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イイね!
2012年07月10日

いまさらですが、ギブソンLPのスイスチーズにショック!

本気でギブソンのレスポールを手に入れようと、あれこれ物色していたのですが、1982年以降のレギュラーラインのLP、つまりスタンダード、カスタム、クラッシック、現行のトラディショナルは、すべてボディに軽量化の為のウエイト・リリーフという9個の穴が明けられているそうです。その穴のザグリは、音には影響ないとの事らしいのですが、

エピフォンのピックアップをギブソン純正にかえたら、本家ギブソンの音がした理由が解った気がしました。

エピフォンのLPは、ボディはマホガニー/メイプルTOPと謳っています。

私の持ってるエピフォンLPのSTDを底から順に言いますと、

一番下、マホガニーの柾目(縦じま)の突き板=紙くらいにスライスした厚さ2mmくらいの木の板
その次は、マホガニーの3ピース、つまりマホガニーの無垢板を3枚貼り合わせ。
次は、トップ、メイプル無垢を真ん中で貼り合せた2ピーストップ、その上にフレイムメイプルの
突き板を貼るラミネートトップ。で、ウエイトは約4kg

ヒストリックコレクションのGibsonレスポールは、新品だと50万から60万代。こちらの重さが、約4キロ。
軽い高級な希少価値の高い無垢の南米産マホガニーと、これまた希少価値の高いハードメイプルの無垢、しかもフレイムメイプルを使用して、重さ4kg~4.2kg。

と言うことは、まさかエピフォンが、ヒスコレ並に軽い高級マホガニーを使用している訳がないですよね。
では、どうやって軽くしてるのか?
はい、ウエイト・リリーフホール、9個か17個か知りませんがボディにザグリを入れているとしか言いようがありません。

Gibsonが、30万の値段をつけて売っていた、過去のレスポールも、エピフォンチャイナと同じと言う事です。だから、重さがまちまちなんですね。だから、同じ音がエピフォンで出せたんですね。

下の3枚の写真は、すべてGIBSONのレギュラーのレスポールの写真です。
ネットで拾ってきました。



3枚の写真、どれも同じ位置に同じ数の同じサイズの穴を開けています。これは、特別重い固体にのみ施した加工ではなく、ラインとして設計上やっている加工である事を示しています。
そして、2008年以降のスタンダード・トラディショナルは、このウエイト・リリーフホール加工をしていると公表して販売しております。つまり、現行品は、あらかじめ全部こうなっていると白状した上で売っていると言うわけですね。

ボディの材が良いのを使ってる、とか鳴りがいいとか、なんだか、はあ?て感じですよね。
キレイな木目のフレイムメイプルをあしらってって・・・ただの飾りかよ。
なんかだまされた気分でした、これを知った時。エピフォンは端材を集めた3P、本家は2P、大差ない。
エピフォンでいいじゃん、正直。
Gibsonとロゴの入ったギブソンヘッドがあるかないか、なんだ、結局ブランドじゃん。
2006年より前がいいとか訳わからん。全部同じやんけ。と思いました。

しかし、2003年のレスポールは確かにいい音がしました。それは事実です。
エピフォンのボディにすっかりギブソンが入った手持ちのエピフォンLPの音も、大変気に入っています。
本当に、最高にROCKな音だし、フロントのクリアーはよだれが出るほど良い音です。
つまり、エピフォンLPは、ピックアップをギブソンに変えればギブソンになると言う事です。

しかし1982年以降この工法で今まで来ていて、ばれたから、2008スタンダードはチャンバー構造?セミホローボディで、トラディショナルはウエイト・リリーフエフェクト処理とちゃんとメーカーとして発表して販売したのだとしても、この30年間、これがGibsonレスポールの音だとメーカーが太鼓判を押していたわけだから、それはそれでいいのでは?とも思います。

が、だから、オービルは消滅させられたし、エピフォン・ジャパン、エピフォン・エリートも消滅させられた、商売上とブランド価値の温存の為に、と結論づけられますね。山野楽器云々という人もいますが、関係無い。

新品で、本物の58、59、60年と同じ作りのLPが欲しければ、1984年以前、為替レートが1ドル360円だった当時と同じく、60万、70万出さないと買えないと言うわけですね。

結論は、ヒストリックコレクションではないLPは、エピフォンと変らない目くそ鼻くそ、PUが違うだけのレプリカでしかないので、安くあの音が欲しければエピフォンSTDを手に入れて、57Classicに乗せかえればよいと思います。
あくまで、5倍の価格差は、PU、ブランド、塗装、エッジドバインディング、突き板でないフレイムメイプル、及びやや丁寧な電装部材の差と言うわけですね。

グレコがますます手放せない。奴の重みは4.4kgでした。スイスチチーズは無いと思います。
ボディも見回しましたが、マホガニーボディに継ぎ目が無い事に気がつきました。
おかしい。
縦方向の2ピースにも、上下方向のパンケーキにもなっていない。でもそんなに重くは無い。どういうこと?
このボディ、EG59-65じゃないかもしれない。ネットで見るEG59-65のオーナーはエッジバインディングでないと言っている方もいる。私のはエッジバインディングになっている。
しかし、ミンコレのEG58-120と言う最上級品でさえ、ボディは2ピースマホガニーとカタログには書いてある。しかし、私のEGのボディにはつなぎ目が無い。2ピースなら中央でつなぐ筈ですが、中央に繋ぎ目が無いのです。パンケーキ構造なら外側にも断層が見て取れる筈ですが、それも無い。との粉をつめて塗装した木の導管まで見えているのに、断層だけが塗装で見えなくなるわけが無いので、このグレコのボディは、完全なる無垢1枚もの1ピースのマホガニーボディにメイプルトップをしたものですね。
これ、ミュージシャンあたりが使っていた特注品じゃないかな。ボディバックにかなりバックル跡があるので、相当ステージで実戦配備されていたものですよ。

わからん。・・・・・・・・・・・・・・
⇒私の知識不足でした。グレコ・theミントコレクションの最上級モデルは、EG60-180、EG60-150という物があり、ボディは1ピースのマホガニーで、トップは無垢のトラ杢メイプル2ピースブックマッチ仕様。180と150の違いは、ピックアップがカバードかオープンかの違い。オープンの方が150。
つまり、Gibsonのヒストリックコレクションと変らないボディスペックのグレコが存在していた。しかも定価18万で。30年~20年前に。
もう一度、私のグレコEGを検証する記事をUPしようと思います。

とりあえず、Gibsonのレスポールは買いました。

なんと、70年前半、70年~72年のシリアルのレスポール・カスタムのブラック、ブラックビューティをGETです。本物のビンテージギターがくるー。
いろいろな難ありで、フルオリジナルではないので、安かったのですよ。なんと20万以下。
同じ20万出すのに、スイスチーズには出せねーって感じです。ははは。

でも、T-TOPのステカードナンバードPAFではあります。
しびれるー。ジューダスのグレンと同じ、KKと同じ、ランディーと同じT-TOPがくるー。
まー5kgは重いしパンケーキなんでしょうが、そこはヒスコレで、Gibsonがわざわざ74年もののレプリカ、ランディローズモデルと、78年もののレプリカ、ジョン・サイクスモデルを作るぐらいですから価値ある1本です。68年ものと69年もののカスタムは100万オーバー、90万オーバー、70万オーバーがざらなので、これは本当にラッキーでした。

追記

現行のGibsonレスポールについて。
このサイトに詳しくボディ構造が紹介されています。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/ishibashi/lespaul2012.html



2012年NEWモデルはモダン・ウエイトリリーフだそうです。


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