料急速充電器もその仲間でした。メーカーや自治体が肩代わりしてくれてるんですからね。現にZESP2は廃止されましたし，無料QCも絶滅危惧種です。あくまで普及対策の一環で，普通に考えたらあんな出血大サービスはありえません。

というわけで，自分勝手な意見を言えば「せっかく気づかれていないメリットで得をしてるんだからそっとしておいてほしい。食い扶持は少ない方がいい」です。
使い勝手やイニシャルコストも含めたトータルでEVが得かどうかというのはやはり人によりますが，今しかないメリットを受けるには早い方がよいというのが私の考えです。普及するころには今あるメリットはなくなって，普通のクルマになってしまっているかもしれません。