
これ、「からすみ」じゃありません…って、誰でもわかるけど。
フロントフェンダー・スプラッシュ・シールドって名前の、つまりが「泥よけ」でして、フェンダーの内側後方に付けられてる部品です。
こいつのおかげで、タイヤが掻き上げた泥水をフェンダー内部に入り込まないって言う…今のクルマ(ずっと前からだけど)では当たり前のように樹脂部品になって、フェンダー内部の前後すべてを覆ってますね。
でもこいつはもちろん…鉄板プレス品。で、その縁にゴムが付けられてまして…こうなってます。
左フェンダー内側の写真ですが

となってる上部に続き、下に向かって

ゴムがピチッとフェンダーに接してます。
でもさすがにこれ、劣化が激しくて、見れば明らかに…

ゴムがひび割れて、隙間が出来ちゃってます。
そう、これじゃ…ちょっと役不足なことは明らかですよね。
なので今回はコイツを補修しようと思いました。
なんたって、気持ちの良い快晴の週末でしたからね。。。外出自粛中の(泣)
さて、この構造はと見てみると、L字型に成形されたゴムのリップを外側にして、鉄板本体に“大きなホチキス”で数か所留められてるだけ!?
このゴムが現在支給されることは…まずありえないでしょうから、コイツを生かします。
しかしよく見れば見るほどに…ボロボロ。

亀裂が入って鉄板から落ちかかってるところもあれば

リップ部分が既に崩壊して形すら無くなってるほど(汗)
何度も付け外ししたからなぁ…えらいこっちゃ。。。
で、まずは適当なゴムシートをリボン状に切り出して…

鉄板との締結部分の崩れを固定。
次に、崩壊してるリップ部分を裏から養生テープで受けておいてから
この上にゴム補修材をたっぷりと乗せて
表面をキレイに均すっ!

もちろんこれも、九州の師匠にご指導承った極意です!?
そうして放置し、完全に固まったところで養生テープを剥がし(一部は補強のため残したままとして)

これでこの面は滑らかに繋がり、表面も艶々になります。
で、これをひっくり返して…裏はまだガサガサのボロですから
こいつも同じようにゴム補修材を塗って整える。
と、たったこれだけで硬化して裂けちゃった個所や、無くなっちゃった欠損部分もそれなりに復活。
あとは元どおりに車両にくっつけると
ほれ、このとおりっ!!
リップ部分をオリジナルより若干広げたので、よりフェンダーに密着したみたいです。
めでたしめでたし。。。
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セリカ 外装 | 日記
Posted at
2020/04/27 07:39:53