R58用のワンオフリップスポイラーの塗装と取り付け作業が完了しました。
取り付け後のガタがでないか、そして
路面のガタガタでリップをスラないか、
という確認をかねて、ちょこっと走ってみましたが
大丈夫っぽいです。
デザイン面など、いろいろ手直ししたい部分は
あったりするのですが、とりあえず当面はこのまま様子見です。
(どっかにブツけて割れてから考えるという言い方もあります)
で、せっかくなのでリップスポイラーについて
ボクが気になっていたことがあったので
今後のためにちょっと調べてみました。
それは、実際の走行にかかる効果と車検の2点です。
まず効果について。
ダウンフォースとか、Cd値といった空力的なものが
スグに思いつくと思うのですが、ちゃんとしたメーカー製の
リップであっても、通常、通勤などに使うような走行状況では
実際に体感できるほどの効果がでないそうですね。
ボクのワンオフリップは、そもそも空力を考えずに
適当に決めたデザインなので、もともとダウンフォースなどの
効果が期待してませんでしたが、
逆にいうと空力的なデザインに問題があっても
デメリットがでにくいともいえますよね。
なので安心です(と思う)。
それよりも意外だったのがリップスポイラーが
冷却性能的な効果が期待できるという点です。
詳しいことは割愛しますが、要するにラジエター付近の
空気の巻き込みや乱流をおさえることで、
より冷えるというものです。
まぁ、これも今回のリップはそこまで考えてないので
現状では効果は期待できませんが・・・
ただ、以前のブログにも書きましたがR58を含むR56系のMINIは
水温上昇が弱点らしいので、もしリップを改良する機会があれば
この辺は見直したいかな、といところです。
もっとも趣味のクルマいじりの範囲でそこまで
やらなくても・・・
というレベルではありますが、それが楽しいんだからしょうがない。
(で、済ませときます)
次に車検について。
これもあまり深く考えてなかったのですが、
この手の話で、「最低地上高が9cm」っていうの、
聞いたことありますよね。
それとの絡みでいうと、どうもバンパーの下にくっつける
タイプのFRP製リップについては、この9cmの範囲外のようです。
つまり、ボクのMINIがリップをつけて9cm以下になっても
問題ない、ということですね。(たぶん)
ていうか、クルマのタイプによっては9cmでなく10cmらしいですけど・・・
で、実際に測ってみました。
まず、車高はブリッツの車高調キットで
純正より2cmダウン(新品取付け時)していました。
ここにリップ追加して、地面から約10cmくらいになりました。
とくにこの車高になるよう、調整したつもりは無いので
嬉しい誤算というヤツですね。
ちなみにこれって缶コーヒーくらいの高さです。
と、調べたのはこんなところです。
要するに、「特に問題ない」
ということですね。一言で書くと。
で、以下画像です。
塗装した状態。
結局、ツヤ消し黒か、青か(もしくはチリレッド、またはツヤありブラック)で
なやんだ結果、青になりました。
ただし近似色(でもないか・・・)のBMWのモンテゴブルーMです。
どうせ地面にスルのでそのときはあらためてちゃんとした色で
塗る予定。
左右分割なデザインです。
MINI Coupe純正の専用リップの中央付近の
段差を延長するイメージです。
テスト走行をかねて、近くのスキー場までいってきました。
途中、気持ちよく走れる道路がボクのお気に入り。
どのくらいお気に入りかというと、走ってると
気持ちよすぎて段差とかの確認目的というのを
完全に忘れていた、っていうくらい。
リップ下部の端っこ形状がコダワリのポイントです。
一応、タイヤへの空気抵抗を考えました。
将来的には純正でついてるタイヤの前にあるゴムの
ベロみたいなヤツを外すことになるのですが、
この代わりに、ベロ効果をリップに持たせるというコンセプトです。
コレは多分MINI乗っててベロをすった人になら
判ってもらえるハズ・・・
横から見るとこんなかんじ。
この角度だとタイヤの前の純正パーツ(ベロ)が
確認しやすいですね。
ちなみにこのベロは純正状態でも、
どうみても最低地上高9cmより低いです。
この手の部品が計測の除外対象だからなんですね。
よくある低さ確認画像。
(一回やってみたかった)
ということでようやくリップはオシマイです。
長いブログをここまで読んでくれた皆さん、
お疲れ様でした。
おしまい。
Posted at 2014/05/24 05:03:45 | |
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