• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

でかバンのブログ一覧

2024年04月12日 イイね!

【過去のmixi日記より】その49…「タコさんと戯れる」の3題

【過去のmixi日記より】その49…「タコさんと戯れる」の3題2007年の年の暮れ、12月3日のブログから参りますが…

表題からお分かりのように、ちょっとした「お戯れ」をまとめてご紹介。

ひとつめ。




週末も暖かく、セリカをいじるには絶好でしたが、子供の学校のイベントあり、両親連れての家族サービスありで…ほとんど進まずです。

それでも少しは“触って”ました。

今回の作業は…「タコ足の錆取り」
このタコ足、中古で「超格安」で入手し1年半ほど使ってますが、表面に巻いてある“サーモバンテージ”が劣化し、触ると粉になって舞うようになってきてます。しかも所々破れてるんでみっともない!
alt

こういった状態は、エキマニ自体の温度分布がマダラになり、その結果かえってエキマニ自体の亀裂を誘発する…と聞いたことがありましたので、今回はこいつを剥がしてみたいと思います。

結構丁寧にしっかりと巻いてありますが、端のバンドをニッパーで次々と切断し、順にほどいていく感じで、あっという間に終了。
やはり作業の周りには“粉”が舞い散り、いかにも身体に悪そうです(汗)

で、出てきた中身は…(汗)錆なのか何なのか判りませんが、“かさぶた”のようなもので覆われ、触るとぽろぽろ取れてきます。
alt

結局全体をワイヤーブラシで擦って落としましたが、なんとなく管が薄くなっちゃったような気がします。
とりあえず今後は新しいバンテージを巻くつもりですが、結構高いんですよね。
さてどうしましょ??





いやいや、どうしましょって言ったって…このまま放置はできないわけで(笑)

12月17日にちょっとだけ触れてます。

すっかり放置されたままのセリカですが、諦めてるわけじゃありません。ちょっと考えることがありまして…。

先日“剥いた”エキマニのお話をしましたが、やはり裸の状態で装着するのは気が引けます。だってヘッドから伸びたヒーターホースが、エキマニのすぐ近くを通っていることに気がついてましたから。

でもエキマニに巻く断熱材(サーモバンテージ?)ってかなり高いんですよね。しかも巻きにくく材質もいろいろあって…素人には???です。

でも、さすがにアスベスト製は無くなったみたいですが、グラスファイバー製は聞くところによると、手に刺さってチクチクするとか。

さて、どうするかなぁ…などと、今日は仕事しながらずっと考えてました。
まだまだ復帰は先になりそうです。




その続きのブログは12月22日…その処理をしてるようです。



久しぶりの作業です。
本日のメニューは、エキマニのバンテージ巻き!

以前の作業でタコ足の“ミイラさん”を丸裸にしちゃいましたが、その結果出てきたのは…まさに“腐乱死体”!?
表面ガサガサの得体の知れない塊でした。(12月3日の日記より)

それをキレイにしようとワイヤーブラシで奮闘しましたが…表面がきれいになるわけではありませんでした(泣)
alt

(でも不思議なことに、色だけは“金色っぽく”なって来ましたけど???)

ですので、今回も再び“ミイラ”に戻ってもらうことにしました。

使うものは、コレ。
オークションで落札した「サーモテック・バンテージ“COOL IT”」。
alt

他の商品に比べて安かったんで入手したんです…が、説明書がすべて“英語”…(爆)
ちょうど雨が降ってきたんで、これから作業を中断し、翻訳作業に入ります。
…う~ん、苦手です…こういうの(滝汗)





そして翌23日のブログは、続きのお話です。



さて、いよいよ気合を入れなおしてエキマニに取り掛かります。
今回用意したのは、クールイットの2インチ幅バンテージ、15メートル分。
はたしてコレが十分なのか、あるいは足りないのか…まったく見当もつきません?!
ただ、言えるのは…「コレしかない!」っていうことだけ。ヤフオクでの入手ですから、足らなければまた落札しなおしです。

というわけで、まずは必要な長さを測るために“型紙”を作ってみました、新聞紙で。 説明書によると長さについては「余分に8インチ」とか書いてあったように思えますが、そもそも翻訳が出来なかった(泣)ので…もう適当です!!
alt

その結果…早朝までの雨による湿気過多で、巻いてる新聞紙が途中で破れちゃう事態になり、結局「計測不能」。。。 もう、こうなりゃ適当です。
破れた新聞紙から「まぁ、こんなもんでしょう」っていう長さ分だけ切り出し、しっかり締め付けながら巻いていきます。
でも、思ったより大変なんですよね、これ。事前に少し濡らしてるから、巻くことは楽なんですが、長いロールを順番に手繰り寄せていくのが、なかなか性格上辛いです。
alt

途中、1番2番のパイプは隣接してるんで2本一緒に巻くことになりますし、集合付近は当然4本まとめてグルグル巻きすることになります。
これがまた大変なんですよね。上手に巻こうとすればするほど、スキマが出来たりヨレヨレになっちゃったり…でもなんとか出来ました。
alt

あとは固定と防水の意味で、この上から再度耐熱スプレーを吹いてやるつもりですが…今日はここで終了です。

なお、ガラス繊維が刺さってチクチクするって聞いていたので、予防の意味で最初はビニール手袋の上から軍手して作業してましたが、途中から暑くなって脱いじゃいました。
…後悔してます(泣)




まぁ、この後はとりあえず作業が終わったようで、みごとに「タコさんミイラ」が出来上がったようですね。

で、思い出したんです。

このタコさん、確かRA40用ってことでしたので…実はこれ付けると、触媒がちょっと後ろに押された形となって、全体に排気管が「垂れ下がる」形になったんですよ。しかもボロだったこともあって…穴が開いちゃって捨てたんじゃなかったかなぁ。
(触媒直前の部分には、メッシュ状のジャバラ部位がありましたが、それでも長かった。。)
この当時は、18R-G用のタコ足なんて…ほぼゴミでしたもん。 人気なくて、誰も欲しがらなかったんじゃなかったかなぁ。

今じゃ信じられませんけど…。
少なくとも今はもう、ありませんっ!
Posted at 2024/04/12 06:27:45 | コメント(7) | トラックバック(0) | mixiネタ エンジン | 日記
2024年04月11日 イイね!

【過去のmixi日記より】その48…エンジン換装の3題。

【過去のmixi日記より】その48…エンジン換装の3題。やってますわ、若いからなのか?!

今回のエンジン換装シリーズ(?)のブログは、2007年11月24日から始まり、25日、28日と続きますが…この時はなかなか進んでなかったようです。

今となってはほとんど覚えてませんが、まぁ、こうして振り返ると…そのドタバタぶりがなかなか楽しいもんですね(笑)

では行ってみましょうか!!



11月24日
今日はめちゃくちゃ良い天気との予報を聞き、早朝から作業に取り掛かる…はずが、気がつきゃ11:00(汗)
バタバタと慌てて作業開始します。

クレーンを使用するため、バンパー含めフロント回りを“あっ”というまに丸裸…これくらいはもう朝飯前です。

で、エンジンを引っこ抜き、代わりのエンジンに補機類を移しかえます…と、ここで日が暮れました。(早っ。。。)
作業自体は難しいことは何も無く、いつものようにボルトや工具を探す手間だけが余計に掛かっております。ホント進歩がありません(滝汗)

でも今回、唯一いつもと違う作業をしてみました。
それがこの“クラッチレリーズベアリング”の交換です。

alt

本来なら以前のクラッチ交換とともにやっておくべき作業だったんですが、当時はそんな知識は持ち合わせておらず…というか、そもそも「クラッチレリーズベアリングって何?どれ??」というレベル。
よって、本日はじめてその存在に気がついた次第でして…(爆)

でも部品は注文してありましたので、いよいよ今回交換に踏み切ることにしました。
部品はただの大きなベアリング…なんで、交換はただ差し代える程度で簡単なハズ!!と踏んでおりました。
ところが実際クラッチハウジングから出てきた部品は、ベアリングとカラーが一体になったモノ!? どうやらしっかりと圧入されているようです。

もちろん引っ張っただけじゃ抜けません(当たり前!)。
さすがに不安になったんで、ディーラーへ持ち込むことも考えましたが、なじみのディーラーはちょっと遠いところにありますので、そこに行くだけで日が暮れちゃいそうです。
そこで、ダメもとで“自力”でやってしまうことにしちゃいました。
(たぶんディーラーでも忙しいと相手してくれないでしょう…そんなに親しいわけじゃないですし(汗))

構造上、プーラーを引っ掛けることもできないので、適当な当てモノを使ってゴムハンでひっぱたきます。
…と、かすかにズレたように見えました。こうなりゃもう“思い込み”で叩きまくります。 結果、なんとか抜くことができましたっ!

しかし問題は“圧入”です。 マイミクさんに聞けば「油圧プレスで一発よ!」とのことですが、もちろんそんなもの持ってません。
あるのはただ…卓上万力のみ!
でも結果として、これでなんとかなりました。 カラーの圧入部分をとことんキレイにしてやり、ベアリングとともにCRCを吹きまくって慎重に位置あわせをし、ゆっくりかつ思いっきり万力のハンドルを絞めこんでいきます。

alt

最初は渋かったんですが、角度を修正しつつ数回クランプしなおした結果、バッチリ完了ですっ!
っ! いやぁ、良かった良かった。
ベアリングも逝っちゃうことなく、滑らかに回るのに改めて感動です。
(ちなみに古いベアリングは、ゴロゴロと引っかかりのある回り方で…気持ちよくありません。。。)

とりあえず今日はここまでとし、そのまま一晩放置することになっちゃいましたけど…まぁ、満足です。

明日も良い天気のうえ、非常に暖かいそうで、絶好の作業日和と聞きますので、朝からやっつけちゃおうと思いましたが…そういえばマラソン大会に出るんだった(汗)
ってことで、半日以上つぶれちゃいますので完成は…いつかなぁ?


って、どうも終わらなかったようです、しばらくは。。。

で、翌25日のブログには


結局ほとんどはかどらず…です。
早朝からマラソン大会に出場し、なんだかんだでお昼に終了。それから飯を食い、ちょっと家族の買い物に付き合えば…それだけで夕方です(泣)

でもあとは車載のみという状態にしたあったので、さっそくクレーンでエンジンを吊り上げ、エンジンルームにアクセスしようとしたんですが…できない(滝汗)

よく考えれば家のカーポート、ちょっと床面が斜面になっているんです。
エンジンルーム側が斜面の下側になっており…エンジン搭載の場合は、重力に逆らって押し上げる必要があるんです。

これが通常なら体力任せに頑張っちゃうんですが、今日ばかりは“腰痛ぎみ”でして…(泣)マラソン、頑張るんじゃなかったぁ。。。

ってことで、早めにギブアップしちゃいました。
続きは来週…かな?



う~ん、マラソン?? まだ若かったから、どっかの10キロランくらいしてきてたのかなぁ???
記憶にないです。。。


そうして、そのまま28日のブログには…娘の毒舌にやられてます。
作業記録とは関係ないんですが、せっかくなので転載しちゃおう(笑)


先週からずっとセリカは動かしておりません…っていうか、動きません。
それを知ってか知らずか、最近の娘たちの間にこういう会話があったとのこと、嫁から聞きました。

学校から帰ってきて、カーポートにセリカが置いてあるのを見つけた2人。
上の娘は「なぁんだ、今日はバスで会社行ってるんだ!」
…まぁ、コレが普通でしょう。

しかし、下の娘は違ったそうです。

「あれぇ、会社サボってお家にいるんじゃない?」

親がどういう風にいつも見られているのか…この言葉で判った気がします(爆)




ってことで、いつも言うようですが…今も何ら変わってないことに驚きです。

とくにこの娘たちの発言は…

今はもっとストレートに、グサグサ刺さる言葉投げつけてきますから。

お父さんは強くなりました(爆)


以上。

Posted at 2024/04/11 05:25:15 | コメント(9) | トラックバック(0) | mixiネタ エンジン | 日記
2024年04月05日 イイね!

【過去のmixi日記を見てみると】その46…「イジればイジるほど、身体を壊すクルマ・・・かな?」

【過去のmixi日記を見てみると】その46…「イジればイジるほど、身体を壊すクルマ・・・かな?」なんちゅ~表題なんだって思いきや、あっ、確かにあるあるだわって思ったわけで。。。


2007年11月15日の日記です。



昨日の通勤途中で、突如調子を悪くした我が“でかバン号”。
まったく吹けあがらず、バラバラと苦しそうに回転していたかと思えば、突然何事もなかったかのように元気になっちゃう・・・の繰り返しでした。

で、今日は“お休み”を取ってました(偶然ですよ、これは)ので、朝からちょっと点検です。

まずは火花より。 スパークプラグをはずして電極の様子を確認します・・・が、どれも綺麗な焼け具合です。 続いてそれぞれ短絡させての火花チェック。4気筒ともOKでした。
・・・と、ここでデスビが濡れていることに気がつきました。

原因は以前より放っておいた“冷却水漏れ”。
あきらかにフロントのバイパスパイプの繋ぎ目から滴っているのが気になってましたが、量も少なかったんで 今まで見ないフリしてたんです。ところがその滴が見事にデスビを直撃!たぶんこの水で電気がリークしてたんじゃないか・・・と思ったわけです。

漏れているのはパイプとゴムホースのつなぎ目。このゴムホースはかなり以前より“製廃”ですので、別のホースを繋いでいたんですが、やっぱり若干太かったようです。
今回もまた手持ちのゴムホースを繋ぎましたが、先回より細い為たぶんバッチリです・・・が、直角に曲げなきゃいけない部分ではやっぱりホースがつぶれちゃいます。
alt
そこで・・・大胆にもパイプを大きく切断して短くし、ホースが曲がる角度を緩めに確保することで対応してみました。 
alt

と、ここで大失敗(汗)
なかなかはまってくれないゴムホースを力ずくで押したり引っ張ったりしてた拍子に・・・腰に激痛が走りました。。。

どうもまたやっちゃったようです、腰痛…。
そのまま一切前かがみになれなくなっちゃいましたし、それどころか、まっすぐ立てない・・・(泣)


クルマをイジる度に身体壊れていってます。
そういえばちょうど一年前だよなぁ・・・エンジン換装して腰を痛め、神戸ツーリング行けなかったのは(汗)

・・・歴史は繰り返すようですね。当面、自由に動けないかもしれません。





あ~あ、やっちゃったよぉ。。。
って声が聞こえてきそうなほどに、何とも哀れな瞬間ですね。

でもこういう体験を何度もしてるおかげで、今では「痛ぁ~」ってなる直前の、まさに『寸止め』ができるようになりました!?
おかげで完全に「アウト~ぉ!」ってならずに済んでます、ここ数年。

とはいえ、忘れたころにやっちゃうんですよね、この『魔女の一刺し』ってやつは。

皆さんもお気を付けくださいませ。。。




しかしLLCリークによる不調って…前のブログにもあったような?
学んでないなぁ、昔も…今も(滝汗)
Posted at 2024/04/05 04:59:06 | コメント(5) | トラックバック(0) | mixiネタ エンジン | 日記
2024年04月02日 イイね!

【過去のmixi日記を見てみるかな】その44…「晴天のなか・・・作業!」

【過去のmixi日記を見てみるかな】その44…「晴天のなか・・・作業!」人間、全く成長せず!
このシリーズを初めて以来、ずっと心に引っかかってる言葉なんです(汗)

今回の日記も、まさしくつい最近同じことやってたようなこと書きましたが…間違いなく17年も前の2007年10月28日の日記なんです。



いや…もしかしてこの日記は、17年後の未来を予測してたのかもしれませんっ!?




昨日とは打って変わって最高の行楽日和。
それでも今日は作業に徹しております。

最初は「整理整頓」から。これは“それなりに”やっつけます。やっぱり訳の分からんボルト類がウジャウジャ出てきました(滝汗)
で、出てきましたよ、手持ちのシムが!!!

そして次にタペットクリアランスの調整。 このエンジンは以前載せていたもので、初めて組んだ“1号機”。調子は良かったのですが、タペット音がちょっと気になってましたので、今回バラシたついでにクリアランスを見てみます。
測定の結果、IN側が1番から順に0.24 0.25 0.26 0.25。基準が0.26~0.32ですから下限値を切ってますが、まぁ揃ってるので良しとします。
EX側では0.34 0.36 0.42 0.36でしたので、3番がちょっとデカイですね。ここのシムを外して計測してみると、厚さは2.65ミリ。ちょうど手持ちに2.70ミリがあったのでそれと交換し、再度組上げて測定すると・・・バッチリ0.37!! ほぼこれでEX側も揃った事になります。ちなみに基準は0.31~0.37。なんとかクリアです。
しかしこのためにカムを何度外した事か・・・インナーシム構造ってイヤですね。。。

で、まだ時間がありましたので、カムカバーをキレイにすることにします。このカバーは例の15年ほど放置した“部品取りエンジン”のものでして、やはり塗装はバリバリで、表面は粉吹いてます(泣)
alt

さらっと真鍮ブラシで擦るだけで、アルミの地肌が出てきますが、なんとも醜い状態です。鋳巣やら湯流れの跡で表面は荒れ放題。。。
ちょっとやそっと磨いただけじゃ、表面はキレイになりそうにもありません。
“縮み塗装”をしようにもスプレー缶がありませんので、思いきって“磨き倒す”ことにしてみました。
ところが先ほどの“肌荒れ”が酷く、どうにも“滑らか肌”にはなりません。工具はといえば・・・ワイヤーブラシとペーパー、そして腕力だけ。
(以前“ポート研磨”した時のフラップホイールは・・・どっか逝っちゃって見つかりませんたらーっ(汗))

結局荒く均しただけで今日は終了。 これじゃいつまで経ってもキレイにならない気がします・・・。
alt

さて、このまま根気が続くでしょうか???





結論…根気なんて、続くわけないでしょうっ(きっぱり!)

だって、いまだにこのヘッドカバーは汚いまま放置ですもん。
当時から変わったといえば、電動工具がある! エアコンプレッサーもある!!

…んですが、気力が無いっ(爆)



でも、暑い夏になったら、炎天下で縮みスプレー吹いてやろうかな。そうすりゃヒートガンであっためなくてもチリメン塗装が完成しそうですからね?!
以上
Posted at 2024/04/02 05:29:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | mixiネタ エンジン | 日記
2024年03月28日 イイね!

【過去のmixi日記より】その43…シリンダーブロック2題

【過去のmixi日記より】その43…シリンダーブロック2題エンジンネタ、続けますね。
もうこの頃って、勢いが止まらないんですから。
なんたって私が最初にエンジンバラシて組んだのが…19年も前の愛知万博の開催されてた2005年のこと。その後間もない(?)頃のブログですので…そりゃまだまだ楽しい真っ盛りの若者(!)だったと思ってくださいませ?!
ちなみにその頃の状況は、当時よくお付き合いさせていただいていた「ベストカー誌」にもいろいろと紹介されてました。今読み返しても恥ずかしい内容なんですけど(汗)
(もちろん「濱のシェフ」や「皇帝」ほど大々的に取り上げられてはいませんけど…。)

では2題続けていきますっ!


まずは2007年10月22日の「放置ブロックをばらすぞぉ!」から。


仕事も山を越え、今日は半日で切り上げて早帰り!!
気候も良いので、先回の続き「部品取りエンジン」の整理を行います。
ヘッドは先日分解を終え、予想以上に程度が良かった事もあり廃棄から一転、保管することで難を免れましたが、残るはブロック。見るからに“スゴイ”ことになってます(滝汗)ので、あんまり期待は出来ません。

さっそくピストンを抜きにかかりますが、見てのとおり“錆だらけ”で、3番4番のボアは真っ赤。完全にピストンと一体化しちゃってますげっそり もちろんクランクが回るわけありません!
alt

「こりゃ正攻法じゃ無理だわ」と思った私は、ブロックをひっくり返し、コンロッドボルトおよびクランクキャップボルトを全部外して、そのままの状態でクランクを取り外すことにしました。といっても15年も放置してあるエンジンです。簡単にはいきません・・・。
でもゴムハンマーなんかを駆使し、なんとかクランクを抜き出すことに成功。1番2番のピストンは錆もなく、簡単に抜くことが出来ました。
でも、3番4番はもちろんビクともしません。
(ちなみにクランクにはジャーナル部分も含め“錆無し”。オドロキです。。。)

そこでまずはCRCを大量に吹きかけます。そして頃合いを見計らってピストンの頂部をゴムハンマーでヒット! さすがにビクともしませんが、何度も繰り返すうちに下に動かす事ができました。よく見りゃ、錆はボアの上半分だけみたいです。
ですのでピストンをこのまま叩き続けて、ボアの下から抜いてしまおうと考えましたが・・・出来ないんですね、構造上(笑)
やっぱりピストンは上に引き抜くことしか出来ないんです。。。

それじゃ、しかたありません。上から抜くためにはボアをキレイに均すしかありません。
そこでワイヤーブラシを使って錆を大きく取り除いたあと、続いて荒目(150番)のペーパーを使ってボア面の凸凹を“大胆に”さらっていきます。通常なら絶対にしちゃいけない行為なんですが、ここまで錆びてちゃ諦めもついてます! 
alt

やるなら大胆に!ってことで、とことん削り倒してやりました。 で、ある程度キレイになったと思った頃に、再びCRCを吹きまくり、コンロッドを下から思いっきり叩きます。
でもやっぱり引っかかって、ボア途中から上に出てこないんです。やっぱり錆でボア面に凹凸ができちゃっているため、それが邪魔してます。

そこで、身近にあった「板っ切れ」にペーパーを巻いて、チカラいっぱいボアに押し付けながらこねくり回す事およそ10分、凸凹もかなり目立たなくなったところで、あらためてコンロッドを下から叩きます。

これを何度も繰り返し、やっと抜き終わることができました! さすがにその頃にはすっかり日も暮れてしまいましたので、今日の作業はコレまで。

予想以上にピストンに損傷は無く、驚いた事にピストンリングは折れていませんでした。(もちろんピストンのリング溝にハマって固着しちゃってるのもありますが・・・。)

でもこれ、15年も放置していたエンジンにしては、優秀ではないでしょうか!?
ってことで、このブロックは将来のボアアップ用に、クランクと共に保管する事にいたしました。

さて、いよいよ保管場所に困ってきました! 嫁さんの目が険しくなってきましたし…。



続いて2007年10月23日分の「引き続き、18R-Gのブロックネタです・・・」。


実は以前から気になっていた事がありました。
18R系(含む18R-G)のブロック左側のこの“膨らみ”は何なのか?って。 
alt

見るからに“何か”に使えそうに見えますが、何も加工されておらず結局“ムダ”に見えますよね。
それが最近やっと分かりました。
ヤフオクで落札したブロックに、その回答があったんです。

これ、クランクケース内に溜まったブローバイガスを抜くようになっているみたいなんですね。
ここに穴が開けてあり、それにベンチレーションケースが付いていたんですよ、この落札ブロックには!?
alt

でも18R-Gのブロック右側には“正規の”ベンチレーションが付いてるし・・・これは見るからに“大気開放”!? 
ってことはまだ排出ガスが問題となる以前の、規制の無かったゆる~い時代のエンジンにのみ付くモノなんでしょうね、きっと。

・・・っとここで、もうひとつ謎が出てきたんです。
手持ちの18R-Gの修理書(73年4月版)のエンジン構成図のブロックを見てみると・・・ここにはしっかりと穴があるじゃありませんか!?
alt

やっぱり謎が深まるばかりです・・・。
この真相、誰か知りませんか???



あはは、思う存分戯れてますね。
こういうことばかりやってるから、あとあと自分を窮地に追いやっちゃうんだってこと、当然この頃は知る由もありませんっ(爆)

で、放置ブロックは…今でもはっきりと覚えてます。
もうゴリゴリと気持ちよいほどにペーパー掛けしましたもん…で、このブロック、いつかは2.2リットル仕様にボアアップするぞって決めたまま、また放置してます。
雨は当たってないはずだけど、きっとこの17年で“元通り”の姿になっていると思われ…どうしましょ???


そして謎のブロック。
これ…実は18R-GUでは
alt

付いてないんです。
そう、時代と共にブロックの形状もどんどん変化してたんですね。(シリンダーヘッドはその違いははっきりわかりますけど)

で、結論。
この待機開放型ブロックは、10Rないしは8R-Gと呼ばれた、のちの18R-Gの前身のエンジンなんです。
というのも、この頃のヘッドカバーには、18R-Gでおなじみのベンチレーションパイプの刺さる穴が無いんですよ。
alt

だからその分、ブロックから抜かなきゃいけない…面白いですよね。

と言う事を、ちょっとだけ披露して、今回はおしまい!


ベストカー誌の記事は…またそのうち紹介しましょうかね?!
alt

Posted at 2024/03/28 06:19:24 | コメント(5) | トラックバック(0) | mixiネタ エンジン | 日記

プロフィール

「すぐ後ろにZZTセリカ。」
何シテル?   09/05 07:34
小学生の頃に憧れたセリカ。平成元年に入手し、はや34年目に突入。それからもちろん、悪天候なんてまったく躊躇せずずっと日常的に乗り続けてます。 だって乗りたくて...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

  1 2 3 4 5 6
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

通勤途中 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/09/05 05:48:49
昨日は・・・🌤️ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/07 11:21:38
YAC SY-HR18 ハリアー専用サングラスケース 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/06 05:28:41

愛車一覧

トヨタ セリカ トヨタ セリカ
気が付きゃ所有して33年、早いものです。 アメリカ輸出仕様にモデファイし、リヤに当時モノ ...
ホンダ ロードフォックス キツネ君 (ホンダ ロードフォックス)
これまた“不動”で入手。ブレーキ関連やスターターなどなど、部品を集めて修理し無事復活しま ...
トヨタ セリカ トヨタ セリカ
初代セリカLBだけでは不便だったため、無理して中古を購入。でもまだまだ“あの映画”の影響 ...
トヨタ ハリアーハイブリッド はりゃ~君 (トヨタ ハリアーハイブリッド)
「家族全員で乗れるクルマ」ということで新車を買うのは、多分これが最後になりますので・・・ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation