
先日より見比べている「カローラ店総合パンフ」ですが、これも出てきました。
表紙が全く違うので見過ごしてましたが…
裏を見ると

昭和52年3月。
先日紹介したものよりも、さらに半年近く前になりますね。
だから…中身が全く違ってることを期待しつつ、ページを開くと
あはは、変わらないやっ(汗)
やはり看板車種のカローラセダンが、そのままのレイアウト、そのままの写真使って掲載されてました(笑)
でもじっと見る。
と…
なるほど、しっかりと数字が差し替えられてますね。
おぉ、1年で80万台ほども売れたんですねぇ!!!
昭和50年当時、乗用車が260万台売れてたようで、そのおよそ3割がカローラってことになります。 マジっすかぁ(汗)
ちなみに2016年の同じ市場は280万台(増えてないです…)。カローラってアクシオとフィールダーで約2万台ほどだとか?!
時代の変化を感じますねぇ(滝汗)
話を戻して
もっともっとよく見てみたら、こんな違いが見つかりました。
今回のがこれ。
これが半年後には

1600ccには“ノーマル”と“TTC-L”の2種類がわざわざ明記されてるほど…この時代は混とんとしてたんですよね。
だから一覧表もややこしい。

下が3月、上が8月ですが…あぁ、字が小さいやっ(汗)
ちなみにこの52年前半のエンジンラインアップは、1600cc“ノーマル”と言いつつ“TTC-C”の2T-U型がMT/AT両方に設定あり。 1600cc“TTC-L”は副燃焼室を追加し希薄燃焼(リーンバーン?)で排ガス浄化を狙った12T型エンジンがMTのみ。
1400ccは“TTC-C”のT-U型がMTのみ(!)の設定。
1200ccは“TTC-C”で3K-U型がMT/ATともに設定されてます。
あぁ、ややこしい。。。
分からないのが、1600ccのMT車の場合「エンジンが2種類ありまっせ!」ってこと。。。
馬力も前者が90馬力、後者が85馬力、トルクも13.0kg・mと12.5kg・mとなってますから…それほど変わりません。
う~ん…グレードによって微妙な使い分けをしてたようですが、こりゃ大人の事情なんでしょうね!?
で、参考までに…
半年後の8月版では、この“12T”はドロップし、代わりに“12T-U”が搭載され、馬力は8馬力ほど、トルクも0.8kg・mアップしてました。。。
忙しいですね、切り替えが(滝汗)
さて、そんなことよりも今回の最大の違いは…
もちろんこれ。
セリカのページが刷新されてたんですよね、当たり前ですけど。。。
52年3月時点ではまだ初代セリカですもんね!!!!
で、そのページは…
おぉ、本カタログの抜粋だぁ(笑)
まぁ、仕方ないところでしょう。。。
以上、この70年代パンフシリーズはこれまでとしましょうか。
次は80年代…くどそうですから、怒られちゃうかも!?
どうしましょうか(笑)
Posted at 2017/12/15 12:09:38 | |
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