2020年08月05日
昨日、親しくお付き合いさせていただいている方のお通夜に参列させていただきました。
同好会メンバーとして、年に数回はいつもご一緒させていただき、時には夜中まで楽しく歓談させていただいてた方なんですが…このコロナの影響で予定していた同好会イベントが4つも立て続けに中止となり、半年ほどご無沙汰してたんです。
と、一昨日に電話着信があり…それに気が付いて折り返し携帯に電話差し上げたところ、知らない方が通話口に出て「実は…オヤジ、ガンで亡くなりました。」とのこと。
「いやいや、冗談でしょ?」と思ったものの、聞けば半年前に体調を崩されて手術され、術後の経過も順調だったそうですが…電話の前日に急変しそのままお亡くなりになられたとのこと。。。
本人も「まだまだ、すぐに良くなるから!」って、亡くなる前日に言ってらっしゃったとのことだけに…ご遺族としてもあまりに急なお別れだったそうです。
会場は名古屋市郊外でしたので、このコロナ禍中ということもあり、同好会メンバーの参列は代表の私のみとし、特に親しかった方からはご香典を預からせていただくという形でメンバーに意向を伝え、昨日お別れして参りました。。。
しかしホント…無情ですね、コロナって。
会場入り口には、愛車ヨタハチの前でにこやかに笑う、在りし日のお姿が写った写真が多数展示されてましたが…ご親族の参列が多いこの会場では、この写真に特別な反応をされる方があまりいらっしゃらなかったようです。。。
同好会以外のイベントにも積極的に参加され、たくさんの旧車仲間がいらっしゃいましたので、本来ならきっと、この会場には大勢の旧車を通じた仲間たちが次々に訪れては、この写真を見ては元気なころのお姿を思い出し、そしてその思い出を胸に最後のお別れをするはずだったんですよね。
でもそれがコロナのせいで、実にこじんまりとしたお通夜になってました。
以前にもお話しましたが、昔からお世話になっていた修理工場のオヤジさんが亡くなった時も同様でしたね。あの時は自粛が叫ばれ始めた頃でしたので、ご遺族の判断で大きな葬儀は一切しなかった(もちろん亡くなった原因はコロナではありませんが。)と伺いましたが、仕方ないとはいえ、やはり寂しい気もしましたね。。。
このコロナを契機に、今後の生活スタイルが大きく様変わりするんじゃないかって言われています。
現に会社生活は「テレワーク」ってのが一気に広まったことで、もう今さら満員電車に揺られて無駄な通勤時間を費やさなくとも、快適な環境のもと仕事ができるってことに、多くの方が気づきましたよね。
「オンライン〇〇会」なんてのも増えましたし、自宅に居ながらにして物が買える通販も一気に需要が増えてるとか…。(もちろん裏では運搬・配達に携わる方々に負担が増えてる問題もありますが)
もしかしたら、葬儀の形態も…今後はあっさりと終えるスタイルが増えるかもしれませんし、もしかしてオンライン上でのお別れというのもできてくるかもしれません。
帰ってきてから、ふとそんなことが頭をよぎりました。
この先、どういう世の中に変わっていくのか想像もできませんが…コロナって、今までのような単なる感染症じゃないように思います。
コロナ撲滅…ではなく、「コロナとうまく共存していく世の中」になるんでしょうね、きっと。。。
以上、ひとり言でした。
Posted at 2020/08/05 12:31:04 | |
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