我がセリカ君、ずっと通勤に使用し、その間もアイドリングは静かに、そして発進時も特にアクセルを吹かすこともなく、クラッチをそっと繋げばスゥ~と繋がってスタートし、もちろんエアコンもバッチリという…車齢48年を迎えても、信じられないほどの『快適仕様』だったわけですが…
それも今は昔のこととなりまして。。。
実は昨日の帰宅時も、路上でストップ。
何度キーを回しても…初爆こそすれども、アイドリングはできず。
その前兆として見られたのが、例のチャージランプ点灯と、電圧計の振り切りだったりする。
でもこの症状、走り始めるとす~っと消灯するわけで、再び点灯することは無かったんです、今までは。
それが昨日はなかなか消えず、そのうち点滅し始めちゃったりする?! 当然その時は電圧計の針も目いっぱい振れては正常値を示し、再び振れては収まる…というのが数回続いたんです。
さすがにこれ見た時には、覚悟ましたが…そしたら次の信号で停車中にエンジンストールですもん。。。
会社から出たばかりで、歩いて駐車場まで向かってる若者が数人、「あ~ぁ、止まっちゃってるよ、可愛そうに」って横目で見ながら通り過ぎてく横で、私はハザード焚いて、しばらくジタバタと。。。
左折レーンで止まりましたので、セルモーターだけで極力路肩に寄せて…さぁ、どうしてくれようか?! と考えつつ、ダメもとで何度もセルを回すと…
しばらくしてなぜか何事も無かったかのように、普通にエンジンが始動。
アイドリングも持続するようになっちゃったんです?!
怖いですね、これは。
なので、しばらく走ってコンビニ駐車場に停め、エンジンルームを確認します。
またデスビが漏れたオイルで濡れてるんでは…とも思ったんですが、当然『新品のチェーンテンショナー』使ったんですから、一滴たりともオイルは漏れていません!!
なので当然、デスビもからっからに渇いています。。。
結局、原因が全くわからないまま再スタートして…それ以降の道中は注意深く全神経を研ぎ澄まして、おかしな挙動や異音が無いかを確認しつつ走ります。
まぁ、相変わらず音は大きく、アイドリングも不安定で…ヤバそうなことには変わりありませんけど(滝汗)
しかし、いつ止まるかもわからない状態で、しかも帰宅ラッシュ時に流れの悪い幹線道路を低速で走行してはすぐ止まるって言う状況だと…精神衛生上まったくよろしくないわけで(爆)
ストレスがたまる一方なんです。。。
しかもちょっと気を抜くと、スタートでエンストしちゃうし(大汗)
ちょいと真剣に向き合わなきゃいけないようです、このエンジンとは。
実は不調の原因として思いつくところは、まったく無いわけではないわけで…
間違いなく
ガスが薄い!!!
なんたってキャブのジェット、そういえば変えたことなかったんです、今まで。。。
先回までのエンジンは、それでも十分に良かったんですけど…今回のエンジンは
ハイカム入れて、なおかつ軽量フライホイールですもんね。
今までの旧エンジンとは違い、面白いようにエンジンは回るんですけど…ちょっと適当に考えすぎてたかも?!
だってセッティング、何も考えてなかったんだもん…反省です。
だからスパークプラグ見たら、見事に真っ白けっけ…こりゃガスが薄い証拠ですね、きっと。
なので、これらの不調はすべてこれが原因じゃないかって思うわけです。
混合気が薄いと燃焼温度が高くなるわけで、これで調子に乗ってずっとぶん回せばプラグやピストンが熱で溶けちゃうってこと聞いたことがありますけど…それぐらい熱くなるんでしょうね?!
(でも厳密にいえば…プラグの熱価を変えただけでもプラグの色は変わりますので、それほど確信でも無いんですけど)
でも、水温計見てると…それほど針が上にへばりついてることも無いから、ちょっと安心してたんですが、今までが逆に冷えすぎてた…というか、水温計の針があまり上がってこなかったわけで、だから今の方が正常に見えちゃってるのが逆に怖い?! 異常か異常じゃないかが分かって無いんじゃないかと。。。
ですので帰宅してから興味本位で温度を測ると…
エキマニは

300℃越え
ラジエターは

100℃
うん、なんとなくボンネット開けた瞬間に判るもん…熱すぎないかいって?!
で、
ヘッドカバーも

当然触れない80℃超。
デスビとコイルは

50℃超で…電装品はやはり不安になりますよね。
そしてキャブも

やっぱりアッチッチ?!の55℃ほど。
これで思うに…
灼熱の状態で電装品がパンク状態。
しかもキャブも熱せられてりゃ、中のガソリンの気化にも影響は出るでしょうから…
これじゃアイドリングも不調になるんじゃないかって…そう思ったんです。
あっ、ボルテージレギュレータの温度測り忘れちゃったのは、失敗でしたね…でも間違いなくチンチコチンでしょう?!
ちなみに朝の涼しい時の通勤は、渋滞を避けてますのでそれほど熱くも無いのかもしれませんが、夕方に帰宅する際は…暑いですもんね、まだまだ。なのですぐに異常加熱気味になるんではないかってのが、私の見立てなんですけど…
違うかな?
ということで、もしかしたら『非常に的外れ』なこと言ってるかもしれませんけど…ガスを濃くして燃焼温度をちょっとでも下げなきゃ…これからも間違いなくいろいろなところで、思わぬ不調が続いてきそうです?!
ちなみに、真冬に量った時の数値を見れば
エキマニは230℃
ラジエターは70℃弱
ヘッドカバーは55℃…旧エンジンですが、それはそれは快適通勤仕様でしたね。
よぉ~し、少しずつ調子を整えていかなきゃ!!
頑張ろっと。