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でかバンのブログ一覧

2012年11月15日 イイね!

で、後期型セリカLBって…どれだけ重くなったの?

で、後期型セリカLBって…どれだけ重くなったの?昨日は、主にフロント周りが拡張された理由を書いてみました。

で、よくよく考えてみると…「そんなにもデカくなったんじゃ、きっとクルマも重たくなったんだよね!?」って思いますよね。

そしたら、この本にはやはりその点に触れてました。


「車両重量のなかでも本体(=ボデー重量)が占める割合が大きいだけに、重量軽減を図るには苦労した」ようで、「従来の部品をそのまま使用する部分についても、過去の耐久試験等で“余裕あり”と判断された部分については“板厚”を減らした。」とありました!!

生産技術部門の協力を得、量産品よりも薄い材料で作った部品を試験的に作成し、試作車に組み込んでテストしていたようです。




って…えっ、大丈夫!?(滝汗)


当時、耐久試験をしたとはいえ、我が愛車はすでに車齢35年超であり、走行距離も27万キロ(たぶん)は超えてます(笑)から…これはきっと“想定外”のはず!!

だからきっと、この“薄板”を使った部位は“やっぱり”金属疲労しているんじゃないでしょうか(泣)

でなくとも、厚い板をふんだんに(?)使った前期型は、まだまだ頑丈なんでしょうね。


いいなぁ…。


こんなクルマを毎日“通勤車両”として使ってちゃいけないんじゃないかって…マジ考えちゃいます(汗)



で、話はこの文献に戻りますと…本文にはこう書かれてました。
「この軽量化の結果、量産部品でも約7キロの軽量化に成功し、全体としてもボデーが大きくなったにもかかわらず、重量は減少しています。」だって。

全然具体的な表現じゃないぞ(怒)
なんか感覚的過ぎて…説得力ありませ~ん。


だから諸元表を調べてみた。

前期LBGT(RA25-MQ) 車両重量 1040kg
後期LBGT(A-RA28-MQGU) 車両重量 1085kg

その差…45kg。


確かに大きくなった割には差が少ないような…!?
皆さんはどう思われますか(笑)




で、変なことに気がついた。
後期LBにはGTとGTVの2つのグレードがあり、GTVの方が走りに徹した仕様…のはずですが
GTVの車両重量はなんと…1090kg!


ありゃりゃ…GTより重いじゃん???


Posted at 2012/11/15 22:45:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | セリカ トリビア | 日記
2012年11月14日 イイね!

その2 セリカLB、マイナー後のボデー変更について

その2 セリカLB、マイナー後のボデー変更について昨日は、「なぜマイナーチェンジだったのか?」を書きましたので、本日より「んじゃ、どこが変わったの?」について、延々と(?)書くことにします…たぶん(笑)

パッと見、セリカをあまり知らない人なら“区別がつかない!?”かもしれませんが、実際はいろんなところで拡幅・延長がなされています。

その主な理由として、エンジンルームの拡大が上げられます。

具体的には、エンジンルームの幅を約35ミリ、長さを約90ミリ延ばしてヘッドランプの取り付けピッチを拡大してラジエター前部の開口面積を拡大。
これは搭載するエンジンが異常なまでに多種多様になったことにより、そのどれもにひとつの車台で対応できるようにしなければならかなったことが最大の理由であり、普通に言われているような「ただ単純に排ガス対策の為に、多くのデバイスを付けなきゃいけないから…」というだけの理由ではないようなんですね。

詳しく見てみると、この車台はセリカのみならずカリーナも共用しているのはご存知のとおりなんですが、この2車種に積まれるエンジンは、下はカリーナバンの1400から上はセリカ輸出用の2200ccまでの7機種(!)もあるんですね。
しかもこれらは形も様々。例えば給排気の形状で見てもクロスフローとカウンターフローの両方があり、もちろん幅の広いDOHCも設定があります。また排ガス浄化の手法にも、“酸化触媒”を使ったTTC-Cや“副燃焼室”および少量の濃い目の混合気を送り込む“第3のINバルブ”を備えたTTC-V、そして希薄燃焼方式と呼ばれるTTC-Lと、当時考えられる3つの手法のすべてに対応させるようにするなど…そりゃ、これらすべてをひとつでまかなおうとすれば、大きな器(=エンジンルーム)が必要になることも、容易に想像がつきますね。
だから幅を広げた…のはもちろんなんですが、もう一つの大きな理由が『熱害対策』でもあったようです。
つまり、排気対策を行うことにより発熱量も増大したためラジエターも大型にしなければならなかったり、部品間の隙間を広げて風通しを良くしたり、遮熱板を設けるなどの工夫をして部品を熱害から守ることにも役立ったのだと。
なるほど…特に床下の触媒なんてまさに“再燃焼”させているほどですから、熱も半端じゃないですからね(汗)


こういったことで拡大されたサイズは、ホイールベースで7センチ、フロントのトレッドも5センチほどという“超”巨大なもの。それゆえ、マイナー後のカリーナは通称『ビッグカリーナ』って呼ばれているほどです。
(セリカは…ビッグセリカとは呼ばれないような気がするのは何故?)

でも普通ならこれほどまでにサイズアップしちゃうと、クルマ自体の印象も大幅に変わっちゃうんじゃないかって心配されたようで…だからこれらの変更も“さりげなく”ということに気を使ったようですよ。
さすがにフロントトレッドの5センチ拡幅は、フェンダーの張り出しをリデザインしなきゃいけなかったようですが、逆にリヤは外板パネルの変更をしなくても済む(=投資抑制)ように、8ミリだけしか広がってません。
後輪駆動なのにこれだけ?…って思うのは、ごく自然の成り行きでしたが、これで納得ですよね(笑)

ついでにホイールベースの延長は、なにも「触媒をつけるため」ではなく、「重量配分改善のため」というのが本当の理由だそうです。だからこの7センチは、純粋に前輪が前側に移動していることになります。
まるで…ダックスフントだぁ(爆)



っとまぁ、また今日も長々と取り留めの無いお話を書いてしまいました。
お付き合いいただき、ありがとうございました!

明日も続く…かな!?
Posted at 2012/11/14 21:23:29 | コメント(4) | トラックバック(0) | セリカ トリビア | 日記
2012年11月13日 イイね!

初代セリカのマイナーチェンジ考 その1(続くかないかも!?)

初代セリカのマイナーチェンジ考 その1(続くかないかも!?)最近、古本屋で面白いものを見つけました。
1976年5月発行のトヨタ自動車工業の技術紹介書「技術の友」。

この中に偶然見つけたひとつの記事がコレ。


まさかこんな記事が掲載されているとは思ってもよらず…なんか“運命”を感じました!
だって、売られている時は“ビニ本”状態でしたから(笑)


で、読んでみて「なるほどぉ!」という部分もあれば「えっマジ?」というところもあり…徐々に紹介していきたいと思います。抜粋ですが…。


で、最初に気になっていたのが、「なぜマイナーチェンジされたのか?」ということ。
外板も内装も、それまでの前期型と共通しているものがほとんど無いという事実は…後期のオーナーとなられた方なら誰もが驚かされる事実のはず。かくいう私も、前期オーナーとの交流を10年ほどしていながらも、いまだに新たな発見をするほどですからね。(昨日、一昨日のブログにあるように…です。)

ちなみに、セリカは当初は“ダルマ”と呼ばれるクーペだけでS45年末に発表され、47年夏にはフェースリフトを実施、少しずつ改良されながら48年に“リフトバック”が追加。75年になって大幅なマイナーチェンジが施され、77年まで生産されるという、今の車と比べても非常に“長寿”なモデルサイクルとなってました。
本来なら4年周期で変わる車が多い中、その倍ほどにも引き伸ばされたこのサイクルが…どうにも引っかかってたんです。まぁ、人気があったんで急いでモデルチェンジする必要もなかったといえばそうでしょうが、それは結果論ですからね。現役の期間真っ只中では、こんな評価もないでしょう。



と…やはりコレについての記述がありました。
その回答とは…もちろん皆さんがすでにお察しのとおりです(笑)が、要約すると以下のような内容です。

つまり、オイルショック直後の情勢が、社内外共にモデルチェンジを許される状態ではなく、必要最小限の変更にとどめなければならなかったこと。かといって、排ガス対策等の対策は避けて通れなかったことから、ビッグマイナーチェンジという“苦肉の策”を取らざるを得なかったようです。
というのもこの排ガス対策の為には、エンジンの変更を行うだけでは技術的にバランスの取れた車を作ることが難しく全体的に手を入れなければ成り立たないほどのモノ、かつ、5年も作り続けている商品としての競争力を確保するためにも何がしかの車両変更が必要だった…といった背景があったようです。

なるほど、だから車両全般について隅々にいたるまで改良がなされているわけなんですね、納得。

ちなみに…以下の考え方の基、ビッグマイナーチェンジは計画されたようです。
①排ガス浄化対策を実施
②①の為にボデーの変更、主にエンジンルームの大幅な拡大を実施
③外観は従来車両とあまりイメージを変えないこととし、ボデーの変更も最小限に抑えることで原価および投資削減に努める
④実質的な中身の変更(足回り、計器盤、空調関係等)はできる限り実施して、ポテンシャルの高い車としておく
⑤セリカLBを対米輸出可能な車に変更して、車種を充実する
とのことです、


おぉ、③は苦肉の策でしょうが、でも④を織り込むことで商品力を維持し、⑤で拡販を狙う…

なんとも説得力のある企画書ですね。



こういう経緯があればこそ、我が愛車が今あるわけで…当時の社会環境の中で苦労された方々には感謝してもしきれませんね。



以降、ぼちぼちと書き留めておこうかと…さてさて、いつまで続けられるやら(汗)
Posted at 2012/11/13 22:10:13 | コメント(8) | トラックバック(0) | セリカ トリビア | 日記
2012年11月12日 イイね!

マニアっくなネタ、もういっちょ(笑)

マニアっくなネタ、もういっちょ(笑)また昨日と同じ写真、使い回しちゃいました。

RA28改“RA25仕様”…いわゆる北米で最近よく見られる“JDM(日本仕様)化”の典型のようなスタイル。
スリムバンパーとバナナテール、そしてフェンダーミラーを日本から輸入して付けちゃえば「ほらオリジナルのLBだ!」っていう声(英語かな?判らないけど…)が聞こえてきそうですよね(笑)

私も大好きです、こういうの!!!

もちろんオリジナルのRA25を見たことが無い(そもそも輸出されていませんので)北米の人にとっては、この“3種の神器”で完璧な前期型を再現したと思っているかもしれません。
が…マニアはココに食いついちゃうんです(笑)
で、いろんな前期/後期の違いっていうのを、あらためて見つけて喜んじゃうんですよね。
人が悪い(うそ)

ってこtで、昨日に引き続きマニアねたで恐縮ですが…実はもうひとつ“違い”を見つけちゃったんです。

それがこれ。

後期型のお尻

前期型のお尻

(ちなみにこの前期の写真は、04年にOT誌の取材時に撮影したものです。懐かしやぁ…。)

判りますか?
「バンパーの反射鏡の有無」に気が付いた方は、「正解!」と言いたいんですが…今回はお許しください。それは有名なお話ですので(笑)

ちなみに我がビッグバンパー仕様のお尻は

「汚さの違い!」ってことじゃありませんから…(汗)




何かといえば…
“牽引(?)フックの有無”なんですよね。
後期になるとバンパー下の左右に輪っかが付いていますよね。 前期型にはココに存在しないこのフック…。きっと牽引は考えてない!?

思うにこれも「輸出が本格化する為の必須アイテム」つまり…車両固定用フックなんじゃないでしょうか。
今の車にも有りますよね。一見すると頑丈なフックなんですが、取り説には「これで牽引しないでください」っていう注意書きが書いてる???

つまりそれが船積み時に床に固定するためのフックでして、後期セリカには絶対に必要になったんでしょうね。


ただし…これも「新型車解説書」に明記されているわけでもなく、あくまで推測に過ぎないんですけどね。

いいんです、自己満足の仮説なんですから(笑)
マニアです、私…。
Posted at 2012/11/12 22:26:09 | コメント(7) | トラックバック(0) | セリカ トリビア | 日記
2012年11月11日 イイね!

“朝練”で、今頃になって気が付いた…!?

“朝練”で、今頃になって気が付いた…!?そろそろ朝の冷え込みが本格的になる時期になりましたね。
もう間もなくでしょうか…遠くに見える山々の頂が白くなり始め、道に凍結防止剤が巻かれるのは?

ってことになる前に、いつもの“朝練”も締めくくらなきゃってことで、今朝仲間内で走ってきました。

いつものメンバーも集まれる人だけってことで、RA25が2台、TA27が1台、RA28が2台だったんですが、本日はそれに加えて先日お知り合いになったRA25とRA28も1台ずつお誘いしての計7台の初代セリカが集合。 いつものダルマさんが揃ってお休みだったので、見事に『LB軍団』の結成となりました。

(もちろんいつものR32もいらっしゃいますし、“LB切り込み隊長”のS氏は足グルマの北欧車で登場。加えて“とあるお店”の店長さんがR33で参戦…と、実質10台になってます。)

ほんと、中部ではLBの方が断然多いんですよね…おもしろいでしょ(笑)


さて、途中のSAでいつものように立ち話している時に気が付いたことといえば
KP39さんのテールレンズが“新品”になってる!ことと、リヤのアルフィンドラム!!!


ともにレアなアイテムですが、これを惜しげもなく装着するところがス・テ・キです(笑)
「今使わなくってどうするの?」という発想に納得するも…共にメチャ高価ですからね、その勇気に脱帽です!


で、本日初参戦のお2人、RA25とRA28をじっくり見ます。
ともにメチャきれいで、眩しさすら感じます。徹底的に整備された固体は…しかも安定して走ってましたから、実に羨ましいです。 
私なんか…足回りの爆弾が不安で不安で、やっぱり今日もアクセル踏めませんでしたから(泣)

早くアイドラアーム探さなきゃ。



そんななか私が一番興奮したのが、もちろんRA28の方。
とはいえ、ビッグバンパーではないノーマルバンパーが付いているため、パッと見RA25仕様になっているという、こだわりの1台なんですよね、これ。

先回の東海セリカdayにエントリーされてきた時に添付されていた写真をみて、思わず私でさえ「これってRA25ですよね」って再確認メールを送っちゃったほどの出来なんです。
だって、テールランプがバナナに換えてあるんだもん…。

実は初代セリカはたくさん見てきたはずですが、このノーマルバンパーの付いた後期型LBを見た経験はほとんど無し(汗)
ですので、細部まで見入っちゃいました。

で、いまさらながら気が付いたのがこの部分。
前期セリカと後期のノーマルバンパー仕様車の“ラジエターグリルガーニッシュ”と呼ばれる、バンパーのすぐ上につくプレス部品の形状の違いについてなんです。
この両車のバンパー形状はウィンカーの有り無し程度で、湾曲具合はほぼ同じ。なので、それに沿って付けられるこの“ガーニッシュ”も形状はほぼ同じだと思ってました。(ちなみにビッグバンパー車はフラット形状ですので、これが違っていることは知ってました。)
ですので違いといえば、ただ単純に「3角形の穴」がプレスで開いているか/開いてないかの違いだけ…だと思っていましたが

…と文字で書くと大変なので、「百聞は一見にしかず」の言葉通りに見ることにしましょうか(笑)

前期型:

後期型:


ほれ…湾曲してる部分が全然違ってる!
(あらためて見ると、どうやらバンパーの膨らんだ部分も違ってるみたいですね。)

ちなみにビッグバンパーは


…てな具合で、こんなことを発見してメチャ喜んでいたのは私ぐらいだったような(汗)



あはは…こんなマニアックなブログ、誰もついてこれないでしょう!


Posted at 2012/11/11 12:05:34 | コメント(9) | トラックバック(0) | セリカ トリビア | 日記

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「@バツマル下関 さん、いってらっしゃ~い。エヴァ仕様の500系は無いでしょうけど(泣)」
何シテル?   08/31 11:27
小学生の頃に憧れたセリカ。平成元年に入手し、はや34年目に突入。それからもちろん、悪天候なんてまったく躊躇せずずっと日常的に乗り続けてます。 だって乗りたくて...
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