
さて、今回出してきた簡易カタログ2冊。
ともに「50年11月現在」と記載があるんですが…実は不思議な点に気が付いたんです。
というのも、記載されてるカタログ品番が違ってるんです。
3代目60系で同じようなことがありましたが、あれは品番の下2桁に類別-01と-02って変えられていただけであり、品番自体は同じでした。
でもこれは…完全に違ってます。
その品番の下4桁は「5010」と「5012」なんですから!?
へっ???
通常なら50年11月発行のものなら「5011」となるはずなんですけど、あえてその前後の“10”“12”を使っているのはというのは…こりゃ絶対に何かあるぞっ!!!!
と期待しつつ、各ページをじっくりと見比べると
排ガス対策の紹介ページに面白いものを発見しました。
それがこれ。
「5010」版がこれに対し

「5012」版はこれ。
どこが違うのか???
イラストが…
前者では

訂正シールが貼られてまして
後者では

きれいに削除されてました(笑)
ちなみにここで削除されちゃった文字というのは…後ろから光を当てて透かせてみれば

「EGRバルブ(排ガス再循環装置)」って部品名が見られます。
それが「空気切換弁」に訂正され、しまいにゃその文字すら無くなりました?!
すべてのカタログに訂正シールを貼ったんでしょうから…大変な手間とコストを掛けたんだと思いますよ、当時。。。
でもこれだけじゃありませんでした、違いは。。。
それがこれ。
改訂前が

こうなってたのを、改定後は
事実を伝えなきゃいけないのはわかりますが…コスト掛けてでもわざわざ変えなきゃいけない情報なの、これって???
大変ですねぇ、排ガスへの取り組みってのは…ってことがしのばれる記載変更に思われますね、これは。
以上、この2か所の違いだけでした、今回は。
はぁ~っ。
なので最後に、いまさらながら初めて知ったことを一つだけ。
へぇ、クラッシャブルゾーンを採用してるとは。。。
73年に登場したT100系の通称「安全コロナ」で学んだことをさっそくこの75年式セリカで応用したようですね、たぶん!?
以上、もう一回“簡易カタログ版”は続きます。。。
Posted at 2017/10/21 14:37:06 | |
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